ITEM CODE:
JRO003638

【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood c.1940

【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood c.1940
45,100 円(税込)
45,100 円(税込)
【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
  • 【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
  • 【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
  • 【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
  • 【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
  • 【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
  • 【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
  • 【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
  • 【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
  • 【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
  • 【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
  • 【Fred Wilson's/Morris Robinson】 Ring w/PetrifiedWood  c.1940
【HOPI】ホピや【NAVAJO】ナバホの非常に優秀な作家が在籍していたショップ【Fred Wilson's Indian Trading Post】フレッド・ウィルソンズ インディアントレーディングポストで作られた作品で、そのスタンプ(鏨)ツールから【HOPI】ホピの偉大な作家【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)によってつくられた可能性が高いピース。とてもクオリティの高いシルバーワークをベースに、ブラウン×オレンジのスクエアカット【Petrified Wood】ペトリファイドウッド(木の化石)がセットされたメンズサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

1940年代~1950年代頃に作られた作品と思われ、ナバホジュエリーと共通した伝統的なシルバーワークによって造形されトラディッショナルな印象に仕上がっています。しかしながら、その中にもオリジナルのスタンプ(鏨)ツールやその構成等、Morris Robinsonという作者の独自性が垣間見られるピースであり、Fred Wilson'sのショップマークのみの刻印となっている為、作者を断定することは出来ませんが、同作者によって作られた可能性が高い作品です。
おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なシャンク/地金に、スクエアカットが男性的な印象のペトリファイドウッドがセットされています。印台型(シールリング)に近いクラシックでなシェイプを持ち、サイドにはやはりナバホジュエリーの伝統的なスタイルでありながら、どこか作者の特徴を感じさせるスタンプワークが刻まれています。また、それらのスタンプ(鏨)ツール自体の持つクオリティーや細部まで綺麗な処理が施されたシルバーワークの完成度には、作者の突出した技術力や造形センスが示されており、ある程度の使用感を感じさせるリングですが、現在も質実剛健なシルバーワークを確認できます。
フェイスの内側には、同店のショップマークであり、オーナーのイニシャルである『F』と『W』の文字をマークにした意匠が刻印されています。


【Fred Wilson's Indian Trading Post】フレッド・ウィルソンズ インディアントレーディングポストは、1936年にフェニックスで創業したインディアンクラフトショップ/インディアントレーディングポストです。
その特徴でありショップの功績は、1950年代までに【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)、【Sam Roanhose】サム・ローアンホース(1915or1916-1983)、そして本作の作者と考えられるMorris Robinson等、後世に大きな影響力を持ったシルバースミスを雇い入れ、育てたことです。それぞれに在籍期間の長さは異なりますが、同時に仕事をしていた期間もあり、互いに影響を与えながら切磋琢磨したことが推測されます。また、そのような特別なクリエイティビティを備えた作家たちが、自由に新しい作品を生み出すことが出来る環境を提供したことが判ります。

オーナーであるFred Wilsonは、事業の拡大にも積極的でユタ州ソルトレイクシティからカリフォルニア州レイクアローヘッド、ニューメキシコ州クーリッジにかけて、またフェニックス周辺のホテル内など、多くの支店をオープンしていたようです。
また彼は、アメリカ政府がバックアップし『U.S.NAVAJO』のホールマークが表している【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)や、トレーダーの協業組合組織である【United Indian Trader's Association】(UITA)を支持していたようですが、その加盟などについては不明となっています。1940年頃に、自身のイニシャルであるFとWを繋げた形のホールマーク/ショップマークを創作。残念ながら1962年にはインディアンクラフトの小売業からリタイアしています。


【Morris Robinson】モリス・ロビンソンは、1901年にアリゾナ州北部のオライビに生まれますが、1906年の【The Oraibi split】オライビ スプリットによってさらに北部であるホートビラ=バカビに移住します。その当時、幼かったことからも過酷な幼少期が想像されますが、このころの記録は残っていないようです。
※【The Oraibi split】オライビ スプリットとは、1800年代後半からスペイン人の入植と共に宣教師がホピ族の村であったオライビにも布教を進め、政府の介入によりホピの子供たちに学校教育を強要しようとします。1906年、それらアメリカ政府の方針に従った住民と、反対した住民が対立・分裂してしまった出来事。その後、反対派住民の多くはオライビを追われ、当時は何もなかったホートビラ=バカビに移り苦難の末に定住しました。

