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JBO098983

Atq Navajo Braided Wire Cuff w/Gem Quality Turquoise c1940~

Atq Navajo Braided Wire Cuff w/Gem Quality Turquoise c1940~
242,000 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DHipwQJzxSN/
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、シルバーワイヤーを編み込むことで作り上げた造形『ブレーデッドワイヤー』を2連に構成したバンドをベースに、美しいターコイズが連続してマウントされたハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

非常に手の込んだシルバーワークを駆使して作り上げられ、そのオリジナリティと他に類を見ない、繊細さと力強さを兼ね備えた作品です。
類似したディテールは、『UITA22』のホールマークが刻まれた【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブ マヌエリート トレーディングポストにおいて作られた作品において発見されており、本作も同トレーディングポストで制作された事が推測される個体となっています。


1940年代~1950年代頃の作品と思われ、ナバホの伝統的な造形スタイルを踏襲しながらも、その独創性に富んだシルバーワークと質の高いターコイズが魅力的なブレスレットです。

その独特な表情を持ったバンドは、フラットな4本のシルバーワイヤーを編み込むことによって生み出した『ブレーデッドワイヤー』と呼ばれる造形で、レザーワークにおいては伝統的なディテールですが、ネイティブアメリカンジュエリーにおいては非常に珍しいシルバーワークとなっています。

4本のワイヤーを巧みに編みこむ事で太いラウンドワイヤーが形作られ、それを2連に配する事で重厚で高い強度を誇るバンドが構成されています。
そのラウンド形状のワイヤーは編み込みによって中空構造となっていますが、バングルとしての総重量は45gを超える重厚な仕上がりとなっています。

また、それら2本のラウンド形状のワイヤーはターミナル(両端)部分でまとめられ、そのエンド部分は先端を包み込むようなパーツが配される事でしっかりと固定されています。
これらのシルバーワークはどれもプリミティブで伝統的な技術となっていますが、その丁寧で質の高い仕事によりどこかモダンで現代的な雰囲気を帯びているようです。


さらに、それらの2本のワイヤーの間に挟み込むように、ターコイズをセットする為の土台が築かれています。
そこに、美しくアーシーな9つのターコイズを連続して羅列する事で石の美しさを強調し、ナバホのトラディショナルなスタイルである『ローワーク』と呼ばれるデザインのブレスレットとなっています。


また、それらの石を留めるベゼル(覆輪)の外側には、2本のシルバーワイヤーを撚り合わせたツイステッドワイヤーが施され、石と石の間には16個もの小さなシルバーボール/シルバードロップが配されており、羅列したターコイズの連続性と全体の立体感や奥行きを強調しているようです。


2本の立体的なワイヤーの間にターコイズを挟む構成により、大地の一部として産出するターコイズの自然な姿を想起させ、ナバホジュエリーらしい武骨でワイルドな表情と、細部まで丁寧に仕上げられたシルバーワークによる上質感や品位という相反するイメージを内包する稀有な作品です。



マウントされているターコイズは、澄んだ水色を基調としてワイルドなマトリックスが入り、複雑な景色を見せる素晴らしいクオリティーを持った【Persian Turquoise】パージャンターコイズと思われます。

美しい色相と強い発色を持った石です。小さなクウォーツ(水晶)や柔らかな印象のブラウンウェブ等、ワイルドなマトリックスが入り、9つの石毎に異なった質や色味が感じられますが、宝石としてのクオリティーを持った無添加ナチュラルのジェムクオリティターコイズです。


【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズは、現在のイラン産にあたり、カスピ海近くの鉱山で古くからたくさんのターコイズを算出しています。
その歴史は紀元前にさかのぼることができ、中世にはトルコを経由してヨーロッパに輸出されたことから、ターコイズ/トルコ石と呼ばれるようになりました。(トルコではターコイズは産出していません。)

北米とは違った価値基準を持ち、マトリックスの入らないフラットなブルーが上質とされ、すでに1920年代以前からアメリカにも輸出されていたようです。
また、1950年代にはネバダ、アリゾナの多くのターコイズ鉱山の石が細かくグレーディングされ、パージャンターコイズも上質なものは流通量が少なくなっていたようです。

北米産ターコイズの多くが薄い脈状で形成されているのに対し、パージャンターコイズは塊で採掘できるのが特徴で、それにより高さのあるハイドームカットが可能になっています。北米産では、【Number Eight Turquoise】ナンバーエイトや【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズ等が塊状で採掘されます。

色はターコイズらしい水色~ブルーの石を産出し、大変幅広いバリエーションを持っています。



【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブマヌエリート トレーディングポストは、1881年に【Mike Kirk】マイク・カークによってニューメキシコ州ギャラップで創業した歴史あるトレーディングポストのすぐそばで、1942年代の同氏の死後、息子である【Dean Kirk】ディーン・カークが始めたトレーディングポストです。

多くのシルバースミスが所属していたと推測され、その作者を特定することは出来ませんが、本作の様に素晴らしいクオリティーを持つ作品が多く残されており【the United Indian Trader's Association】に加盟していた事により、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることが判断可能です。

