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JBO001499

Vintage Stamp & Filed Heavy IngotSilver Cuff Bracelet c.1940

Vintage Stamp & Filed Heavy IngotSilver Cuff Bracelet c.1940
188,000 円(税込)
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  • Vintage Stamp & Filed Heavy IngotSilver Cuff Bracelet c.1940
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴット(銀塊)から成形された非常に分厚く重厚なバンド(地金)はナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チーの作品を想起させるほどの重量感。また、造形スタイルやスタンプなどから、多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG) 通称ナバホギルドのピースと推測されるアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代頃に作られたピースと思われ、ナバホの伝統を重視した製法で作られていますが、当時モダンスタイルと呼ばれたミニマムなデザインとセンスにより武骨ながらも洗練された印象を持った作品です。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたベースは<約77g>と非常に重く分厚い造りで、そこにファイルワーク/エングレイビングと言う削る技法によってラインが刻まれ、センターには立体的な凸のライン上にナバホらしく力強いスタンプワークにより美しい紋様が施されています。 さらに上下にもさりげなくベイナースタンプが刻まれ、アーリーナバホスタイルを踏襲しながらもナバホギルドの特徴的なディテールで構成された作品です。
インゴットから成形されたバンド(地金)やオーセンティックなスタンプワーク等、とてもクラシックな作品ですが、丁寧で完成されたシルバーワークによって、当時モダンスタイルと言われたクリーンでミニマムな印象を与えられています。

また、こちらはホールマーク等の刻印がなく、作者等を特定することはできませんが、おそらくナバホギルドが【Horned Moon】と呼ばれるホールマークを使用し始める1940年代後半までに作られたものと推測されます。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。ターコイズがセットされた作品がとても少ないことも特徴です。

また、もう一つのナバホギルドが持つ特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。 【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、ホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーであり、白人作家でサンダーバードショップを経営していた【Frank Patania Sr】フランク・パタニアも協力していたようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、シルバーゲージ/プレート(銀板)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


The Navajo Arts & Crafts Guild/ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく発見するのは困難。また、アンティーク作品の中でもこれほどの重量感を持った作品は希少です。

古典技術を受け継ぎながら、完成度の高いシルバーワークによって作り上げられたミニマムで無駄の無いクリーンな印象を持つハイエンドな作品。 どんな装いにもフィットし、普遍的で美しい造形美は長くご愛用いただけると思われます。
ビンテージインディアンジュエリーの力強い武骨さだけでなく、悠然としたアートピースのような佇まいを持ち、練り上げられた工芸品としての資料価値も高い作品です。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも非常に良く、多少のクスミ等は見られますが、使用感の少ない大変良好な状態です。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴット(銀塊)から成形された非常に分厚く重厚なバンド(地金)はナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チーの作品を想起させるほどの重量感。また、造形スタイルやスタンプなどから、多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG) 通称ナバホギルドのピースと推測されるアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代頃に作られたピースと思われ、ナバホの伝統を重視した製法で作られていますが、当時モダンスタイルと呼ばれたミニマムなデザインとセンスにより武骨ながらも洗練された印象を持った作品です。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたベースは<約77g>と非常に重く分厚い造りで、そこにファイルワーク/エングレイビングと言う削る技法によってラインが刻まれ、センターには立体的な凸のライン上にナバホらしく力強いスタンプワークにより美しい紋様が施されています。 さらに上下にもさりげなくベイナースタンプが刻まれ、アーリーナバホスタイルを踏襲しながらもナバホギルドの特徴的なディテールで構成された作品です。
インゴットから成形されたバンド(地金)やオーセンティックなスタンプワーク等、とてもクラシックな作品ですが、丁寧で完成されたシルバーワークによって、当時モダンスタイルと言われたクリーンでミニマムな印象を与えられています。

また、こちらはホールマーク等の刻印がなく、作者等を特定することはできませんが、おそらくナバホギルドが【Horned Moon】と呼ばれるホールマークを使用し始める1940年代後半までに作られたものと推測されます。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。ターコイズがセットされた作品がとても少ないことも特徴です。

また、もう一つのナバホギルドが持つ特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。 【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、ホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーであり、白人作家でサンダーバードショップを経営していた【Frank Patania Sr】フランク・パタニアも協力していたようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、シルバーゲージ/プレート(銀板)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


The Navajo Arts & Crafts Guild/ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく発見するのは困難。また、アンティーク作品の中でもこれほどの重量感を持った作品は希少です。

古典技術を受け継ぎながら、完成度の高いシルバーワークによって作り上げられたミニマムで無駄の無いクリーンな印象を持つハイエンドな作品。 どんな装いにもフィットし、普遍的で美しい造形美は長くご愛用いただけると思われます。
ビンテージインディアンジュエリーの力強い武骨さだけでなく、悠然としたアートピースのような佇まいを持ち、練り上げられた工芸品としての資料価値も高い作品です。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも非常に良く、多少のクスミ等は見られますが、使用感の少ない大変良好な状態です。
Size

メンズサイズ M - L 程度。

内径最大幅 約59.1㎜    正面幅(高さ) 約17.4㎜
内周 約138㎜    開口部 約30㎜
Inside Measurement 5 7/16inch   opening 1 1/8 inch 

  ※バングルはサイズ調整可能ですが、こちらの作品は非常に厚く硬いシルバーのため、調整幅は大きくありません。Mサイズ以上、XL以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver