ITEM CODE:
JNO011230

Antique UITA10 Thunderbird Shape Fob Necklace w/TQ c.1930

Antique UITA10 Thunderbird Shape Fob Necklace w/TQ c.1930
31,800 円(税込)
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1930年代~1940年代当時、数多くのインディアン居留地が存在するアメリカ中西部でトレーディングポストと呼ばれるインディアンクラフト等を扱うトレーダーによって組織された【United Indian Trader's Association】(UITA)に参画していたトレーダーが取り扱った作品で、秀逸なクオリティーを持つサンダーバードトップのアンティーク/ビンテージネックレスです。

こちらの作品も1930年代~40年代に作られたピースで、【UITA10】の末尾の数字『10』から、Shonto(アリゾナ州北部の町)にあったトレーディングポストと推測されます。UITAでは、それぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く、こちらの作品の『10』も明確になっていないナンバーの一つです。
また、当時のトレーディングポストにはナバホをはじめ沢山の部族のシルバースミスが作品を供給していたため、こちらのようなUITAの作品では作者の部族を断定することは出来ませんが、造形スタイルやトレーディングポストの所在地である程度推測することが出来、こちらの作品はナバホのシルバースミスによる作品と思われます。

キャッチーな印象のサンダーバードシェイプにスタンプワークが施され、センターにはターコイズがセットされています。ベースのシルバーは薄く仕上げられていますが、インゴット(銀塊)からハンマーで成形されていると思われ、サンダーバード自体にもハンマーワークによる僅かなアールが施されています。
ポップなデザインや軽く仕上げられた造形は『ツーリストジュエリー』と呼ばれる観光客向けに制作された作品ですが、量産されたピースではなく全てハンドメイドにより作られた上質感も備えた作品です。

付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚な925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は、1931年にC. G. WallaceやJulius Gans Southwestern Arts and Crafts、Tobe Turpen等をはじめとする75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーにより組織されました。1934年にはコロラド州のGARDEN OF THE GODS TRADING POSTも参加しています。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品を分業化・一部機械化し量産するメーカー(マスプロ)に対抗するためで、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作する体制や材料、伝統的な製法を守ることなどを規定し、差別化することでした。

当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるArrow NoveltyやMaisel's等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
これらの模倣作品はピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。


こちらの作品もモチーフはツーリストジュエリーを代表するサンダーバードで、キャッチーな印象ですが、スタンプ(鏨)のクオリティーや僅かに立体的にアールがつけられたサンダーバードのシェイプは美しく、手が込んだ細工によって作られており、量産されたピースにはない威厳も感じさせる作品です。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


セットされた石もとても綺麗な無添加ナチュラルのターコイズです。アンティーク作品によく馴染む味わい深く優しい印象のグリーンターコイズです。

可愛いデザインは性別を問わずお使いいただけ、アンティークインディアンジュエリー特有の質感がありますので、男性のスタイリングにも良い『ギャップ』と奥行きを与えてくれると思います。
現在も明確になっていない【UITA 10】のピースですので、アンティーク作品としてインディアンジュエリーの歴史的な資料価値も高いピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションはシルバーに僅かなクスミは見られますが、使用感は無く大変良好。ターコイズも良い状態を保っています。
1930年代~1940年代当時、数多くのインディアン居留地が存在するアメリカ中西部でトレーディングポストと呼ばれるインディアンクラフト等を扱うトレーダーによって組織された【United Indian Trader's Association】(UITA)に参画していたトレーダーが取り扱った作品で、秀逸なクオリティーを持つサンダーバードトップのアンティーク/ビンテージネックレスです。

こちらの作品も1930年代~40年代に作られたピースで、【UITA10】の末尾の数字『10』から、Shonto(アリゾナ州北部の町)にあったトレーディングポストと推測されます。UITAでは、それぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く、こちらの作品の『10』も明確になっていないナンバーの一つです。
また、当時のトレーディングポストにはナバホをはじめ沢山の部族のシルバースミスが作品を供給していたため、こちらのようなUITAの作品では作者の部族を断定することは出来ませんが、造形スタイルやトレーディングポストの所在地である程度推測することが出来、こちらの作品はナバホのシルバースミスによる作品と思われます。

キャッチーな印象のサンダーバードシェイプにスタンプワークが施され、センターにはターコイズがセットされています。ベースのシルバーは薄く仕上げられていますが、インゴット(銀塊)からハンマーで成形されていると思われ、サンダーバード自体にもハンマーワークによる僅かなアールが施されています。
ポップなデザインや軽く仕上げられた造形は『ツーリストジュエリー』と呼ばれる観光客向けに制作された作品ですが、量産されたピースではなく全てハンドメイドにより作られた上質感も備えた作品です。

付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚な925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は、1931年にC. G. WallaceやJulius Gans Southwestern Arts and Crafts、Tobe Turpen等をはじめとする75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーにより組織されました。1934年にはコロラド州のGARDEN OF THE GODS TRADING POSTも参加しています。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品を分業化・一部機械化し量産するメーカー(マスプロ)に対抗するためで、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作する体制や材料、伝統的な製法を守ることなどを規定し、差別化することでした。

当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるArrow NoveltyやMaisel's等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
これらの模倣作品はピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。


こちらの作品もモチーフはツーリストジュエリーを代表するサンダーバードで、キャッチーな印象ですが、スタンプ(鏨)のクオリティーや僅かに立体的にアールがつけられたサンダーバードのシェイプは美しく、手が込んだ細工によって作られており、量産されたピースにはない威厳も感じさせる作品です。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


セットされた石もとても綺麗な無添加ナチュラルのターコイズです。アンティーク作品によく馴染む味わい深く優しい印象のグリーンターコイズです。

可愛いデザインは性別を問わずお使いいただけ、アンティークインディアンジュエリー特有の質感がありますので、男性のスタイリングにも良い『ギャップ』と奥行きを与えてくれると思います。
現在も明確になっていない【UITA 10】のピースですので、アンティーク作品としてインディアンジュエリーの歴史的な資料価値も高いピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションはシルバーに僅かなクスミは見られますが、使用感は無く大変良好。ターコイズも良い状態を保っています。
Size

トップ 縦 約4.1㎝(バチカン含む)   横 約2.9㎝   チェーン長さ 約 50.0㎝程度

Material

Silver, Turquoise