ITEM CODE:
JRS006488

【Vidal Aragon】Kiwa Old "Storyteller" Cuff in Silver c.1980~

【Vidal Aragon】Kiwa Old "Storyteller" Cuff in Silver c.1980~
69,300 円(税込)
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【Kewa】キワ/【Santo Domingo】サントドミンゴの巨匠【Vidal Aragon】 ビダル・アラゴン(1923-2014)の作品で、同作者が生み出した造形スタイルである『ストーリーテラー』と呼ばれる造形の作品。物語を紡ぎだすオーバーレイには、ハンドメイドの温もりと共にパイオニアである作者ならではの洗練された完成度を感じさせるオールド/ビンテージバングルです。

※着用サンプル画像において、重ねて装着している作品は、本作と共に発見されたブレスレットです。販売はそれぞれ単体での販売になっておりますのでご注意ください。
そちらの作品については、下記のリンクよりご確認頂けます。
ITEM CODE:JRS006489
【Vidal Aragon】Old "Storyteller" Overlay Cuff in Slv c.1980~

※少しサイズが異なりますが、同時期に制作された作品と思われます。

同作者の長いキャリアの中でも円熟期である、1980年代~2000年代頃の作品と思われ、Vidal Aragonを代表する造形スタイルのバングルです。オーバーレイ技法をメインにスタンプワーク等も駆使した構成となっており、サイド~ターミナルにかけてはスタンプワークやファイルワーク(鑢で削る技術)により、ナバホのアンティーク作品を想起させるディテールとなっています。スタンプ(鏨)の質や古典作品を踏襲したそのシルバーワークには、Vidal Aragonの大変長いキャリアや基礎的な技術を重視したシルバースミスとしての姿勢が感じ取れます。
オーバーレイ技法によって描き出されているストーリは、シルバーに下書きをせずにスケッチをそのままフリーハンドで切り出していく独自の手法を用いている為、ホピジュエリーとは違った味わいを持っており、細かなカッティングワークは繊細で自由、そして卓越したシルバーワークによって作り上げられ、それらのディテールも作品に素晴らしい奥行きと他に類を見ない柔らかな質感をもたらしているようです。

比較的ナローなバンドをベースとして、Vidal Aragonらしい優しいタッチでストーリーが描き出されています。同作者の作品には昼のストーリーと、夜のストーリーの2タイプがありますが、本作は夜を舞台とした物語が描き出されています。
月の浮かぶ夜に、沢山の星が森に煌めき、角を突き合わせてコミュニケーションを取っている山羊の姿、さらにオオカミかコヨーテも登場しています。細いバングルの中にとても広く幻想的な世界が生み出され、どこか懐かしさも覚える「物語」が描かれた作品です。これらの自然をメインとしたモチーフは、サントドミンゴの生活や歴史、作者の人生を語り、見るものにそれらの文化や思想を訴えかけてきます。

また、全てのオーバーレイが切れ目なく一繋ぎとなっているのは
『全ての事象は繋がっている、まるで人生のように』 という意味が込められています。

前述のように月の部分にはゴールドが施され、細かくスタンプを刻む事でとても描写的で立体感のある月が描かれており、ゴールドのカラーも効果的でさり気なくも良いアクセントとなっています。このような一部にゴールドを用いた表現もVidal Aragonの作品では多く見られるディテールの一つです。さらに、星や月表面の細かなテクスチャーはスタンプワークによって表現されています。


【Vidal Aragon】 ビダル・アラゴンは、1923年に【Kewa】キワ/【Santo Domingo】サントドミンゴに生まれ、1930年代にはサンタフェインディアンスクールで彫金を学びました。それは、オーバーレイ技法のみでなく、トゥーファキャストをはじめとするナバホのオールドスタイルを含み、多岐にわたるジュエリー制作の技術を身に付けました。その後、現在でも有名ギャラリーがひしめく街であるアリゾナ州スコッツデールでキャリアを積み重ね、1941年にはニューヨーク近代美術館でその作品群が紹介されています。
また、その頃にはすでに古典技術を駆使して新しくモダンなジュエリーを生み出すアーティストとして、ナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)や【Tom Burnsides】トム・バーンサイドと並び称される程の評価と知名度を得ていたようです。そして、キャリア初期にはナバホの伝統的な技術を用いて制作するジュエリーにプエブロの独特な感性やモチーフを取り入れた作品を制作していましたが、その当時にはすでに同作者が第一人者である『Storyteller/ストーリーテラー』のスタイルも確立されようとしていました。この全く新しい価値観と楽しく素朴な表情を持った作品群は、Vidal Aragonを世界的に有名なアーティストに押し上げます。
後進の作家にも大きな影響力を持った作家であり、甥である【Ed Wayne Aragon】エド・ウェイン・アラゴン等の作家がその技術やスタイルを受け継いでおり、ストーリーテラーという同作者の造形スタイルはインディアンジュエリーの一つのジャンルとして確立され、現在も多くのシルバースミスが制作しています。