その後、1920年頃にはフェニックスにあるインディアンスクールに在籍しており、従弟である作家【Grant Jenkins】グラント・ジェンキンス(1909-1933)と共に暮らし、シルバースミスとしてのスキルも彼から学びました。
そして、【VAUGHN'S INDIAN STORE】ヴァーンズインディアンストアや本作の生み出された【Fred Wilson's Indian Trading Post】に所属しており、ほとんどのキャリアをフェニックスとその周辺都市で過ごし、シルバースミスとしての腕を磨きました。Vaughn's Indian Storeでは、【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やRalph Tawangyawmaとも同時期に在籍しており、それぞれにナバホの伝統的なスタイルをベースに強い独自性を持った作品を生み出しています。その時期に彼らが互いに影響しあうことで生まれた技術やデザインには、現在ではトラディショナルなスタイルとして残るものも多く存在すると思われます。そして、そのころにはすでに多くの賞を受賞し、トラディッショナルなスタイルを受け継ぎながらも独自性のあるジュエリーを多く生み出しています。
1961年からは、スコッツデールにあった【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969)が経営する【Sakyesva Jewelry】で制作をしていましたが、Harry Sakyesvaが病気療養のためコロラド州に移るとMorris Robinsonもホートビラ=バカビに戻ります。バカビでは、兄弟と共に牧羊をして生活していましたが、シルバースミスとしてのツールは手放すことなく、僅かながらジュエリーの制作も継続していたそうです。その後、1984年にホピの村で亡くなっています。

またMorris Robinsonは、現在ではインディアンジュエリーのオーセンティックなデザインとして定着している造形スタイルを多く創出し、後世に残ました。それは、活躍していた当時から突出した技術による独自性を持った作品は多くの作家に影響を与えていたようです。そういった意味での貢献度は、ナバホのフレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やホピのRalph Tawangyawmaにも並ぶ偉大な先人であり、ミュージアムに収蔵される傑作を多く残しています。
また、その技術によりジュエリーだけでなくボックスやカトラリー等多くのシルバー工芸品が制作されており、【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイよりも早くゴールドジュエリーを制作していたことでも知られています。


【Petrified Wood】ペトリファイドウッドは、日本語では『珪化木』と言う<木>が化石化したものです。 これらの化石はインディアン居留地であるアリゾナ北部~ニューメキシコ西部の砂漠地帯から多く産出され、古くからジュエリーに用いられています。
おおよそ2億5000万年前の木々が地中に埋もれ、地下水のケイ素成分が浸透し樹木の組織が残ったまま化石化したものです。 木が持っていた組織の違いによって多くのバリエーションが存在し、ブラウンをベースにオレンジやグレーのものが多く見られますが、レインボーカラーと呼ばれるマルチカラーのものや、とても複雑で細かな紋様を持った魅力的な石も見られます。 また、その表情が『景色』のように見えることから、【Agate】アゲート等を含め、総称として『ピクチャーストーン』『シニックストーン』と呼ばれることもあります。
インディアンジュエリーの歴史においては、コーラルやスパイニーオイスター、ラピスラズリなどと共にターコイズに次いで用いられることの多い石であり、特に第二次世界大戦中にはターコイズを採掘する鉱夫の人出が不足したため、ターコイズに代わって多く用いられました。


こちらのリングにセットされたペトリファイドウッドもインディアン居留地に近い場所で産出したものと思われ、アリゾナやニューメキシコ産らしい美しいオレンジとベージュをベースに強い黒の紋様が入り、接近して観察するとペトリファイドウッドの由来である「木」の木目のような柔らかく複雑な表情が感じされる石となっています。

ターコイズとは異なる独特な存在感と、他に類を見ない新鮮な印象を生み出すペトリファイドウッドを用いた作品は、古くから使われる素材でありながらあまり紹介されておらず、ビンテージインディアンジュエリーの新しい側面とも感じられる為、当店では注力してご紹介しています。

そんなペトリファイドウッド共に美しく独自性もあるシルバーワークが特徴的な作品であり、武骨ながら完成されたデザイン/造形は男性に向いた落ち着いた印象です。
また、現在日本において多く紹介されているインディアンジュエリーとは違ったフィーリングを与えてくれるアイテムです。有機物を起源とするナチュラルで神秘的な石の表情は、どこかアーティーで現代的な雰囲気を宿しており、季節やシーンを問わず多くのスタイルに自然に馴染みやすいリングです。

