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JBF004169

Antique Navajo Arrows Stamped Silver Split Band Cuff c.1930

Antique Navajo Arrows Stamped Silver Split Band Cuff c.1930
48,600 円(税込)
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Antique Navajo Arrows Stamped Silver Split Band Cuff  c.1930
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C_fm2T6Pdhs/
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から伝統的な造形技法の一つである『スプリットバンド/スプリットワイヤー』により造形されたシンプルなアンティーク/ビンテージバングルです。

フロントやターミナル(両端)付近に刻まれたアロー等、スタンプワークの質も素晴らしいクオリティを持つ作品となっています。


【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られたスーベニアアイテムの一つと思われますが、全ての工程が伝統的な技術によってハンドメイドで仕上げられています。

その為、量産化された同スタイルのピースと比べ、ディテールやデザインセンスなどに独自性とハンドメイド特有の味わいを持った作品です。


1920年代末~1940年代頃に作られた作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、分厚くはありませんがパウンディングを感じさせる固く滑らかなシルバーの肌は腕への装着感も素晴らしいピースです。


その様なバンドの中央~サイドにかけてを割り開いた『スプリットバンド』と呼ばれる造形をベースとして、アロー等ナバホのトラディッショナルなスタンプワークが施されており、非常にシンプルでミニマムな印象です。

それらスタンプワークの秀逸なクオリティも特筆すべきポイントとなっています。
それは文様を刻む構成やデザインだけでなく、スタンプツール(鏨・刻印)自体のクオリティに起因し、それらの質の高さにより、武骨な質感のブレスレットに現代作品には無い迫力や上質感が生み出されています。


これらの『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。

そして、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツール/鏨を制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスは優れたスタンプメーカーと同義です。

さらに、スタンプツール(鏨・刻印)のクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。
1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。



また本作のようなアイテムは、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストが当時発行したカタログでも類似作品が確認できます。

ショップマークやホールマーク(サイン)の刻印が無く、正確な制作背景を特定することは出来ませんが、分業化・量産化を始める以前に制作された可能性が非常に高く、それによりコインシルバー製であるこも推測される個体となっています。



このようなシルバーを割り開くことで造形するスプリットバンドの造形は、インディアンジュエリーの古典期に生まれた造形の一つです。
その後、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)も同造形スタイルを継承した作品を制作しており、ナバホの伝統的スタイルとして受け継がれました。

現代においては【Perry Shorty】ペリー・ショーティーや、【Al Somers】アル・ソマーズなど多くの現代作家が甦らせていることからも、古い時代に生み出されたトラディッショナルな造形スタイルでありながら、その造形美の非常に高い完成度を物語っています。



【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーから成形された硬いシルバーに、美しい紋様を刻むスタンプワークが施され、素朴でプリミティブな造形ながらも大変雰囲気のあるブレスレットとなっています。

腕に良くなじむ装着感があり、程よいボリューム感はさり気なく使いやすいバングル。シンプルでクリーンな表情に仕上げられ、ツーリストジュエリーの中でも完成度が高く珍しいデザイン/造形の作品であり、シルバーのみで構成されている為、性別やコーディネイトを問わずフィットし末永くご愛用頂けると思われます。

シルバーの質感や経年による迫力等、アンティークピース独特の雰囲気も魅力的で、トレジャーハントプライスなブレスレットの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージは無くとても良好な状態となっています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から伝統的な造形技法の一つである『スプリットバンド/スプリットワイヤー』により造形されたシンプルなアンティーク/ビンテージバングルです。

フロントやターミナル(両端)付近に刻まれたアロー等、スタンプワークの質も素晴らしいクオリティを持つ作品となっています。


【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られたスーベニアアイテムの一つと思われますが、全ての工程が伝統的な技術によってハンドメイドで仕上げられています。

その為、量産化された同スタイルのピースと比べ、ディテールやデザインセンスなどに独自性とハンドメイド特有の味わいを持った作品です。


1920年代末~1940年代頃に作られた作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、分厚くはありませんがパウンディングを感じさせる固く滑らかなシルバーの肌は腕への装着感も素晴らしいピースです。


その様なバンドの中央~サイドにかけてを割り開いた『スプリットバンド』と呼ばれる造形をベースとして、アロー等ナバホのトラディッショナルなスタンプワークが施されており、非常にシンプルでミニマムな印象です。

それらスタンプワークの秀逸なクオリティも特筆すべきポイントとなっています。
それは文様を刻む構成やデザインだけでなく、スタンプツール(鏨・刻印)自体のクオリティに起因し、それらの質の高さにより、武骨な質感のブレスレットに現代作品には無い迫力や上質感が生み出されています。


これらの『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。

そして、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツール/鏨を制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスは優れたスタンプメーカーと同義です。

さらに、スタンプツール(鏨・刻印)のクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。
1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。



また本作のようなアイテムは、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストが当時発行したカタログでも類似作品が確認できます。

ショップマークやホールマーク(サイン)の刻印が無く、正確な制作背景を特定することは出来ませんが、分業化・量産化を始める以前に制作された可能性が非常に高く、それによりコインシルバー製であるこも推測される個体となっています。



このようなシルバーを割り開くことで造形するスプリットバンドの造形は、インディアンジュエリーの古典期に生まれた造形の一つです。
その後、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)も同造形スタイルを継承した作品を制作しており、ナバホの伝統的スタイルとして受け継がれました。

現代においては【Perry Shorty】ペリー・ショーティーや、【Al Somers】アル・ソマーズなど多くの現代作家が甦らせていることからも、古い時代に生み出されたトラディッショナルな造形スタイルでありながら、その造形美の非常に高い完成度を物語っています。



【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバーから成形された硬いシルバーに、美しい紋様を刻むスタンプワークが施され、素朴でプリミティブな造形ながらも大変雰囲気のあるブレスレットとなっています。

腕に良くなじむ装着感があり、程よいボリューム感はさり気なく使いやすいバングル。シンプルでクリーンな表情に仕上げられ、ツーリストジュエリーの中でも完成度が高く珍しいデザイン/造形の作品であり、シルバーのみで構成されている為、性別やコーディネイトを問わずフィットし末永くご愛用頂けると思われます。

シルバーの質感や経年による迫力等、アンティークピース独特の雰囲気も魅力的で、トレジャーハントプライスなブレスレットの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージは無くとても良好な状態となっています。
Size

メンズサイズ S - M 程度
レディースサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約57.4㎜    正面幅(高さ) 約12.4㎜
内周 約132㎜    開口部 約27㎜
Inside Measurement 5 3/16inch   opening 1 1/16inch

※バングルはサイズ調整可能です。
本作は、S~Mサイズ以下の男性、MLサイズ以上の女性であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver (probably Coin Silver 900)    約13.4g