ITEM CODE:
JNS998235

Antique Kewa/SantoDomingo Tub Depression Necklace c.1930~

Antique Kewa/SantoDomingo Tub Depression Necklace c.1930~
126,500 円(税込)
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Antique Kewa/SantoDomingo Tub Depression Necklace  c.1930~
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C7lveJcPeLJ/
【Kewa】キワ/【Santo Domingo】サントドミンゴのアンティーク作品、ジプサム(石膏)ディスクビーズをベースに、レジンやターコイズで作られた台形型のタブが配されたアンティーク/ビンテージネックレスです。

センターにサンダーバードモチーフがあしらわれた通称【Battery Bird】バッテリーバードネックレスと共に【Depression Necklaces】デプレッションネックレス/大恐慌のネックレスとも呼ばれる同部族の伝統的な作品の一つです。


また、本作の様なタブパーツのみで構成された作品は、2010年に亡くなった名優【Dennis Hopper】デニス・ホッパーが愛用していたことでも有名となっており、数が少ない事もありとてもコレクタブルなアイテムの一つです。


キワ族/サントドミンゴ族は、プエブロと呼ばれるアメリカ中西部のナバホ以外のインディアン部族の中でも最大規模の部族です。
アルバカーキからサンタフェにかけてのリオグランデ(川)流域で古くからジュエリーを制作することで知られていました。

現在でも素晴らしい作品を創作するアーティストを多数擁しており、独特の技術やスタイルを持ったジュエリーを制作していますが、こちらのようなResin/樹脂やGypsum/石膏で作られたジュエリーは、1929年にアメリカを中心に世界恐慌が始まり、それに伴って生まれた作品群です。

もともと、サントドミンゴの代表的な工芸品/お土産物として、1920年代以前から色々なジュエリーが制作されていたようですが、世界恐慌により物資が不足し、身近にあった車のバッテリーケースやレコードなど廃材の樹脂パーツを再利用して作られました。
中には裏面にレコードの音溝がそのまま残っている作品も見られます。一説には当時サントドミンゴの村付近で、大量のレコードを積んだ貨物列車の事故があったため、それらの廃棄されたレコードが用いられたと伝わっていますが、真相は検証されていません。

それらの背景を持っている為、アメリカ国内では現在でも【Battery Bird】や【Depression Necklaces】と呼ばれています。

同様の背景を持つ作品としては、やはりサンダーバードをモチーフにした作品が有名ですが、それらよりも古くからこちらのようなタブパーツだけで構成されたピースが製作されていました。



本作も1930年代~1940年代前半頃に作られた作品と思われ、ジプサム(石膏)製の台形型タブをベースにして細かく破砕されたターコイズやレジン(樹脂)製を用いるチップインレイが施されたパーツと、同じく石膏のディスクビーズによって構成されています。

オーセンティックな印象のデザインですが、厚みのあるタブパーツや僅かにサイズが大きくなっていく連続したタブの構成が特徴的な個体となっています。

また、乾いた色相のグリーンターコイズとブラックレジンのコントラストが美しく、シンプルなデザイン/造形ながらアンティーク作品独特のプリミティブで粗野な質感が味わい深い作品です。


同様の材料や製法を用いて、さらに素材やクオリティを発展させた作品は現在でもサントドミンゴの作家の間で制作されており、大きさや色、デザインのパターンに大変幅広いバリエーションが存在するのが特徴となっています。



【Chip Inlay/チップインレイ技法】は、破砕タイルの様に細かく砕いたターコイズ等のチップ/欠片を樹脂を使用した象嵌細工に属する技術です。
インディアンジュエリーにおいては、1930年代以前のからみられるもので、前述の通り、古くは本作のようなバッテリーバードネックレスなどに用いられています。破砕タイルのように細かくランダムに破砕された石がはめ込まれることにより、複雑で奥行きのある表情を作り上げています。

ただし、1970年代以降にはさらに細かく粉砕した石を樹脂と共にインレイするチップインレイがナバホやズニのシルバースミスの間でも多く採用されるようになりました。
それらの新しい技術は安価で簡易に味わい深い表情が生み出せるため、流行した造形スタイルの一つです。
それらは、1970年代以降の作品で多く見られる技法の為当店では多く扱っていませんが、現在では伝統的な技術として定着しています。



アンティークとサントドミンゴ/キワによる独特の価値観と味わいを感じることが出来るネックレスです。
強い個性を持ったネックレスですが、アンティークの質感や細かな細工による複雑な表情によって多くのスタイルに馴染みやすく性別を問わずお使いいただけます。

またナバホやホピ、ズニのジュエリーとも相性が良く、スタイルのアクセントとして効果的なネックレス。多くの装いにエスニシティな魅力と、歴史的な工芸品を身に付ける事が出来る高揚感を与えてくれる作品です。


ナチュラルで素朴な工芸品としての味わいと共に、アンティークアート作品としても評価される価値を持ち、ウェアラブルアーツとしても美しい大変コレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、アンティーク作品のため多少の変色や擦れなどは見られます。
また、ビーズワイヤーは当店にて強度のある紐に交換しています。

