【Cochiti】コチティ族の巨匠【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースの作品で、シンプルでクリーンな造形は現在でも氏の代表的なデザインとなっている作品の一つです。 『CZH』のホールマークが入り、 現在の作品ではなく80年代~90年代前半頃までに造られた作品と思われます。
現在、多くの作品を生み出している偉大な作家、Cippy CrazyHorse(1946-)は、稀代のシルバースミス【Joe H. Quintana】ジョー・H.キンタナの息子として生まれ、プエブロのトラディッショナルスタイルを守りながらも、常に新しいクリエーションを続ける人物です。
1970年代には父親であるJoe H. Quintanaの仕事を手伝い始め、60年代には数々のショーを受賞したJoe H. Quintana氏が、晩年にはコンテストには出展しなくなった理由を 「アワードは彼(Cippy CrazyHorse)のためにあり、彼こそがトップアーティストである」 と語っています。
そして現在、Cippy CrazyHorse氏も数多くのショーを受賞し、その審査員を務めるほどになっています。
こちらの作品もインゴットから成形された伝統的な製法を重視したピースで、トライアングルワイヤーをベースにした台形にさりげなくラインが刻まれており、Cippy CrazyHorseらしいクリーンで洗練された造形が美しいバングルです。幅のある作品ではありませんが、重厚感があり近年の作品に比べると若干太く造形されているようです。
ミニマムで普遍的な造形美を持つピースですので、長年にわたってご愛用いただけると思われます。
着用画像はこちら↓
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コンディションも良く、わずかな使用感とシルバーには僅かなクスミが見られますが、ダメージは無く良好なコンディションです。