【NAVAJO】ナバホのフレッド・ハービースタイル、伝統的なモチーフの一つである【バグ】【ビートル】型のMaisel's製ビンテージピンブローチです。

多くの作品を残している有名工房【Maisel's】のピースで、1960年代後半～70年代製と思われ、【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルとしては比較的新しい作品ですが、ハンドメイドで仕上げられており繊細で手の込んだ作品です。
デザインはナバホのとても古くトラディッショナルなモチーフの一つであるバグ/インセクトです。多数のバリエーションを持つバグデザインですが、中でもオーセンティックな造形でターコイズを包むように羽が施され、細かなシルバーワークにより、立体的に虫が表現されています。

【Maisel's Indian Trading Post】は、1923年にMaurice Maiselにより創業された店で、当時の観光産業隆盛によるインディアン工芸品(土産物)ビジネスとして開業され、フレッド・ハービーホテルの向いに店舗を構えていました。
その後、1939年にはアルバカーキダウンタウンに移転し、現在でも同じロケーションで【Skip Maisel's Indian Jewelry】として営業しています。当時のピークには150人以上のインディアンの職人を雇い入れ、その作業を外から見える形で運営していました。そのスタイルは現在でも受け継がれ、【Will Vandever】等、腕の良いベテラン作家が今も作品を制作しています。

現在ではオーセンティックなデザインとなっている作品を多く生み出し、その製法や機械化等、新しい手法も取り入れながら現在までビジネスを継続している数少ないトレーディングポスト兼工房です。

小さなピンですが立体的でそれなりのボリューム感があり、ビンテージインディアンジュエリー独特のヘリテージ感と、キャッチーで現代的な印象も感じさせます。
こちらの様なピンブローチは多くのスタイルにフィットし、ラペルやハット等多くのアイテムと合わせることができ、良いアクセントになってくれると思います。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
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ビンテージにつき、シルバーに多少のクスミが見られますが良好なコンディションです。シルバーの黒い色味はもともとの仕上げと思われます。