【ZUNI】ズ二のチャンネルインレイで造形されたモーニングスターシェイプのキャッチーなビンテージリングです。

1960年代～70年代頃に作られたと思われるピースで、チャンネルインレイはズニの作品では大変伝統的な技法で、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリとはめ込む螺鈿細工のような技術です。
こちらの作品では、6つのダイヤ型によってモーニングスター(ローンスター)と呼ばれるインディアンにとっては『指針』『道しるべ』を表すモチーフのシェイプにデザインされ、それぞれにターコイズがインレイされています。 さらに、こちらの作品では、僅かにエッジ部分が薄くなるようなアールが施されており、手の込んだ仕事が見られます。

インレイを使った作品はナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術で、1920年代以降にはナバホのシルバースミスとの共作なども作られてます。現在ではインレイ技法で作られた多くのジュエリーがキャストによる量産品(石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはすべてがハンドメイドで成形されています。

セットされている石はやさしい色彩で、美しいアクアカラーのグラデーションを持つターコイズです。

小さ目のボリューム感と13.5号程度のサイズは女性に向いた作品ですが、男性のピンキーリングとしても良い作品です。ナバホのバングル等との相性も良く、ポップでキャッチーな印象はスタイルの良いアクセントになってくれるリングです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションはシルバーに多少のクスミが見られますが、良好な状態だと思われます。