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JBO003888

Vintage Navajo Stamped & Filed Half-Round Wire Cuff c.1950~

Vintage Navajo Stamped & Filed Half-Round Wire Cuff c.1950~
77,000 円(税込)
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Vintage Navajo Stamped & Filed Half-Round Wire Cuff  c.1950~
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【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたずっしりとした重みのあるハーフラウンドワイヤーをバンド(地金)に構成し、独自性のある美しいスタンプワークで仕上げられたピース。アンティーク作品ながら洗練されたデザインと高い完成度を誇るアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代末~1960年代頃に作られた作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)からローラーで伸ばして成形することで、とても硬く心地よい重量感が与えられたハーフラウンドワイヤーのバンドをベースとした作品。そのフロントからサイドにかけてどこか構築的で独創性のあるスタンプワークがが力強く刻まれています。また、それらのスタンプワークによる文様と呼応して、『ファイルワーク』と呼ばれるヤスリによる立体的な刻みが施されており、作品に動きとコントラストを与えているようです。これらのシルバーワークはどれもプリミティブで伝統的なな技術となっていますが、その仕上がりはどこかモダンで現代的な表情を持っています。
また、これら『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。また、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツールを制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスは、優れたスタンプメーカーと同義です。また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。残念ながら、現在では多くのシルバースミスが市販されているスタンプツールを使用しており、ハンドメイドのスタンプツールを使用している作家やスタンプツール自体を制作する作家は限られた存在となっています。
本作では、僅か3種のスタンプ(鏨)が使用されているだけですが、それら3つだけで作者の非常に高い技術とクリエイティビティが感じられ、そのスタンプワークの構成にも独自性と突出したセンスが感じられる作品となっています。

内側には925シルバー製であることを表す『STERLING』の刻印と共に『HAND MADE』の刻印が施されています。この『HAND MADE』のスタンプによって1930年代後半~1950年代に、ツーソン、ギャラップ(アリゾナ州)~サンタフェ、アルバカーキ(ニューメキシコ州)のアメリカ中西部に誕生した多くのインディアンジュエリーショップの中でもいくつかのショップ/工房が推測されます。
最初に『HAND MADE AT THE INDIANS』 『HAND MADE BY INDIANS』を使用したのは1920年にコロラド州で創業した【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッド トレーディングポストです。1930年代には当時、【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイと【Allan Kee】アレン・キーが所属していたフラッグスタッフの【Babbitt's Indian Shop】バビッツ・インディアンショップや、ビンテージインディアンジュエリーの歴史を紐解く上でとても重要であり【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナが所属していたことでも知られる【Seligman's】セリグマンズ、1930年代後半にギャラップで創業した【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツ、そしてアリゾナ州にオープンし、Babbitt's Indian Shopから移籍したKenneth Begay、Allan Keeという名工達によってその名を馳せた【White Hogan】ホワイト ホーガンなどでも『HAND MADE』の刻印が使用されました。それらの店には30年代中頃~1950年代に多く産出した素晴らしいクオリティーのターコイズが給されていたようです。
その後、80年代以降でも散見される『HAND MADE』の刻印ですが、相対的に高い技術を感じさせる作品に多く、有力なショップや工房で用いられる傾向があったようです。
そして、それらの中でも本作は、独自性を感じさせるデザインや刻印された文字の書体等から【Seligman's】セリグマンズで制作された作品である確率が高いピースです。

『STERLING』の刻印については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もインゴットシルバー(銀塊)から成形された地金は硬くなめらかな質感で、素晴らしい装着感を体感できるピースです。また、オリジナリティーのあるデザインながら非常に汎用性も高く、ラフなスタイルだけでなく多くのシーンにフィットする雰囲気を持っています。さらに、他のバングルと重ね付けにも向いた作品ですが、厚みのある地金により単独でもしっかりとした存在感を持っており、長年にわたってご愛用いただける上質感のあるバングルです。