【Storyteller】ストーリーテラーは、本作の作者であるVidal Aragonが生み出した造形スタイルであり、図案や紋様を用いてインディアン達の豊かな生活や歴史、その伝統を物語として伝えるジュエリーです。それは、元々文字を持たず、口伝によって知識や伝統を後世に伝えてきたインディアンの知恵とも考えられ、コチティのポッテリーで作られたストーリーテラードール(こちらは、物語を表現する人形ではなく、語り手をモチーフとした人形)などもインディアンアートとしてとても高い知名度を誇っています。
Vidal Aragonの作品では、同氏が長く暮らしたニューメキシコ州サンタフェの北に位置するサントドミンゴプエブロの自然に敬意を抱き、素朴で豊かな生活をオーバーレイ技法やスタンプワークによってジュエリーに落としこんでいます。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。
オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。


伝統的なディテールによる構成ながら、プエブロらしいナチュラルでアーシーな表情とどこか可愛げな印象も持った作品。また、ハンドメイドらしい素朴さや不均一な部分を持ちながら、非常に洗練された完成度や上質感を感じさせます。それはVidal Aragonが、こちらの様なスタイルのパイオニアであり、突出した独自性と造形センス、さらにそれらをバックアップする確かな技術を有していた事によるものと思われます。

ミニマルで高い完成度は、多くのスタイルにおいて素晴らしいアクセントになり得るバングル。性別やスタイルを問わず取り入れて頂きやすく、力の抜けたリラックス感を持った稀有なシルバージュエリーの一つとなっています。

遊び心を感じる動物や自然をメインとしたモチーフの図案化は、日本人の価値観にも通じる美意識が感じられ、エスニシティーな雰囲気と特別な完成度を誇っています。
世界的な評価を得ている偉大なアーティスト【Vidal Aragon】 ビダル・アラゴンのスペシャリティを持ったビンテージブレスレットであり、トレジャーハントプライスな作品の一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。全体に僅かなクスミ等は見られ、ハンドメイド特有のムラはありますが、殆ど使用感を感じないとても良い状態を保っています。
【Kewa】キワ/【Santo Domingo】サントドミンゴの巨匠【Vidal Aragon】 ビダル・アラゴン(1923-2014)の作品で、同作者が生み出した造形スタイルである『ストーリーテラー』と呼ばれる造形の作品。物語を紡ぎだすオーバーレイには、ハンドメイドの温もりと共にパイオニアである作者ならではの洗練された完成度を感じさせるオールド/ビンテージバングルです。

※着用サンプル画像において、重ねて装着している作品は、本作と共に発見されたブレスレットです。販売はそれぞれ単体での販売になっておりますのでご注意ください。
そちらの作品については、下記のリンクよりご確認頂けます。
ITEM CODE:JRS006489
【Vidal Aragon】Old "Storyteller" Overlay Cuff in Slv c.1980~

※少しサイズが異なりますが、同時期に制作された作品と思われます。

同作者の長いキャリアの中でも円熟期である、1980年代~2000年代頃の作品と思われ、Vidal Aragonを代表する造形スタイルのバングルです。オーバーレイ技法をメインにスタンプワーク等も駆使した構成となっており、サイド~ターミナルにかけてはスタンプワークやファイルワーク(鑢で削る技術)により、ナバホのアンティーク作品を想起させるディテールとなっています。スタンプ(鏨)の質や古典作品を踏襲したそのシルバーワークには、Vidal Aragonの大変長いキャリアや基礎的な技術を重視したシルバースミスとしての姿勢が感じ取れます。
オーバーレイ技法によって描き出されているストーリは、シルバーに下書きをせずにスケッチをそのままフリーハンドで切り出していく独自の手法を用いている為、ホピジュエリーとは違った味わいを持っており、細かなカッティングワークは繊細で自由、そして卓越したシルバーワークによって作り上げられ、それらのディテールも作品に素晴らしい奥行きと他に類を見ない柔らかな質感をもたらしているようです。

比較的ナローなバンドをベースとして、Vidal Aragonらしい優しいタッチでストーリーが描き出されています。同作者の作品には昼のストーリーと、夜のストーリーの2タイプがありますが、本作は夜を舞台とした物語が描き出されています。
月の浮かぶ夜に、沢山の星が森に煌めき、角を突き合わせてコミュニケーションを取っている山羊の姿、さらにオオカミかコヨーテも登場しています。細いバングルの中にとても広く幻想的な世界が生み出され、どこか懐かしさも覚える「物語」が描かれた作品です。これらの自然をメインとしたモチーフは、サントドミンゴの生活や歴史、作者の人生を語り、見るものにそれらの文化や思想を訴えかけてきます。

