ITEM CODE:
LPC001037

Antique Chimayo Purse w/Thunderbird Stamped Concho c.1940

Antique Chimayo Purse w/Thunderbird Stamped Concho c.1940
25,900 円(税込)
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Antique Chimayo Purse w/Thunderbird Stamped Concho  c.1940
  • Antique Chimayo Purse w/Thunderbird Stamped Concho  c.1940
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おそらく【Ganscraft】/【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】製と思われる、アンティーク/ビンテージチマヨパースです。優しい色目のベージュベースで、スタンプワークでサンダーバードが施されたのコンチョがつきます。

1930年代終わり頃~40年代製と思われ、タグは『HAND WOVEN』と言う表記のものがつきますが、コンチョのスタンプワークなどから【Ganscraft】ガンズクラフト社のものと推測されます。
古いピースでは珍しいやさしく淡いベージュにオフホワイト×ネイビーのカラーリングも美しく、落ち着いた印象を持ったパースです。
サンダーバードのスタンプワークが施されたコンチョは、フレッド・ハービースタイルらしいキャッチーな印象で、ジッパーはTALON製コの字止めボールチェーンハンドルジップ、裏面にはベルトを通すためのループがついています。

こちらのような【Chimayo Woven】チマヨ織を用いたパースも、やはりフレッド・ハービースタイルのジュエリー等と同様に1910年代後半以降の観光産業の隆盛に合わせてスーベニア(記念品・お土産)の一つとして作られた物です。 フレッド・ハービー社をはじめ、国立公園内のトレーディングポストや観光地のクリオなどで多く販売され、それらはチマヨ村のオルテガやガンズクラフト、トルヒーリョス、マクロッセン等多数の工房に製作を発注していたようです。

中でもこちらの【Ganscraft】=【Julius Gans’ Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社(以下SWAC)は、こちらの様なパースと呼ばれるポーチを最初に制作した工房です。40年代にはコチティ族の大巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)もシルバースミスとして在籍していた有力なトレーディングポストの一つ。
もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。
シルバーシート/シルバーゲージを初めて採用したのもSWACであり、それはジュエリーの生産性を高めましたが、そのために政府よりインディアンクラフトと認定されなくなり、国立公園内での販売が出来なくなりました。そこで、復権のために【Slug Silver】と言うそれまでのインゴットに比べると小さなシルバーの塊を採用しました。 また、工房において多くのシルバースミスがベンチに並んで作業するスタイルをとっていましたが、あくまでも分業はせずにそれぞれがすべての工程を担当し、仕上げることにこだわったようです。

これらのことから、当店ではSWACの作品をフレッドハービースタイルに含んでいません。ツーリスト向けであると言う意味ではツーリストジュエリー/スーベニアアイテムではありますが、BELLやMaisel's、Arrow Noveltyの分業化や量産化を推し進めたメーカーの作品とは一線を画しています。


こちらのような【パース】は、財布やウォレットに近いものですが、クラッチバックとしても機能し、バックインバックとして貴重品の保管にも便利なアイテムです。


コンディションは、小さな表面の傷がいくつか散見され、ライニングに薄いシミや全体にヤケが見られますが、目立ったダメージはなくジップの開閉もスムーズです。ビンテージとしてはそれなりに良好な状態を保っています。
おそらく【Ganscraft】/【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】製と思われる、アンティーク/ビンテージチマヨパースです。優しい色目のベージュベースで、スタンプワークでサンダーバードが施されたのコンチョがつきます。

1930年代終わり頃~40年代製と思われ、タグは『HAND WOVEN』と言う表記のものがつきますが、コンチョのスタンプワークなどから【Ganscraft】ガンズクラフト社のものと推測されます。
古いピースでは珍しいやさしく淡いベージュにオフホワイト×ネイビーのカラーリングも美しく、落ち着いた印象を持ったパースです。
サンダーバードのスタンプワークが施されたコンチョは、フレッド・ハービースタイルらしいキャッチーな印象で、ジッパーはTALON製コの字止めボールチェーンハンドルジップ、裏面にはベルトを通すためのループがついています。

こちらのような【Chimayo Woven】チマヨ織を用いたパースも、やはりフレッド・ハービースタイルのジュエリー等と同様に1910年代後半以降の観光産業の隆盛に合わせてスーベニア(記念品・お土産)の一つとして作られた物です。 フレッド・ハービー社をはじめ、国立公園内のトレーディングポストや観光地のクリオなどで多く販売され、それらはチマヨ村のオルテガやガンズクラフト、トルヒーリョス、マクロッセン等多数の工房に製作を発注していたようです。

中でもこちらの【Ganscraft】=【Julius Gans’ Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社(以下SWAC)は、こちらの様なパースと呼ばれるポーチを最初に制作した工房です。40年代にはコチティ族の大巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)もシルバースミスとして在籍していた有力なトレーディングポストの一つ。
もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。
シルバーシート/シルバーゲージを初めて採用したのもSWACであり、それはジュエリーの生産性を高めましたが、そのために政府よりインディアンクラフトと認定されなくなり、国立公園内での販売が出来なくなりました。そこで、復権のために【Slug Silver】と言うそれまでのインゴットに比べると小さなシルバーの塊を採用しました。 また、工房において多くのシルバースミスがベンチに並んで作業するスタイルをとっていましたが、あくまでも分業はせずにそれぞれがすべての工程を担当し、仕上げることにこだわったようです。

これらのことから、当店ではSWACの作品をフレッドハービースタイルに含んでいません。ツーリスト向けであると言う意味ではツーリストジュエリー/スーベニアアイテムではありますが、BELLやMaisel's、Arrow Noveltyの分業化や量産化を推し進めたメーカーの作品とは一線を画しています。


こちらのような【パース】は、財布やウォレットに近いものですが、クラッチバックとしても機能し、バックインバックとして貴重品の保管にも便利なアイテムです。


コンディションは、小さな表面の傷がいくつか散見され、ライニングに薄いシミや全体にヤケが見られますが、目立ったダメージはなくジップの開閉もスムーズです。ビンテージとしてはそれなりに良好な状態を保っています。
Size

畳んだ状態   縦 約15.0㎝   横幅 約23.5㎝ 広げた状態   全長 約29.5㎝

Material

Chimayo Woven, Talon Zip