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JRZ032130

【Dan Simplicio】 Zuni Vintage Snake Patched Men's Ring c.1950

【Dan Simplicio】 Zuni Vintage Snake Patched Men's Ring c.1950
68,200 円(税込)
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【ZUNI】ズ二の偉大な作家【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969) の作品と思われる、ラトルスネーク/ガラガラ蛇モチーフのアップリケ/パッチワークが石の上にまで施されたピース。非常に重厚でボリューム感のあるアンティーク/ビンテージリングです。

同様のスネークをモチーフとしたスタイルの作品は、日本でも大変高い知名度を持つ女性作家【Effie Calavaza】エフィー・カラバサ(1928-)の作品群が広く知られていますが、正確な発祥は不明であり、エフィー・カラバサの師でもあるこちらの作家【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969)による1950年代以前の作品においても見られるスタイルである為、ダン・シンプリシオが発祥となったデザイン/造形スタイルと推測されます。
造形スタイルを問わずスネークをモチーフにした作品という意味では、さらに古い1920年代以前から見られ、アコマプエブロの巨匠【Wolf-Robe】ウルフ ローブ(c.1902-1977)や、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)の作品でも見られ、ツーリストジュエリーのデザインにも落としこまれています。


こちらの作品は、おそらく1940年代末~1950年代の作品と推測され、非常にクリエイティブで独自性の強い作品を多く生み出したDan Simplicioらしいリングです。シャンクはキャストで成形され、大変重厚な印台のシェイプに造形されています。そのフェイスにラフカットながら美しく大きなターコイズがセットされ、それを守るようにスネークのアップリケ/パッチワークが施されています。また、スネークには細かなスタンプワークが刻まれ、蛇の持つ独特の文様を表現しています。
また、作者を特定できるホールマーク等が見られず、息子である【Mike Simplicio】マイク・シンプリシオの作品である可能性が僅かに残りますが、ホールマークが入らない事や造形スタイル、サイドのパッチワークに見られるリーフモチーフのスタンプなどからダン・シンプリシオの作品と推測されます。


【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオは、ZUNIの中でも最も著名な作家の一人であり、1930年代後半から台頭する安価なズニスタイルジュエリーを量産するメーカーに対抗し、カットせずに自然な形を生かしたコーラル(珊瑚)等を最初に用いた作家として知られ、非常に多くのスタイルや技術を生み出した人物。【Leekya Deyuse】(1889-1966)や【Leo Poblano】(1905-1959)等との共作のピースも残されています。
1917年、ニューメキシコ州ズニプエブロに生まれ、叔父にはズニ族において記録が残る作家として最初期の一人と言われる【Juan de Dios】ファン・デ・ディオス(1882-1940)を持ち、とても若い時期からシルバースミスとしての技術を教わったようです。
前述の【Mike Simplicio】マイク・シンプリシオの証言によれば、第二次世界大戦中にはフランス・ドイツ・イタリアに従軍し、その時に目にした彫刻などの影響を受け、インディアンジュエリーとしては新しい植物等のモチーフや蛇等のモチーフを用いた複雑で有機的な造形を生み出したとされています。
それらは当時、非常に独創的であり現代においてはズニのトラディッショナルなスタイルとなっていますが、1930年代~50年代に彼が生み出した功績は計り知れません。 1975年に行われたC. G. Wallaceコレクションのオークションでは氏の作品が50点以上が出品され、非常に多くがC. G. Wallaceに個人コレクションされていたことがわかります。
また、甥には【Juan Calavaza】がおり、その妻であり日本においても高名な【Effie Calavaza】もDan Simplicioの創作に強い影響を受けた作家です。


【Rattlesnake】ガラガラヘビ/スネークは、インディアンにとって神聖な存在として、特にプエブロインディアンの間で古くからジュエリーやポッテリー等、色々な作品に用いられました。
当店のロゴにも登場するモチーフであり、脱皮して成長していく姿から、<挑戦><革命><知恵> 等を象徴するシンボルとされています。


セットされたターコイズは、ラフカットながらとても美しい発色とワイルドな表情を持つジェムグレードターコイズで、鉱山は不明ながら質の高いターコイズがセットされています。

ボリュームがあり、非常に重厚でクラシックな印象を持っていますが、ビンテージインディアンジュエリーらしい武骨な雰囲気とDan Simplicio独特の美意識や造形美、そしてズニ族の持つ少しポップでキャッチーな蛇は、重厚な作品に『動き』と『抜け感』をもたらしています。
また、そのボリューム感は男性の手においても強い存在感を持ち、メンズのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、多くのスタイルに良いアクセントになると思います。

また、アンティークインディアンジュエリー独特の味わい深い印象と【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオと言う偉大な作家による伝統的ながら独自性のある造形美を持つ作品であり、史料価値も高いアンティークピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションも良好です。シルバー多少のクスミ等が見られる程度。石も綺麗でダメージもありません。良好な状態を保っています。
【ZUNI】ズ二の偉大な作家【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969) の作品と思われる、ラトルスネーク/ガラガラ蛇モチーフのアップリケ/パッチワークが石の上にまで施されたピース。非常に重厚でボリューム感のあるアンティーク/ビンテージリングです。

同様のスネークをモチーフとしたスタイルの作品は、日本でも大変高い知名度を持つ女性作家【Effie Calavaza】エフィー・カラバサ(1928-)の作品群が広く知られていますが、正確な発祥は不明であり、エフィー・カラバサの師でもあるこちらの作家【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969)による1950年代以前の作品においても見られるスタイルである為、ダン・シンプリシオが発祥となったデザイン/造形スタイルと推測されます。
造形スタイルを問わずスネークをモチーフにした作品という意味では、さらに古い1920年代以前から見られ、アコマプエブロの巨匠【Wolf-Robe】ウルフ ローブ(c.1902-1977)や、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)の作品でも見られ、ツーリストジュエリーのデザインにも落としこまれています。


こちらの作品は、おそらく1940年代末~1950年代の作品と推測され、非常にクリエイティブで独自性の強い作品を多く生み出したDan Simplicioらしいリングです。シャンクはキャストで成形され、大変重厚な印台のシェイプに造形されています。そのフェイスにラフカットながら美しく大きなターコイズがセットされ、それを守るようにスネークのアップリケ/パッチワークが施されています。また、スネークには細かなスタンプワークが刻まれ、蛇の持つ独特の文様を表現しています。
また、作者を特定できるホールマーク等が見られず、息子である【Mike Simplicio】マイク・シンプリシオの作品である可能性が僅かに残りますが、ホールマークが入らない事や造形スタイル、サイドのパッチワークに見られるリーフモチーフのスタンプなどからダン・シンプリシオの作品と推測されます。


【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオは、ZUNIの中でも最も著名な作家の一人であり、1930年代後半から台頭する安価なズニスタイルジュエリーを量産するメーカーに対抗し、カットせずに自然な形を生かしたコーラル(珊瑚)等を最初に用いた作家として知られ、非常に多くのスタイルや技術を生み出した人物。【Leekya Deyuse】(1889-1966)や【Leo Poblano】(1905-1959)等との共作のピースも残されています。
1917年、ニューメキシコ州ズニプエブロに生まれ、叔父にはズニ族において記録が残る作家として最初期の一人と言われる【Juan de Dios】ファン・デ・ディオス(1882-1940)を持ち、とても若い時期からシルバースミスとしての技術を教わったようです。
前述の【Mike Simplicio】マイク・シンプリシオの証言によれば、第二次世界大戦中にはフランス・ドイツ・イタリアに従軍し、その時に目にした彫刻などの影響を受け、インディアンジュエリーとしては新しい植物等のモチーフや蛇等のモチーフを用いた複雑で有機的な造形を生み出したとされています。
それらは当時、非常に独創的であり現代においてはズニのトラディッショナルなスタイルとなっていますが、1930年代~50年代に彼が生み出した功績は計り知れません。 1975年に行われたC. G. Wallaceコレクションのオークションでは氏の作品が50点以上が出品され、非常に多くがC. G. Wallaceに個人コレクションされていたことがわかります。
また、甥には【Juan Calavaza】がおり、その妻であり日本においても高名な【Effie Calavaza】もDan Simplicioの創作に強い影響を受けた作家です。


【Rattlesnake】ガラガラヘビ/スネークは、インディアンにとって神聖な存在として、特にプエブロインディアンの間で古くからジュエリーやポッテリー等、色々な作品に用いられました。
当店のロゴにも登場するモチーフであり、脱皮して成長していく姿から、<挑戦><革命><知恵> 等を象徴するシンボルとされています。


セットされたターコイズは、ラフカットながらとても美しい発色とワイルドな表情を持つジェムグレードターコイズで、鉱山は不明ながら質の高いターコイズがセットされています。

ボリュームがあり、非常に重厚でクラシックな印象を持っていますが、ビンテージインディアンジュエリーらしい武骨な雰囲気とDan Simplicio独特の美意識や造形美、そしてズニ族の持つ少しポップでキャッチーな蛇は、重厚な作品に『動き』と『抜け感』をもたらしています。
また、そのボリューム感は男性の手においても強い存在感を持ち、メンズのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、多くのスタイルに良いアクセントになると思います。

また、アンティークインディアンジュエリー独特の味わい深い印象と【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオと言う偉大な作家による伝統的ながら独自性のある造形美を持つ作品であり、史料価値も高いアンティークピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションも良好です。シルバー多少のクスミ等が見られる程度。石も綺麗でダメージもありません。良好な状態を保っています。
Size

日本規格 約 20~20.5号   円周 約 61.1㎜   us 10
正面幅 約 32.3㎜
ターコイズサイズは 24.5㎜×13.7㎜ 程度

Material

Silver, Turquoise