【NAVAJO】ナバホのOLDPAWNジュエリー、1970年代後半~90年代製と思われる作品で、美しいワイドウェブ(ボルダー)のビズビーターコイズがセットされたビンテージリングです。
シャンクはハーフラウンドワイヤーが2本にスプリットされ、ベゼルにはツイステッドワイヤーがほどこされています。それほど古いピースではありませんが、オーセンティックでトラディッショナルなナバホスタイルの作品です。
ターコイズは野性味がありながら、可憐な印象を持つビズビーターコイズがセットされています。ワイドウェブと言うよりもボルダータイプ(母石を多く含んだタイプの石)と言うべきビズビーで、もっとも上質な石が採掘された70年代中頃に産出したものと思われます。ある程度高さもある縦に長いオーバル型にカットされており、女性の手に美しく馴染むシェイプです。
ワイドウェブビズビーであればハイグレードにグレーディングできる石もありますが、やはりボルダーターコイズのグレーディングは難しく、コマーシャルグレード・ミドルグレードと言うべき石かと思われます。
ビズビーらしいチョコブラウンの母石の中、木漏れ日のような煌きと奥行きのある青が見られます。他の鉱山では見られない唯一無二の美しさを感じることが出来るターコイズです。
【Bisbee Turquoise】ビズビーターコイズは、アリゾナ州ビズビーにあった鉱山で、もとは古くからの銅山で副産物として採取されていたターコイズが、1970年代から大規模に採掘され、その独特の青さと唯一無二の特徴は大変な人気を博し、閉山された後には値段が高騰し非常にコレクタブルなターコイズの一つとなりました。
こちらの石も1975年頃の大規模な採掘で産出した石ではないかと思われます。
造形はシンプルながら、美しいターコイズとナバホのオーセンティックで武骨なシルバーワークが織りなす独特な味わいと力強さも感じることのできるピース。また、アーシーな表情を持つボルダータイプのターコイズはナチュラルで多くのスタイルに馴染みやすく、ホーボースタイル等にも素晴らしい相性かと思われます。
着用画像はこちら↓
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コンディションも良好です。多少のクスミなどは見られますが、使用感も少ないコンディションです。