※こちらのようなネックレスは、デリケートな作品となりますのでご着用に当たっては十分にご注意くださいますようお願いいたします。
【Kewa】キワ/【Santo Domingo】サントドミンゴのアンティーク作品、ジプサム(石膏)ディスクビーズをベースに、レジンやターコイズで作られた台形型のタブが配されたアンティーク/ビンテージネックレスです。

センターにサンダーバードモチーフがあしらわれた通称【Battery Bird】バッテリーバードネックレスと共に【Depression Necklaces】デプレッションネックレス/大恐慌のネックレスとも呼ばれる同部族の伝統的な作品の一つです。


また、本作の様なタブパーツのみで構成された作品は、2010年に亡くなった名優【Dennis Hopper】デニス・ホッパーが愛用していたことでも有名となっており、数が少ない事もありとてもコレクタブルなアイテムの一つです。


キワ族/サントドミンゴ族は、プエブロと呼ばれるアメリカ中西部のナバホ以外のインディアン部族の中でも最大規模の部族です。
アルバカーキからサンタフェにかけてのリオグランデ(川)流域で古くからジュエリーを制作することで知られていました。

現在でも素晴らしい作品を創作するアーティストを多数擁しており、独特の技術やスタイルを持ったジュエリーを制作していますが、こちらのようなResin/樹脂やGypsum/石膏で作られたジュエリーは、1929年にアメリカを中心に世界恐慌が始まり、それに伴って生まれた作品群です。

もともと、サントドミンゴの代表的な工芸品/お土産物として、1920年代以前から色々なジュエリーが制作されていたようですが、世界恐慌により物資が不足し、身近にあった車のバッテリーケースやレコードなど廃材の樹脂パーツを再利用して作られました。
中には裏面にレコードの音溝がそのまま残っている作品も見られます。一説には当時サントドミンゴの村付近で、大量のレコードを積んだ貨物列車の事故があったため、それらの廃棄されたレコードが用いられたと伝わっていますが、真相は検証されていません。

それらの背景を持っている為、アメリカ国内では現在でも【Battery Bird】や【Depression Necklaces】と呼ばれています。

同様の背景を持つ作品としては、やはりサンダーバードをモチーフにした作品が有名ですが、それらよりも古くからこちらのようなタブパーツだけで構成されたピースが製作されていました。



本作も1930年代~1940年代前半頃に作られた作品と思われ、ジプサム(石膏)製の台形型タブをベースにして細かく破砕されたターコイズやレジン(樹脂)製を用いるチップインレイが施されたパーツと、同じく石膏のディスクビーズによって構成されています。

オーセンティックな印象のデザインですが、厚みのあるタブパーツや僅かにサイズが大きくなっていく連続したタブの構成が特徴的な個体となっています。

また、乾いた色相のグリーンターコイズとブラックレジンのコントラストが美しく、シンプルなデザイン/造形ながらアンティーク作品独特のプリミティブで粗野な質感が味わい深い作品です。


同様の材料や製法を用いて、さらに素材やクオリティを発展させた作品は現在でもサントドミンゴの作家の間で制作されており、大きさや色、デザインのパターンに大変幅広いバリエーションが存在するのが特徴となっています。



【Chip Inlay/チップインレイ技法】は、破砕タイルの様に細かく砕いたターコイズ等のチップ/欠片を樹脂を使用した象嵌細工に属する技術です。
インディアンジュエリーにおいては、1930年代以前のからみられるもので、前述の通り、古くは本作のようなバッテリーバードネックレスなどに用いられています。破砕タイルのように細かくランダムに破砕された石がはめ込まれることにより、複雑で奥行きのある表情を作り上げています。

ただし、1970年代以降にはさらに細かく粉砕した石を樹脂と共にインレイするチップインレイがナバホやズニのシルバースミスの間でも多く採用されるようになりました。
それらの新しい技術は安価で簡易に味わい深い表情が生み出せるため、流行した造形スタイルの一つです。
それらは、1970年代以降の作品で多く見られる技法の為当店では多く扱っていませんが、現在では伝統的な技術として定着しています。



アンティークとサントドミンゴ/キワによる独特の価値観と味わいを感じることが出来るネックレスです。
強い個性を持ったネックレスですが、アンティークの質感や細かな細工による複雑な表情によって多くのスタイルに馴染みやすく性別を問わずお使いいただけます。

またナバホやホピ、ズニのジュエリーとも相性が良く、スタイルのアクセントとして効果的なネックレス。多くの装いにエスニシティな魅力と、歴史的な工芸品を身に付ける事が出来る高揚感を与えてくれる作品です。


ナチュラルで素朴な工芸品としての味わいと共に、アンティークアート作品としても評価される価値を持ち、ウェアラブルアーツとしても美しい大変コレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、アンティーク作品のため多少の変色や擦れなどは見られます。
また、ビーズワイヤーは当店にて強度のある紐に交換しています。

※こちらのようなネックレスは、デリケートな作品となりますのでご着用に当たっては十分にご注意くださいますようお願いいたします。
Size

トップ 実寸(センターのタブ)   縦 約2.6㎝   横 約1.7㎝ 
長さ 約74.0㎝程度

Material

Gypsym, Resin, Turquoise