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JOP026557

【Frank Patania Sr.】Magatama Shape Clip On Earrings c.1945~

【Frank Patania Sr.】Magatama Shape Clip On Earrings c.1945~
56,100 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/Ct9RSqKvcFC/
★こちらは、『10周年記念販売アイテム』の作品となります。
説明文最後尾に記載の【注意事項】をご確認頂き、ご了承の上でご購入をお願い致します。




インディアンジュエリーの歴史に革新をもたらした、偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)及び、同氏が1927年に創業したシルバージュエリーショップである【Thunderbird Shop】で作られたクリップタイプのアンティーク/ビンテージイヤリングです。

同作者らしい勾玉型/変則的ティアドロップシェイプの立体的なシルバーワークをベースとしており、ティアドロップ型にカットされたターコイズの上品な美しさを最大限生かしたデザインが魅力的なジュエリーとなっています。


1940年代後半~1950年代頃の作品と思われ、有機的で美しいシェイプをベースとして、発色と神秘的な表情が印象的なターコイズがマウントされています。
また、その石を留めるベゼル(覆輪)の周辺に影が作られており、シャドーボックスの造形となっています。

また、ターコイズからエッジに向けてイヤリング全体に柔らかなドームシェイプが作られており、上質感とソリッドなシルバーの美しさが際立った作品となっています。
さらに、ターコイズの上部にはシルバーボールを配しており、作品に可憐で可愛い印象を与えているようです。

裏面に刻印されているホールマークは【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、それにFrank Pataniaのイニシャル『FP』が刻印されています。


マウントされたターコイズは、その鉱山を断定することが出来ませんが発色の美しい水色をベースとした石で【Old Kingman Turquoise】オールドキングマンターコイズ等が想起されます。シルバーと一体化した様なセットと共に複雑なグラデーション等、ターコイズらしい色相とマトリックスによる深遠な景色が特徴的です。
現在も素晴らしい艶と透明感を保ち、その硬度と質を感じさせるナチュラル無添加ターコイズです。



【Shadowbox】シャドーボックスは、1930年代の後半に確立された技法で、1960年代~1970年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒(影)が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。
この作品が制作された当時はまだ、新しいスタイルとして取り入られられた技術と推測されます。また、美しく造形するには高い技術を必要とし、現存する作品の少ないスタイルの一つでもあります。本作もドーム型に形作られたフェイスの裏面にフラットなプレートををロウ付けすることで造形されており、こちらの様に綺麗な立体を作り上げるのは容易ではありません。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



こちらの作品もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインの貴重な作品です。
また、有機的な造形美と立体感や素材の生み出す上質感が素晴らしく、Frank Pataniaの価値観や独自性を宿す作品となっています。


その独特の洗練されたデザインは、エレガントにもカジュアルなスタイルにも馴染みやすく、多くのスタイルにナチュラルにフィットしてくれるアイテムです。


インディアンジュエリーが芸術として成長していく過程・歴史において、非常に重要な役割を果たしたFrank Patania Sr.による作品であり、大変コレクタブルで史料価値も高いアンティークジュエリーとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



裏面等には多少のクスミが見られ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラは確認できますが、特にダメージは無く大変良好なコンディションを保っています。




【注意事項】

※当店では通常、理由を問わず返品・交換が可能ですが、本作を含む10周年記念アイテム48点は、返品交換の対象外となります。
サイズやコンディションに十分にご注意くださいませ。また、出来る限り全容のわかる画像を採用しておりますが、画像に写っていない場合でも目立たない微細なダメージでの返品はご容赦願います。

※これらの作品につきましては『HOLD』も不可とさせて頂きますので、ご協力を宜しくお願い致します。

※お問い合わせにつきましては、頂いた順に返答を差し上げますが、多くのお問い合わせにより返答をお待たせしてしまう事が予想されます。ご了承くださいませ。

※バングルのサイズ調整につきましては、ご購入後も何度でも無料(送料のみご負担頂きます)で承ります。少しお時間を頂きますがお気軽にお申し付けください。
★こちらは、『10周年記念販売アイテム』の作品となります。
説明文最後尾に記載の【注意事項】をご確認頂き、ご了承の上でご購入をお願い致します。




