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JBO052552

【Julian Lovato】 Kewa BisbeeTurquoise Row Heavy Cuff Bracelet

【Kewa】キワ(サントドミンゴ)の大巨匠【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)の作品で、1970年代~90年代頃に作られたと思われる非常に重厚で美しいシルバーワークに独特な表情のビズビーターコイズがセットされたバングルです。

ナバホの伝統的な造形を踏襲した造形/デザインは、シンプルかつクリーンでありながら非常に重く、武骨さを兼ねそろえており、同作者と同様に巨匠として知られるナバホの【Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)の作品を想起させます。両氏は、隣人としてお互いに影響を与えていたとされていますが、それを実際に裏付けるピースといえます。


上下2本の重厚なトライアングルワイヤーに挟まれるように美しいターコイズが7つセットされ、さらに2本のツイステッドワイヤーとスクエアワイヤーによってバンド/地金が構成されています。このような石を連続して羅列した『ローワーク』と呼ばれるデザインは、ナバホのトラディショナルなスタイルの一つであり、とても男性的で威厳のある印象を持っています。さらに、それぞれ石の間と両サイドにはシルバーボールが配され、全てナバホの伝統的でオーセンティックなスタイルとディテールで構成されていますが、スタンプワークが施されていない事や、仕上げ(研磨工程)の美しさによってジュリアン・ロバトらしい表情がもたらされているようです。

セットされたターコイズは、とても特殊な特徴を備え【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズや【Blue Diamond Turquoise】ブルーダイヤモンドターコイズの様な色や表情を見せる石ですが、【Bisbee Turquoise】ビズビーターコイズが用いられた記録が残されており、珍しい特徴ではありますが、実際にビズビーターコイズにおいてもこちらに類似した色やマトリックスの特徴を持った石が見つかっています。またこの様な石は、ステレオタイプなビズビーとは違った魅力を備え、同作者らしい石の選択と言えます。
石ごとに少しずつ異なった特徴を持っていますが、どれも澄んだ水色~青のグラデーションにとても複雑なマトリックス/ウェブが入ります。ワイルドな雰囲気にエレガントな印象も与える独特の美しさを持ち、素晴らしい艶もある高い硬度を感じさせるターコイズです。
グレーディングの難しい石であり、「らしさ」を超越した個性の石をトップグレードとすることもありますが、やはりビズビーターコイズとしてはジェムグレード程度にグレーディングされるターコイズかと思われます。


【Bisbee Turquoise】ビズビーターコイズは、アリゾナ州ビズビーにあった鉱山で、もとは古くからの銅山で副産物として採取されていたターコイズが、1970年代から大規模に採掘され、その独特の青さと唯一無二の特徴は大変な人気を博し、閉山された後には値段が高騰し非常にコレクタブルなターコイズの一つとなりました。
こちらの石も1975年頃の大規模な採掘で産出した石ではないかと思われます。


【Julian Lovato】ジュリアン・ロバトは、インディアンジュエリー作家の中でも最も高い評価を受ける作家の一人であり、その卓越した技術と長いキャリア、独特のモダンでエレガントなスタイルにより、アメリカ国内では『living legend』(人間州宝)として大変有名です。
1925年、キワプエブロに生まれ、祖父、父親共にサントドミンゴの伝統的なターコイズを用いたジュエリーの制作に携わっており、ジュリアンも10代のころから自然にジュエリー制作のキャリアをスタートさせたようです。1940年代初頭には短期間ながら【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズで石のカッターとして働いていました。その後、兵役を経てFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】サンダーバードショップに所属しました。

師である【Frank Patania Sr】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。 そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。ニューヨークでジュエラーとしての経験を積んだ後、1927年にはサンタフェにThunderbird Shopをオープンしました。 当時シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。

そんな『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われるモダンで革新的な造形美を持つ作品を残した代表的な作家が、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナです。
それらの作品は、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品群で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。
さらに、その中でもFrank Pataniaの死後もThunderbird Shopのホールマークとそのスタイルを受け継ぎ、独自に進化させていったのが、Julian Lovatoです。
こちらの作品にも見られるホールマークは、Thunderbird Shopのサンダーバード、その下に氏の名前、そしてIndian Hand Made を表す『IHM』と『STERLING』の文字が刻まれており、Sterling Silver=925シルバー製であることを表しています。

2003年頃にはジュエリーの制作から引退していますが、長いアーティストとしてのキャリアの中では、所属したショップや制作時期により多くのスタイルの作品を生み出しています。それらの中でも同作者らしい重厚でクオリティーの高いシルバーワークで構成されたクリーンでエレガントな作品の評価が高く、さらにこちらの様にスペシャリティーのあるピースは入手が大変難しくなっています。


こちらの作品は、前述の様にマーク・チーを想起させる重量感と存在感のあるバングルですが、エレガントで品位を持った仕上がりの為、少しフォーマルなスタイルにもフィットする汎用性があり、奥行きとインディアンジュエリー独特のムードを漂わせています。
腕に対する重量感・装着感も良く、力強い武骨さだけでなく洗練された無駄のないクリーンなデザインは長くご愛用いただける印象です。

巨匠と呼ばれる作者ならではの技術力を感じさせる美しいシルバーワークも秀逸な作品であり、貴重なターコイズがセットされたコレクタブルなピース。当店でも最もハイエンドなバングルの一つであり、ジュリアン・ロバトの作品はコレクターの手を離れることがほとんどない貴重なバングルです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミやほんの僅かに石の動きがあるようですが、着用に不安のあるダメージは無く、ターコイズも素晴らしい艶を保っています。



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PRICE:
0 円(税込)
SIZE:
メンズサイズ M - L 程度。

内径最大幅 約60.7㎜    正面幅(高さ) 約28.5㎜
内周 約140㎜    開口部 約26.5㎜
Inside Measurement 5 1/2inch   opening 1inch 

  ※バングルはサイズ調整可能ですが、こちらは非常に硬く厚いシルバーの為、調整幅は大きくありません。M以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。
MATERIAL:
Silver, Gem Grade Bisbee Turquoise
        約119.6g
SOLD OUT
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