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JBO000970

Vintage Heavy Ingot Silver Trianglewire Cuff Bracelet c.1940

Vintage Heavy Ingot Silver Trianglewire Cuff Bracelet c.1940
79,000 円(税込)
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Vintage Heavy Ingot Silver Trianglewire Cuff Bracelet c.1940
  • Vintage Heavy Ingot Silver Trianglewire Cuff Bracelet c.1940
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴット(銀塊)から成形された重厚な地金は、トライアングルワイヤーに近い台形の断面に仕上げられ、シンプルながら非常に手の込んだディテールを持つアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代頃に作られたピースと思われ、当時多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG) ナバホギルドの作品と推測される造形スタイルと完成度を持ち、ナバホの伝統を重視した製法で作り上げられていますが、当時モダンスタイルと呼ばれたミニマムなデザインとセンスにより洗練された印象を持った作品です。

キャストである程度成形されたインゴット(銀塊)を作り、それをハンマーで叩きのばすことで成形されたトライアングルワイヤーに近い台形の上辺に、ファイルワーク/エングレイビングと言う削ることでライン模様と立体的なシェイプが造形され、センター部分にはハンドメイドと思えないほど規則的に美しいスタンプワーク(チゼルワーク)が施されています。
全体に少し丸みのあるシェイプを持ち、内側はフラットな仕上がりで、幅の広いバングルではありませんが、ずっしりとした重い作品になっています。 また、インゴットから成形されたシルバーの肌はとても硬くなめらかで、手首に吸い付くような質感を実現しており、ハンマーによるパウンティング(鍛造)を感じさせる仕上がりです。

こちらはホールマーク等の刻印がなく、作者等を特定することはできませんが、おそらくナバホギルドが【Horned Moon】と呼ばれるホールマークを使用し始める1940年代後半までに作られたものと推測されます。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。ターコイズがセットされた作品がとても少ないことも特徴です。

また、もう一つのナバホギルドが持つ特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、ホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーであり、白人作家でサンダーバードショップを経営していた【Frank Patania Sr】フランク・パタニアも協力してたようです。


その中でもこちらの作品のデザイン・造形などは、【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイの作品を想起させる造形と完成度を持っています。

【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイは、1913年(又は1914年)にガナードに近いアリゾナ州スティームボードキャニオンで生まれ、子供のころにはブラックスミス(金属(鉄)鍛冶)の技術からそのキャリアをスタートさせたようです。
その後、1930年代初めごろにはクリスタルの学校に就学し、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)からシルバースミスとしての技術を教わることになります。さらに、作家としてのキャリア初期には、ナバホギルドに多くの作品を遺しているようで、上記の【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホースからもその技術を学んでおり、上記の二人の作家による影響は1960年代以降のキャリア興隆期のモダンで独自性の強い作品にも感じ取ることが出来ます。
1946年からは、アリゾナ州フラッグスタッフに移り、従兄である【Allen Kee】アレン・キー(1916-1972)と共に【White Hogan】ホワイト ホーガンに創業から所属し、同ショップを有名店にしてゆく立役者となっていきます。
非常に成熟した技術を持ち、インディアンジュエリーを次のステージに引き上げたKenneth Begayは、『ナバホモダンジュエリーの父』とも呼ばれ、ホピの巨匠【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ(1921-1991)も尊敬する作家としてその名前を挙げる偉大なアーティストの一人です。


こちらの作品は、ホールマークや考察の元になるスタンプが見られないため、作者を特定することは出来ませんが、クリーンで洗練された造形が大変美しいバングルで、シンプルながら精密なディテールの完成度やその製法から、上記のような作者による作品であることがとても高い可能性で推測されます。