インディアンジュエリーの歴史に革新をもたらした、偉大なイタリア人作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)及び、同氏が1927年に創業したシルバージュエリーショップである【Thunderbird Shop】で作られたクリップタイプのアンティーク/ビンテージイヤリングです。

同作者らしい勾玉型/変則的ティアドロップシェイプの立体的なシルバーワークをベースとしており、ティアドロップ型にカットされたターコイズの上品な美しさを最大限生かしたデザインが魅力的なジュエリーとなっています。


1940年代後半~1950年代頃の作品と思われ、有機的で美しいシェイプをベースとして、発色と神秘的な表情が印象的なターコイズがマウントされています。
また、その石を留めるベゼル(覆輪)の周辺に影が作られており、シャドーボックスの造形となっています。

また、ターコイズからエッジに向けてイヤリング全体に柔らかなドームシェイプが作られており、上質感とソリッドなシルバーの美しさが際立った作品となっています。
さらに、ターコイズの上部にはシルバーボールを配しており、作品に可憐で可愛い印象を与えているようです。

裏面に刻印されているホールマークは【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、それにFrank Pataniaのイニシャル『FP』が刻印されています。


マウントされたターコイズは、その鉱山を断定することが出来ませんが発色の美しい水色をベースとした石で【Old Kingman Turquoise】オールドキングマンターコイズ等が想起されます。シルバーと一体化した様なセットと共に複雑なグラデーション等、ターコイズらしい色相とマトリックスによる深遠な景色が特徴的です。
現在も素晴らしい艶と透明感を保ち、その硬度と質を感じさせるナチュラル無添加ターコイズです。



【Shadowbox】シャドーボックスは、1930年代の後半に確立された技法で、1960年代~1970年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒(影)が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。
この作品が制作された当時はまだ、新しいスタイルとして取り入られられた技術と推測されます。また、美しく造形するには高い技術を必要とし、現存する作品の少ないスタイルの一つでもあります。本作もドーム型に形作られたフェイスの裏面にフラットなプレートををロウ付けすることで造形されており、こちらの様に綺麗な立体を作り上げるのは容易ではありません。



【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア・シニアは、1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。



こちらの作品もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインの貴重な作品です。
また、有機的な造形美と立体感や素材の生み出す上質感が素晴らしく、Frank Pataniaの価値観や独自性を宿す作品となっています。


その独特の洗練されたデザインは、エレガントにもカジュアルなスタイルにも馴染みやすく、多くのスタイルにナチュラルにフィットしてくれるアイテムです。


インディアンジュエリーが芸術として成長していく過程・歴史において、非常に重要な役割を果たしたFrank Patania Sr.による作品であり、大変コレクタブルで史料価値も高いアンティークジュエリーとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



裏面等には多少のクスミが見られ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラは確認できますが、特にダメージは無く大変良好なコンディションを保っています。




【注意事項】

※当店では通常、理由を問わず返品・交換が可能ですが、本作を含む10周年記念アイテム48点は、返品交換の対象外となります。
サイズやコンディションに十分にご注意くださいませ。また、出来る限り全容のわかる画像を採用しておりますが、画像に写っていない場合でも目立たない微細なダメージでの返品はご容赦願います。

※これらの作品につきましては『HOLD』も不可とさせて頂きますので、ご協力を宜しくお願い致します。

※お問い合わせにつきましては、頂いた順に返答を差し上げますが、多くのお問い合わせにより返答をお待たせしてしまう事が予想されます。ご了承くださいませ。

※バングルのサイズ調整につきましては、ご購入後も何度でも無料(送料のみご負担頂きます)で承ります。少しお時間を頂きますがお気軽にお申し付けください。
Size

片方 縦 約2.75㎝   横 約2.0㎝

Material

Sterling Silver, Gem Quality Turquoise