【NAVAJO】ナバホの1940年代頃に作られたと思われるフレッド・ハービースタイル、サンダーバードのパッチワークとサイドには珍しいエルク(鹿)のスタンプが施されたアンティーク・ビンテージバングルです。
おそらくBELLのとても【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルらしい造形を持ち、センターにはクロスアローが刻印されたサンダーバードのパッチワークが施され、サイドからターミナルにかけても多彩なモチーフのスタンプワークが配されています。 中でもサイドに見られるエルク(鹿)のスタンプはフレッド・ハービースタイルの作品でもほとんど見られないデザイン・モチーフです。古い作品とは思えないキャッチーな印象を持ち、ポップな作品に仕上がっていますが、少し黒っぽくなったシルバー独特の味わいもあって、アンティーク特有の渋い質感も感じられます。
【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。
ホールマークはありませんが、【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストで制作されたピースと思われます。
BELL TRADING POSTは、ニューメキシコ州のアルバカーキーで1935年に設立。 当時、観光地の土産物を扱う店と工房を兼ねたショップとしてアルバカーキで営業していました。 ジュエリーをメインに沢山の作品を供給した有名な工房です。こちらのような工房のホールマークが入らないOEM生産も多く行っていたようで、フレッド・ハービーのお店等、サウスウエスト観光各地で取り扱われていました。
現存しない工房ですが現在でも知名度が高く、ベルトレーディングポストのインディアンジュエリーはアメリカでも大変人気があります。
こちらもBELLらしいキャッチーなデザインを持ちながら、アンティーク特有の質感がありますので、男性のスタイリングに良い『ギャップ』と深みを与えてくれると思います。
着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
コンディションも大変良好でシルバーは多少のクスミが見られますが、使用感は無く良いコンディションを保っています。