ビンテージインディアンジュエリー独特の雰囲気も魅力的であり、不確定ながらMorris Robinson/モリス・ロビンソンと言う偉大な作家によるオリジナリティーとクオリティーを持ち、コレクターの手を離れることが稀な貴重なアンティークジュエリーの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーには多少のクスミや摩耗等が見られ、シャンク内側にはサイズ直しの痕跡と思われるロウ付け跡が見られます。また、ベゼル(覆輪)の角には少しダメージがみられますが、石にぐらつきなどは見られず着用にあたって不安のないコンディションとなっています。
ペトリファイドウッドも少しマットな質感にはなっていますが、クラックやガタツキなどはありません。
【HOPI】ホピや【NAVAJO】ナバホの非常に優秀な作家が在籍していたショップ【Fred Wilson's Indian Trading Post】フレッド・ウィルソンズ インディアントレーディングポストで作られた作品で、そのスタンプ(鏨)ツールから【HOPI】ホピの偉大な作家【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)によってつくられた可能性が高いピース。とてもクオリティの高いシルバーワークをベースに、ブラウン×オレンジのスクエアカット【Petrified Wood】ペトリファイドウッド(木の化石)がセットされたメンズサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

1940年代~1950年代頃に作られた作品と思われ、ナバホジュエリーと共通した伝統的なシルバーワークによって造形されトラディッショナルな印象に仕上がっています。しかしながら、その中にもオリジナルのスタンプ(鏨)ツールやその構成等、Morris Robinsonという作者の独自性が垣間見られるピースであり、Fred Wilson'sのショップマークのみの刻印となっている為、作者を断定することは出来ませんが、同作者によって作られた可能性が高い作品です。
おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なシャンク/地金に、スクエアカットが男性的な印象のペトリファイドウッドがセットされています。印台型(シールリング)に近いクラシックでなシェイプを持ち、サイドにはやはりナバホジュエリーの伝統的なスタイルでありながら、どこか作者の特徴を感じさせるスタンプワークが刻まれています。また、それらのスタンプ(鏨)ツール自体の持つクオリティーや細部まで綺麗な処理が施されたシルバーワークの完成度には、作者の突出した技術力や造形センスが示されており、ある程度の使用感を感じさせるリングですが、現在も質実剛健なシルバーワークを確認できます。
フェイスの内側には、同店のショップマークであり、オーナーのイニシャルである『F』と『W』の文字をマークにした意匠が刻印されています。


【Fred Wilson's Indian Trading Post】フレッド・ウィルソンズ インディアントレーディングポストは、1936年にフェニックスで創業したインディアンクラフトショップ/インディアントレーディングポストです。
その特徴でありショップの功績は、1950年代までに【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)、【Sam Roanhose】サム・ローアンホース(1915or1916-1983)、そして本作の作者と考えられるMorris Robinson等、後世に大きな影響力を持ったシルバースミスを雇い入れ、育てたことです。それぞれに在籍期間の長さは異なりますが、同時に仕事をしていた期間もあり、互いに影響を与えながら切磋琢磨したことが推測されます。また、そのような特別なクリエイティビティを備えた作家たちが、自由に新しい作品を生み出すことが出来る環境を提供したことが判ります。

オーナーであるFred Wilsonは、事業の拡大にも積極的でユタ州ソルトレイクシティからカリフォルニア州レイクアローヘッド、ニューメキシコ州クーリッジにかけて、またフェニックス周辺のホテル内など、多くの支店をオープンしていたようです。
また彼は、アメリカ政府がバックアップし『U.S.NAVAJO』のホールマークが表している【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)や、トレーダーの協業組合組織である【United Indian Trader's Association】(UITA)を支持していたようですが、その加盟などについては不明となっています。1940年頃に、自身のイニシャルであるFとWを繋げた形のホールマーク/ショップマークを創作。残念ながら1962年にはインディアンクラフトの小売業からリタイアしています。


【Morris Robinson】モリス・ロビンソンは、1901年にアリゾナ州北部のオライビに生まれますが、1906年の【The Oraibi split】オライビ スプリットによってさらに北部であるホートビラ=バカビに移住します。その当時、幼かったことからも過酷な幼少期が想像されますが、このころの記録は残っていないようです。
※【The Oraibi split】オライビ スプリットとは、1800年代後半からスペイン人の入植と共に宣教師がホピ族の村であったオライビにも布教を進め、政府の介入によりホピの子供たちに学校教育を強要しようとします。1906年、それらアメリカ政府の方針に従った住民と、反対した住民が対立・分裂してしまった出来事。その後、反対派住民の多くはオライビを追われ、当時は何もなかったホートビラ=バカビに移り苦難の末に定住しました。