作者を特定することはできませんが、卓越した技術と特別な造形センスを持ったシルバースミスによって作られたピースであり、ハイエンドで非常にコレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーの僅かなクスミや細かなキズ、そしてハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、とても良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたずっしりとした重みのあるハーフラウンドワイヤーをバンド(地金)に構成し、独自性のある美しいスタンプワークで仕上げられたピース。アンティーク作品ながら洗練されたデザインと高い完成度を誇るアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代末~1960年代頃に作られた作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)からローラーで伸ばして成形することで、とても硬く心地よい重量感が与えられたハーフラウンドワイヤーのバンドをベースとした作品。そのフロントからサイドにかけてどこか構築的で独創性のあるスタンプワークがが力強く刻まれています。また、それらのスタンプワークによる文様と呼応して、『ファイルワーク』と呼ばれるヤスリによる立体的な刻みが施されており、作品に動きとコントラストを与えているようです。これらのシルバーワークはどれもプリミティブで伝統的なな技術となっていますが、その仕上がりはどこかモダンで現代的な表情を持っています。
また、これら『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。また、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツールを制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスは、優れたスタンプメーカーと同義です。また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。残念ながら、現在では多くのシルバースミスが市販されているスタンプツールを使用しており、ハンドメイドのスタンプツールを使用している作家やスタンプツール自体を制作する作家は限られた存在となっています。
本作では、僅か3種のスタンプ(鏨)が使用されているだけですが、それら3つだけで作者の非常に高い技術とクリエイティビティが感じられ、そのスタンプワークの構成にも独自性と突出したセンスが感じられる作品となっています。

内側には925シルバー製であることを表す『STERLING』の刻印と共に『HAND MADE』の刻印が施されています。この『HAND MADE』のスタンプによって1930年代後半~1950年代に、ツーソン、ギャラップ(アリゾナ州)~サンタフェ、アルバカーキ(ニューメキシコ州)のアメリカ中西部に誕生した多くのインディアンジュエリーショップの中でもいくつかのショップ/工房が推測されます。
最初に『HAND MADE AT THE INDIANS』 『HAND MADE BY INDIANS』を使用したのは1920年にコロラド州で創業した【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッド トレーディングポストです。1930年代には当時、【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイと【Allan Kee】アレン・キーが所属していたフラッグスタッフの【Babbitt's Indian Shop】バビッツ・インディアンショップや、ビンテージインディアンジュエリーの歴史を紐解く上でとても重要であり【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナが所属していたことでも知られる【Seligman's】セリグマンズ、1930年代後半にギャラップで創業した【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツ、そしてアリゾナ州にオープンし、Babbitt's Indian Shopから移籍したKenneth Begay、Allan Keeという名工達によってその名を馳せた【White Hogan】ホワイト ホーガンなどでも『HAND MADE』の刻印が使用されました。それらの店には30年代中頃~1950年代に多く産出した素晴らしいクオリティーのターコイズが給されていたようです。
その後、80年代以降でも散見される『HAND MADE』の刻印ですが、相対的に高い技術を感じさせる作品に多く、有力なショップや工房で用いられる傾向があったようです。
そして、それらの中でも本作は、独自性を感じさせるデザインや刻印された文字の書体等から【Seligman's】セリグマンズで制作された作品である確率が高いピースです。

『STERLING』の刻印については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もインゴットシルバー(銀塊)から成形された地金は硬くなめらかな質感で、素晴らしい装着感を体感できるピースです。また、オリジナリティーのあるデザインながら非常に汎用性も高く、ラフなスタイルだけでなく多くのシーンにフィットする雰囲気を持っています。さらに、他のバングルと重ね付けにも向いた作品ですが、厚みのある地金により単独でもしっかりとした存在感を持っており、長年にわたってご愛用いただける上質感のあるバングルです。

作者を特定することはできませんが、卓越した技術と特別な造形センスを持ったシルバースミスによって作られたピースであり、ハイエンドで非常にコレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーの僅かなクスミや細かなキズ、そしてハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、とても良好な状態を保っています。
Size

メンズサイズ M - L 程度。

内径最大幅 約59.5㎜    正面幅(高さ) 約8.2㎜
内周 約136㎜    開口部 約28㎜
Inside Measurement 5 3/8inch   opening 1 1/8inch  

※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約36.4g