その作品群は多岐にわたり、プエブロの作品を想起させるシンプルなブレスレットから、ツーリストスタイルのピンブローチ等も多く見られます。

当時新しかったオーバーレイ等の技術や本作の様に独創性の強いシルバーワーク等を用いた作品も多く発見されており、ナバホの伝統的な技術やスタイルを守りながら、実験的な作品の制作にも積極的であったことが伺えるトレーディングポストです。
過去に発見されている作品群からは、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)も所属していた時期があるか、作品を提供していたと思われます。



【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。

UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。

当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。
初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。

また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。

特にこれらの模倣作品はピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。


また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・



本作は、ホールマーク(作者やショップのサイン)や制作背景の確証が得られる事も多いスタンプワークが用いられていない為、作者や背景を明言する事が出来ませんが、その造形の特殊性からやはり上記のDean Kirk of Manuelito Trading Post以外で制作されたことが考えにくいピースとなっています。


アンティーク/ビンテージジュエリーでありながら、独特のシルバーワークや特別なデザインは、非常に優美な表情を生み、時を超えて圧倒的な造形センスを感じさせる作品。また、アンティークインディアンジュエリーらしい武骨な印象と、繊細でエレガントなイメージいう相反する要素は、どこか現代的でアーティーな魅力を生み出しているようです。


特別な質を持つジェムクオリティターコイズと、少し控えめなボリューム感により、落ち着いた佇まいを持つブレスレットとなっています。
それにより他のブレスレットとの重ね付け/スタッキングにも向いたバングルとなっています。

さらにビンテージスタイルにはもちろん、ドレスや少しフォーマルなスタイルにも馴染む汎用性を有し、多くのスタイリングにおいてさり気なくも特別な存在感を放つ作品です。


制作された当時だけでなく、現代においても強い独自性と作者のアイデンティティーを宿した作品であり、ウェアラブルアートとして芸術作品としても高く評価できるピース。非常にコレクタブルでトレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、目立ったダメージの無いコンディションとなっています。

また、ターコイズにはマトリックス部分に天然石由来の凹凸(マトリックスロス)や両端の石には多少の変色があるかと思われます。
ただし、こちらもクラック等のダメージは無く、美しい発色を保ちアンティークとしては良好な状態保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、シルバーワイヤーを編み込むことで作り上げた造形『ブレーデッドワイヤー』を2連に構成したバンドをベースに、美しいターコイズが連続してマウントされたハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

非常に手の込んだシルバーワークを駆使して作り上げられ、そのオリジナリティと他に類を見ない、繊細さと力強さを兼ね備えた作品です。
類似したディテールは、『UITA22』のホールマークが刻まれた【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブ マヌエリート トレーディングポストにおいて作られた作品において発見されており、本作も同トレーディングポストで制作された事が推測される個体となっています。


1940年代~1950年代頃の作品と思われ、ナバホの伝統的な造形スタイルを踏襲しながらも、その独創性に富んだシルバーワークと質の高いターコイズが魅力的なブレスレットです。

その独特な表情を持ったバンドは、フラットな4本のシルバーワイヤーを編み込むことによって生み出した『ブレーデッドワイヤー』と呼ばれる造形で、レザーワークにおいては伝統的なディテールですが、ネイティブアメリカンジュエリーにおいては非常に珍しいシルバーワークとなっています。

4本のワイヤーを巧みに編みこむ事で太いラウンドワイヤーが形作られ、それを2連に配する事で重厚で高い強度を誇るバンドが構成されています。
そのラウンド形状のワイヤーは編み込みによって中空構造となっていますが、バングルとしての総重量は45gを超える重厚な仕上がりとなっています。

また、それら2本のラウンド形状のワイヤーはターミナル(両端)部分でまとめられ、そのエンド部分は先端を包み込むようなパーツが配される事でしっかりと固定されています。
これらのシルバーワークはどれもプリミティブで伝統的な技術となっていますが、その丁寧で質の高い仕事によりどこかモダンで現代的な雰囲気を帯びているようです。


さらに、それらの2本のワイヤーの間に挟み込むように、ターコイズをセットする為の土台が築かれています。
そこに、美しくアーシーな9つのターコイズを連続して羅列する事で石の美しさを強調し、ナバホのトラディショナルなスタイルである『ローワーク』と呼ばれるデザインのブレスレットとなっています。


また、それらの石を留めるベゼル(覆輪)の外側には、2本のシルバーワイヤーを撚り合わせたツイステッドワイヤーが施され、石と石の間には16個もの小さなシルバーボール/シルバードロップが配されており、羅列したターコイズの連続性と全体の立体感や奥行きを強調しているようです。


2本の立体的なワイヤーの間にターコイズを挟む構成により、大地の一部として産出するターコイズの自然な姿を想起させ、ナバホジュエリーらしい武骨でワイルドな表情と、細部まで丁寧に仕上げられたシルバーワークによる上質感や品位という相反するイメージを内包する稀有な作品です。



マウントされているターコイズは、澄んだ水色を基調としてワイルドなマトリックスが入り、複雑な景色を見せる素晴らしいクオリティーを持った【Persian Turquoise】パージャンターコイズと思われます。

美しい色相と強い発色を持った石です。小さなクウォーツ(水晶)や柔らかな印象のブラウンウェブ等、ワイルドなマトリックスが入り、9つの石毎に異なった質や色味が感じられますが、宝石としてのクオリティーを持った無添加ナチュラルのジェムクオリティターコイズです。


【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズは、現在のイラン産にあたり、カスピ海近くの鉱山で古くからたくさんのターコイズを算出しています。
その歴史は紀元前にさかのぼることができ、中世にはトルコを経由してヨーロッパに輸出されたことから、ターコイズ/トルコ石と呼ばれるようになりました。(トルコではターコイズは産出していません。)

北米とは違った価値基準を持ち、マトリックスの入らないフラットなブルーが上質とされ、すでに1920年代以前からアメリカにも輸出されていたようです。
また、1950年代にはネバダ、アリゾナの多くのターコイズ鉱山の石が細かくグレーディングされ、パージャンターコイズも上質なものは流通量が少なくなっていたようです。

北米産ターコイズの多くが薄い脈状で形成されているのに対し、パージャンターコイズは塊で採掘できるのが特徴で、それにより高さのあるハイドームカットが可能になっています。北米産では、【Number Eight Turquoise】ナンバーエイトや【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズ等が塊状で採掘されます。

色はターコイズらしい水色~ブルーの石を産出し、大変幅広いバリエーションを持っています。



【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブマヌエリート トレーディングポストは、1881年に【Mike Kirk】マイク・カークによってニューメキシコ州ギャラップで創業した歴史あるトレーディングポストのすぐそばで、1942年代の同氏の死後、息子である【Dean Kirk】ディーン・カークが始めたトレーディングポストです。

多くのシルバースミスが所属していたと推測され、その作者を特定することは出来ませんが、本作の様に素晴らしいクオリティーを持つ作品が多く残されており【the United Indian Trader's Association】に加盟していた事により、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることが判断可能です。

その作品群は多岐にわたり、プエブロの作品を想起させるシンプルなブレスレットから、ツーリストスタイルのピンブローチ等も多く見られます。

当時新しかったオーバーレイ等の技術や本作の様に独創性の強いシルバーワーク等を用いた作品も多く発見されており、ナバホの伝統的な技術やスタイルを守りながら、実験的な作品の制作にも積極的であったことが伺えるトレーディングポストです。
過去に発見されている作品群からは、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)も所属していた時期があるか、作品を提供していたと思われます。



【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。

UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。

当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。
初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。

また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。

特にこれらの模倣作品はピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。


また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・



本作は、ホールマーク(作者やショップのサイン)や制作背景の確証が得られる事も多いスタンプワークが用いられていない為、作者や背景を明言する事が出来ませんが、その造形の特殊性からやはり上記のDean Kirk of Manuelito Trading Post以外で制作されたことが考えにくいピースとなっています。


アンティーク/ビンテージジュエリーでありながら、独特のシルバーワークや特別なデザインは、非常に優美な表情を生み、時を超えて圧倒的な造形センスを感じさせる作品。また、アンティークインディアンジュエリーらしい武骨な印象と、繊細でエレガントなイメージいう相反する要素は、どこか現代的でアーティーな魅力を生み出しているようです。


特別な質を持つジェムクオリティターコイズと、少し控えめなボリューム感により、落ち着いた佇まいを持つブレスレットとなっています。
それにより他のブレスレットとの重ね付け/スタッキングにも向いたバングルとなっています。

さらにビンテージスタイルにはもちろん、ドレスや少しフォーマルなスタイルにも馴染む汎用性を有し、多くのスタイリングにおいてさり気なくも特別な存在感を放つ作品です。


制作された当時だけでなく、現代においても強い独自性と作者のアイデンティティーを宿した作品であり、ウェアラブルアートとして芸術作品としても高く評価できるピース。非常にコレクタブルでトレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、目立ったダメージの無いコンディションとなっています。

また、ターコイズにはマトリックス部分に天然石由来の凹凸(マトリックスロス)や両端の石には多少の変色があるかと思われます。
ただし、こちらもクラック等のダメージは無く、美しい発色を保ちアンティークとしては良好な状態保っています。
Size

メンズサイズ ML - L 程度
レディースサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約60.5㎜    正面幅(高さ) 約18.4㎜
内周 約141㎜    開口部 約29.5㎜
Inside Measurement 5 9/16inch   opening 1 3/16inch 

ターコイズ(中央の石) 縦 約5.9㎜  横 約10.4㎜

※バングルはサイズ調整可能です。
本作は、M~XLサイズ以下の男性、Lサイズ以上の女性であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Silver, Gem Quality Turquoise (probably Persian Turquoise)    約45.1g