その後、1920年頃にはフェニックスにあるインディアンスクールに在籍しており、従弟である作家【Grant Jenkins】グラント・ジェンキンス(1909-1933)と共に暮らし、シルバースミスとしてのスキルも彼から学びました。
そして、【VAUGHN'S INDIAN STORE】ヴァーンズインディアンストアや本作の生み出された【Fred Wilson's Indian Trading Post】に所属しており、ほとんどのキャリアをフェニックスとその周辺都市で過ごし、シルバースミスとしての腕を磨きました。Vaughn's Indian Storeでは、【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やRalph Tawangyawmaとも同時期に在籍しており、それぞれにナバホの伝統的なスタイルをベースに強い独自性を持った作品を生み出しています。その時期に彼らが互いに影響しあうことで生まれた技術やデザインには、現在ではトラディショナルなスタイルとして残るものも多く存在すると思われます。そして、そのころにはすでに多くの賞を受賞し、トラディッショナルなスタイルを受け継ぎながらも独自性のあるジュエリーを多く生み出しています。
1961年からは、スコッツデールにあった【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969)が経営する【Sakyesva Jewelry】で制作をしていましたが、Harry Sakyesvaが病気療養のためコロラド州に移るとMorris Robinsonもホートビラ=バカビに戻ります。バカビでは、兄弟と共に牧羊をして生活していましたが、シルバースミスとしてのツールは手放すことなく、僅かながらジュエリーの制作も継続していたそうです。その後、1984年にホピの村で亡くなっています。

またMorris Robinsonは、現在ではインディアンジュエリーのオーセンティックなデザインとして定着している造形スタイルを多く創出し、後世に残ました。それは、活躍していた当時から突出した技術による独自性を持った作品は多くの作家に影響を与えていたようです。そういった意味での貢献度は、ナバホのフレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やホピのRalph Tawangyawmaにも並ぶ偉大な先人であり、ミュージアムに収蔵される傑作を多く残しています。
また、その技術によりジュエリーだけでなくボックスやカトラリー等多くのシルバー工芸品が制作されており、【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイよりも早くゴールドジュエリーを制作していたことでも知られています。


【Petrified Wood】ペトリファイドウッドは、日本語では『珪化木』と言う<木>が化石化したものです。 これらの化石はインディアン居留地であるアリゾナ北部~ニューメキシコ西部の砂漠地帯から多く産出され、古くからジュエリーに用いられています。
おおよそ2億5000万年前の木々が地中に埋もれ、地下水のケイ素成分が浸透し樹木の組織が残ったまま化石化したものです。 木が持っていた組織の違いによって多くのバリエーションが存在し、ブラウンをベースにオレンジやグレーのものが多く見られますが、レインボーカラーと呼ばれるマルチカラーのものや、とても複雑で細かな紋様を持った魅力的な石も見られます。 また、その表情が『景色』のように見えることから、【Agate】アゲート等を含め、総称として『ピクチャーストーン』『シニックストーン』と呼ばれることもあります。
インディアンジュエリーの歴史においては、コーラルやスパイニーオイスター、ラピスラズリなどと共にターコイズに次いで用いられることの多い石であり、特に第二次世界大戦中にはターコイズを採掘する鉱夫の人出が不足したため、ターコイズに代わって多く用いられました。


こちらのリングにセットされたペトリファイドウッドもインディアン居留地に近い場所で産出したものと思われ、アリゾナやニューメキシコ産らしい美しいオレンジとベージュをベースに強い黒の紋様が入り、接近して観察するとペトリファイドウッドの由来である「木」の木目のような柔らかく複雑な表情が感じされる石となっています。

ターコイズとは異なる独特な存在感と、他に類を見ない新鮮な印象を生み出すペトリファイドウッドを用いた作品は、古くから使われる素材でありながらあまり紹介されておらず、ビンテージインディアンジュエリーの新しい側面とも感じられる為、当店では注力してご紹介しています。

そんなペトリファイドウッド共に美しく独自性もあるシルバーワークが特徴的な作品であり、武骨ながら完成されたデザイン/造形は男性に向いた落ち着いた印象です。
また、現在日本において多く紹介されているインディアンジュエリーとは違ったフィーリングを与えてくれるアイテムです。有機物を起源とするナチュラルで神秘的な石の表情は、どこかアーティーで現代的な雰囲気を宿しており、季節やシーンを問わず多くのスタイルに自然に馴染みやすいリングです。

ビンテージインディアンジュエリー独特の雰囲気も魅力的であり、不確定ながらMorris Robinson/モリス・ロビンソンと言う偉大な作家によるオリジナリティーとクオリティーを持ち、コレクターの手を離れることが稀な貴重なアンティークジュエリーの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーには多少のクスミや摩耗等が見られ、シャンク内側にはサイズ直しの痕跡と思われるロウ付け跡が見られます。また、ベゼル(覆輪)の角には少しダメージがみられますが、石にぐらつきなどは見られず着用にあたって不安のないコンディションとなっています。
ペトリファイドウッドも少しマットな質感にはなっていますが、クラックやガタツキなどはありません。
Size

日本規格 約 19~20号  円周 約 60.9㎜    us 10
正面幅 約 18.9㎜
石サイズは 17.3㎜×14.1㎜ 程度

Material

Silver, Petrifiedwood