また、全てのオーバーレイが切れ目なく一繋ぎとなっているのは
『全ての事象は繋がっている、まるで人生のように』 という意味が込められています。

前述のように月の部分にはゴールドが施され、細かくスタンプを刻む事でとても描写的で立体感のある月が描かれており、ゴールドのカラーも効果的でさり気なくも良いアクセントとなっています。このような一部にゴールドを用いた表現もVidal Aragonの作品では多く見られるディテールの一つです。さらに、星や月表面の細かなテクスチャーはスタンプワークによって表現されています。


【Vidal Aragon】 ビダル・アラゴンは、1923年に【Kewa】キワ/【Santo Domingo】サントドミンゴに生まれ、1930年代にはサンタフェインディアンスクールで彫金を学びました。それは、オーバーレイ技法のみでなく、トゥーファキャストをはじめとするナバホのオールドスタイルを含み、多岐にわたるジュエリー制作の技術を身に付けました。その後、現在でも有名ギャラリーがひしめく街であるアリゾナ州スコッツデールでキャリアを積み重ね、1941年にはニューヨーク近代美術館でその作品群が紹介されています。
また、その頃にはすでに古典技術を駆使して新しくモダンなジュエリーを生み出すアーティストとして、ナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)や【Tom Burnsides】トム・バーンサイドと並び称される程の評価と知名度を得ていたようです。そして、キャリア初期にはナバホの伝統的な技術を用いて制作するジュエリーにプエブロの独特な感性やモチーフを取り入れた作品を制作していましたが、その当時にはすでに同作者が第一人者である『Storyteller/ストーリーテラー』のスタイルも確立されようとしていました。この全く新しい価値観と楽しく素朴な表情を持った作品群は、Vidal Aragonを世界的に有名なアーティストに押し上げます。
後進の作家にも大きな影響力を持った作家であり、甥である【Ed Wayne Aragon】エド・ウェイン・アラゴン等の作家がその技術やスタイルを受け継いでおり、ストーリーテラーという同作者の造形スタイルはインディアンジュエリーの一つのジャンルとして確立され、現在も多くのシルバースミスが制作しています。


【Storyteller】ストーリーテラーは、本作の作者であるVidal Aragonが生み出した造形スタイルであり、図案や紋様を用いてインディアン達の豊かな生活や歴史、その伝統を物語として伝えるジュエリーです。それは、元々文字を持たず、口伝によって知識や伝統を後世に伝えてきたインディアンの知恵とも考えられ、コチティのポッテリーで作られたストーリーテラードール(こちらは、物語を表現する人形ではなく、語り手をモチーフとした人形)などもインディアンアートとしてとても高い知名度を誇っています。
Vidal Aragonの作品では、同氏が長く暮らしたニューメキシコ州サンタフェの北に位置するサントドミンゴプエブロの自然に敬意を抱き、素朴で豊かな生活をオーバーレイ技法やスタンプワークによってジュエリーに落としこんでいます。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。
オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。


伝統的なディテールによる構成ながら、プエブロらしいナチュラルでアーシーな表情とどこか可愛げな印象も持った作品。また、ハンドメイドらしい素朴さや不均一な部分を持ちながら、非常に洗練された完成度や上質感を感じさせます。それはVidal Aragonが、こちらの様なスタイルのパイオニアであり、突出した独自性と造形センス、さらにそれらをバックアップする確かな技術を有していた事によるものと思われます。

ミニマルで高い完成度は、多くのスタイルにおいて素晴らしいアクセントになり得るバングル。性別やスタイルを問わず取り入れて頂きやすく、力の抜けたリラックス感を持った稀有なシルバージュエリーの一つとなっています。

遊び心を感じる動物や自然をメインとしたモチーフの図案化は、日本人の価値観にも通じる美意識が感じられ、エスニシティーな雰囲気と特別な完成度を誇っています。
世界的な評価を得ている偉大なアーティスト【Vidal Aragon】 ビダル・アラゴンのスペシャリティを持ったビンテージブレスレットであり、トレジャーハントプライスな作品の一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。全体に僅かなクスミ等は見られ、ハンドメイド特有のムラはありますが、殆ど使用感を感じないとても良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約60.9㎜    正面幅(高さ) 約6.9㎜
内周 約141㎜    開口部 約29㎜
Inside Measurement 5 9/16inch   opening 1 1/8inch 

※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Silver, Gold(14K?)
        約15.7g