ナバホのオールドスタイル、伝統的手法で作られたバングルですが、類似したシェイプ・デザインの作品を探すのは困難で、トラディッショナルな印象ながら希少なデザインの作品。
素晴らしいシルバーワークのクオリティーとシンプルで普遍的な造形美は長年にわたってご愛用いただけるハイエンドなピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも大変良好です。僅かなシルバーのクスミ等が見られますが、ダメージはありません。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴット(銀塊)から成形された重厚な地金は、トライアングルワイヤーに近い台形の断面に仕上げられ、シンプルながら非常に手の込んだディテールを持つアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代頃に作られたピースと思われ、当時多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG) ナバホギルドの作品と推測される造形スタイルと完成度を持ち、ナバホの伝統を重視した製法で作り上げられていますが、当時モダンスタイルと呼ばれたミニマムなデザインとセンスにより洗練された印象を持った作品です。

キャストである程度成形されたインゴット(銀塊)を作り、それをハンマーで叩きのばすことで成形されたトライアングルワイヤーに近い台形の上辺に、ファイルワーク/エングレイビングと言う削ることでライン模様と立体的なシェイプが造形され、センター部分にはハンドメイドと思えないほど規則的に美しいスタンプワーク(チゼルワーク)が施されています。
全体に少し丸みのあるシェイプを持ち、内側はフラットな仕上がりで、幅の広いバングルではありませんが、ずっしりとした重い作品になっています。 また、インゴットから成形されたシルバーの肌はとても硬くなめらかで、手首に吸い付くような質感を実現しており、ハンマーによるパウンティング(鍛造)を感じさせる仕上がりです。

こちらはホールマーク等の刻印がなく、作者等を特定することはできませんが、おそらくナバホギルドが【Horned Moon】と呼ばれるホールマークを使用し始める1940年代後半までに作られたものと推測されます。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。ターコイズがセットされた作品がとても少ないことも特徴です。

また、もう一つのナバホギルドが持つ特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、ホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーであり、白人作家でサンダーバードショップを経営していた【Frank Patania Sr】フランク・パタニアも協力してたようです。


その中でもこちらの作品のデザイン・造形などは、【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイの作品を想起させる造形と完成度を持っています。

【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイは、1913年(又は1914年)にガナードに近いアリゾナ州スティームボードキャニオンで生まれ、子供のころにはブラックスミス(金属(鉄)鍛冶)の技術からそのキャリアをスタートさせたようです。
その後、1930年代初めごろにはクリスタルの学校に就学し、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)からシルバースミスとしての技術を教わることになります。さらに、作家としてのキャリア初期には、ナバホギルドに多くの作品を遺しているようで、上記の【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホースからもその技術を学んでおり、上記の二人の作家による影響は1960年代以降のキャリア興隆期のモダンで独自性の強い作品にも感じ取ることが出来ます。
1946年からは、アリゾナ州フラッグスタッフに移り、従兄である【Allen Kee】アレン・キー(1916-1972)と共に【White Hogan】ホワイト ホーガンに創業から所属し、同ショップを有名店にしてゆく立役者となっていきます。
非常に成熟した技術を持ち、インディアンジュエリーを次のステージに引き上げたKenneth Begayは、『ナバホモダンジュエリーの父』とも呼ばれ、ホピの巨匠【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ(1921-1991)も尊敬する作家としてその名前を挙げる偉大なアーティストの一人です。


こちらの作品は、ホールマークや考察の元になるスタンプが見られないため、作者を特定することは出来ませんが、クリーンで洗練された造形が大変美しいバングルで、シンプルながら精密なディテールの完成度やその製法から、上記のような作者による作品であることがとても高い可能性で推測されます。

ナバホのオールドスタイル、伝統的手法で作られたバングルですが、類似したシェイプ・デザインの作品を探すのは困難で、トラディッショナルな印象ながら希少なデザインの作品。
素晴らしいシルバーワークのクオリティーとシンプルで普遍的な造形美は長年にわたってご愛用いただけるハイエンドなピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも大変良好です。僅かなシルバーのクスミ等が見られますが、ダメージはありません。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度。

内径最大幅 約61.3㎜    正面幅(高さ) 約8.9㎜
内周 約142㎜    開口部 約28㎜
Inside Measurement 5 5/8inch   opening 1 1/8 inch 

  ※※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver