ITEM CODE:
JRF008120

Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930

Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
68,200 円(税込)
68,200 円(税込)
Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
  • Atq Navajo Snakes Stamped 卍 Applique Cigar Band Ring c.1930
着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DAvxspMzJrW/
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、クラシックな印象のシガーバンドシェイプをベースとした作品。ラトルスネーク/ガラガラ蛇のスタンプワークが刻まれた【卍】Whirling Log/Nohokosのアップリケが大変魅力的なアンティーク/ビンテージリングです。

伝統的でオーセンティックなアイテムながら、アンティークジュエリーの中でもリング/指輪は使用による消費や紛失などにより、現存数が非常に少なく貴重なピースの一つとなっています。


1920年代末~1930年代頃に作られた作品で【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルとも呼ばれる、20世紀前半頃に観光客向けに作られたスーベニアアイテムの一つですが、伝統的な技術・技法によって作り上げられ、おそらく全ての工程がハンドメイドによって作られた作品となってます。


センターが広く内側が細いシャンクの造形は『シガーバンドリング』とも呼ばれるクラシックなシェイプ。フェイスには大きく斜めに卍がアップリケされ、その卍にはラトルスネークのスタンプが刻まれています。

さらに、その両サイドのシャンク部分にもプリミティブなスタンプワークが配されることで奥行きが与えられ、ビンテージインディアンジュエリーらしく素朴でエスニシティな印象に仕上げられています。


クラシックなシガーバンドリングのシェイプは程よい存在感を放ち、指に良く馴染む雰囲気を作り上げているようです。


また本作で使用されているラトルスネークのスタンプツール(鏨・刻印)等により、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストで制作された可能性が高い作品です。

分業化・量産化を始める以前にMaisel's Indian Trading Postで制作された可能性が非常に高く、それによりコインシルバー製であることが判断可能となっています。
ただし、まだショップマークやホールマーク(サイン)が刻印される以前の作品であり確実な判断は不可能です。



【Cigar Band Ring】シガーバンドリングは、インディアンジュエリーに限らずセンターが広く内側が細いシャンクの造形を持ったリングの俗称です。
語源については、葉巻に巻かれている帯が元となっています。現在ではブランドが確認できるデザインが描かれていますが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯です。

その帯と形状が似ていることから同スタイルのリングが『シガーバンドリング』と呼ばれるようになりました。



【卍】【Whirling Log】ワーリングログ【Swastika】スワスティカについて・・・
アルファベットの『L』を4つ組み合わせて生まれた記号であり 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボルであり、ラッキーシンボルとしてネイティブアメリカンの工芸品において広く認知されていたモチーフです。

しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦により、アメリカにおいては敵国であるドイツのハーケンクロイツと酷似した記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。

1941年当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が施された作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収された事もあったようです。
その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。

本作はそのような歴史的な受難を乗り越えて現在まで受け継がれてきたピースであり、史料価値を感じる事の出来るビンテージジュエリーとなっています。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。
また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。

また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半~1920年代以前の作品では、メキシカンコインが多く含まれていた為、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



ツーリストジュエリーらしくオーセンティックなアイテムながら、クラシックでバランスの良いシェイプと秀逸なデザインに仕上げられ、経年と摩耗によるアンティークインディアンジュエリー独特のヘリテージ感も素晴らしい雰囲気。またシルバーのみで構成されている為、スタイルや性別を問わずフィットし、アンティークの質感によって大人向けのアイテムに昇華されている印象となっています。

ヘリテイジ感と落ち着いた印象により、高い汎用性と普遍的な造形美を誇り、アンティークインディアンジュエリーの中でも秀逸なデザイン/造形を有する個体。モチーフを含めツーリストジュエリーのキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、全体に経年によるシルバーのクスミやハンドメイド特有の制作時のムラ、そして卍部分にはクラックが確認できます。
しかしながらクラックはアップリケ部分のみでおそらく制作時に出来たクラックと推測され、着用にあたって不安のないコンディションとなっています。

また、サイズ直しの形跡も見られますがこれもしっかりとした仕上げとなっています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、クラシックな印象のシガーバンドシェイプをベースとした作品。ラトルスネーク/ガラガラ蛇のスタンプワークが刻まれた【卍】Whirling Log/Nohokosのアップリケが大変魅力的なアンティーク/ビンテージリングです。

伝統的でオーセンティックなアイテムながら、アンティークジュエリーの中でもリング/指輪は使用による消費や紛失などにより、現存数が非常に少なく貴重なピースの一つとなっています。


1920年代末~1930年代頃に作られた作品で【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルとも呼ばれる、20世紀前半頃に観光客向けに作られたスーベニアアイテムの一つですが、伝統的な技術・技法によって作り上げられ、おそらく全ての工程がハンドメイドによって作られた作品となってます。


センターが広く内側が細いシャンクの造形は『シガーバンドリング』とも呼ばれるクラシックなシェイプ。フェイスには大きく斜めに卍がアップリケされ、その卍にはラトルスネークのスタンプが刻まれています。

さらに、その両サイドのシャンク部分にもプリミティブなスタンプワークが配されることで奥行きが与えられ、ビンテージインディアンジュエリーらしく素朴でエスニシティな印象に仕上げられています。


クラシックなシガーバンドリングのシェイプは程よい存在感を放ち、指に良く馴染む雰囲気を作り上げているようです。


また本作で使用されているラトルスネークのスタンプツール(鏨・刻印)等により、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストで制作された可能性が高い作品です。

分業化・量産化を始める以前にMaisel's Indian Trading Postで制作された可能性が非常に高く、それによりコインシルバー製であることが判断可能となっています。
ただし、まだショップマークやホールマーク(サイン)が刻印される以前の作品であり確実な判断は不可能です。



【Cigar Band Ring】シガーバンドリングは、インディアンジュエリーに限らずセンターが広く内側が細いシャンクの造形を持ったリングの俗称です。
語源については、葉巻に巻かれている帯が元となっています。現在ではブランドが確認できるデザインが描かれていますが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯です。

その帯と形状が似ていることから同スタイルのリングが『シガーバンドリング』と呼ばれるようになりました。



【卍】【Whirling Log】ワーリングログ【Swastika】スワスティカについて・・・
アルファベットの『L』を4つ組み合わせて生まれた記号であり 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボルであり、ラッキーシンボルとしてネイティブアメリカンの工芸品において広く認知されていたモチーフです。

しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦により、アメリカにおいては敵国であるドイツのハーケンクロイツと酷似した記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。

1941年当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が施された作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収された事もあったようです。
その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。

本作はそのような歴史的な受難を乗り越えて現在まで受け継がれてきたピースであり、史料価値を感じる事の出来るビンテージジュエリーとなっています。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。
また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。

また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半~1920年代以前の作品では、メキシカンコインが多く含まれていた為、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



ツーリストジュエリーらしくオーセンティックなアイテムながら、クラシックでバランスの良いシェイプと秀逸なデザインに仕上げられ、経年と摩耗によるアンティークインディアンジュエリー独特のヘリテージ感も素晴らしい雰囲気。またシルバーのみで構成されている為、スタイルや性別を問わずフィットし、アンティークの質感によって大人向けのアイテムに昇華されている印象となっています。

ヘリテイジ感と落ち着いた印象により、高い汎用性と普遍的な造形美を誇り、アンティークインディアンジュエリーの中でも秀逸なデザイン/造形を有する個体。モチーフを含めツーリストジュエリーのキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、全体に経年によるシルバーのクスミやハンドメイド特有の制作時のムラ、そして卍部分にはクラックが確認できます。
しかしながらクラックはアップリケ部分のみでおそらく制作時に出来たクラックと推測され、着用にあたって不安のないコンディションとなっています。

また、サイズ直しの形跡も見られますがこれもしっかりとした仕上げとなっています。
Size

日本規格 約 18.5~19号   円周 約 59.5㎜   us 9.5
正面幅 約 20.5㎜

Material

Silver (probably Coin Silver 900)