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JNH007096

【Lawrence Saufkie】Hopi Bear Paws Overlay Pin & Top c.1970~

【Lawrence Saufkie】Hopi Bear Paws Overlay Pin & Top c.1970~
104,500 円(税込)
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【Hopi】ホピの巨匠【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキー(1934-2011)の作品で、オーバーレイ技術によってプレイヤーフェザー/パホを内包したベアポー/ベアクローが表現された作品。同作者らしい自然モチーフの図案化と、オーセンティックな雰囲気が魅力的なラウンドシェイプトップのビンテージ/オールドネックレスです。さらに、ニードルパーツも備えられており、ピンブローチとしても使用可能な作品となっています。

ホールマーク等から同作者の長い創作期間の中でも、キャリア中期以前に制作された1970年代~1980年代前後の作品と思われます。ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べ、厚いシルバープレートをカッティングし、逆に少し薄いシルバープレートをベースとしたオールドホピジュエリー独特の特徴を持ち、厚いシルバーがカッティングされる事で深く強い陰影が生み出されています。さらに、土台となっているシルバーには細かなテクスチャも刻まれ、複雑な表情が与えられています。
また、作者のクラン(氏族)でもある熊/ベアのポー(手足)又は、トラック(足跡)をモチーフとしていますが、その中にはPrayer feather/プレイヤーフェザーが図案化されたデザインが描かれており、Lawrence Saufkieらしいデザインの特徴を持った作品です。
さらに、ラウンドシェイプ全体にハンマーワークによるアールがつけられ、ドーム状の曲線/曲面が与えられています。そのさり気なくも効果的な曲面によって独特な上質感が与えられ、作者の技術力が感じられるディテールとなっています。

また、オーバーレイ技法で形作られたホピジュエリーにおいて、作者によるシルバーワークの差異を大きく感じることは少ないですが、本作におけるシルバーのカッティングやそのデザインの独自性には、アリゾナ州栄誉賞を受賞するまでに至ったローレンス・スフキーという作者の卓越した技術と造形センスが感じられます。裏面には作者のホールマークと925シルバー製であることを表すSTERLINGの文字が刻印が刻まれています。


【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキーは、1934年(か35年)に父親である【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)が当時働いていたアリゾナ州のグランドキャニオンで生まれました。そして、13歳ごろにはフレッド・ハービーカンパニーで働く父親よりシルバーワークを教わり始めます。その後すぐに自らのオリジナルジュエリー作品を生み出すことになり、若くしてその才能を開花させています。
1953年には【Griselda Saufkie】グリセルダー・スフキー氏と結婚し、夫婦で協力してシルバージュエリーの制作に専念していくことになります。そして、Hopi Silvercraft Cooperative Guild 通称「ホピギルド」と仕事を始めたころから、自らのクラン(ホピ特有の氏族)である『ベア』のホールマークを使い始めます。
長いキャリアの中で非常に多くのアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得し、1998年にはアリゾナ州栄誉賞も受賞。しかしながら2011年6月、事故により亡くなられています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代に本作の作者の父親であるホピの【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、1940年代~1950年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)、そして本作の作者であるローレンス・スフキー等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。
オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。


【Bear Track/Bear Pow】ベアトラック/ベアポーは、『力』を表す象徴としてホピの作品においては古くからみられる伝統的なモチーフの一つです。他にも『統率力』や『勇気』『権力』などを表し、そのデザインからも力強さを感じさせるモチーフとなっています。


【Prayer feather/Paho】プレイヤーフェザー/パホは、祈りに使われるイーグルフェザーであり、ホピのオーバーレイ作品ではとても伝統的なモチーフの一つです。フェザーを地面にさすことで神々(精霊)と交信ができると云われています。


Lawrence Saufkieのオリジナリティを感じさせるデザイン構成ですが、そのモチーフやラウンドシェイプ、さらにホピの伝統的なシルバーワークにより、オーセンティックな印象を与える作品に仕上げられています。
また、ホピを含むプエブロ作品独特の図案化された自然モチーフは、日本人の価値観とも共通した優しげで素朴な表情が特徴的ですが、グラフィカルでエッジ―な印象もあり、そのようなクリーンな印象と程よいサイズ感により、とても汎用性の高いネックレスとなっています。

ローレンス・スフキーの代表作ともいえるベアポー/ベアトラックとプレイヤーフェザー/パホをモチーフにした作品であり、ラウンドシェイプを活かしながらシンプルに描かれていますが、独特な迫力と躍動感を持ち、大変コレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクミスや多少のキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、ダメージやリペア跡の無いとても良好な状態を保っています。
【Hopi】ホピの巨匠【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキー(1934-2011)の作品で、オーバーレイ技術によってプレイヤーフェザー/パホを内包したベアポー/ベアクローが表現された作品。同作者らしい自然モチーフの図案化と、オーセンティックな雰囲気が魅力的なラウンドシェイプトップのビンテージ/オールドネックレスです。さらに、ニードルパーツも備えられており、ピンブローチとしても使用可能な作品となっています。

ホールマーク等から同作者の長い創作期間の中でも、キャリア中期以前に制作された1970年代~1980年代前後の作品と思われます。ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べ、厚いシルバープレートをカッティングし、逆に少し薄いシルバープレートをベースとしたオールドホピジュエリー独特の特徴を持ち、厚いシルバーがカッティングされる事で深く強い陰影が生み出されています。さらに、土台となっているシルバーには細かなテクスチャも刻まれ、複雑な表情が与えられています。
また、作者のクラン(氏族)でもある熊/ベアのポー(手足)又は、トラック(足跡)をモチーフとしていますが、その中にはPrayer feather/プレイヤーフェザーが図案化されたデザインが描かれており、Lawrence Saufkieらしいデザインの特徴を持った作品です。
さらに、ラウンドシェイプ全体にハンマーワークによるアールがつけられ、ドーム状の曲線/曲面が与えられています。そのさり気なくも効果的な曲面によって独特な上質感が与えられ、作者の技術力が感じられるディテールとなっています。

また、オーバーレイ技法で形作られたホピジュエリーにおいて、作者によるシルバーワークの差異を大きく感じることは少ないですが、本作におけるシルバーのカッティングやそのデザインの独自性には、アリゾナ州栄誉賞を受賞するまでに至ったローレンス・スフキーという作者の卓越した技術と造形センスが感じられます。裏面には作者のホールマークと925シルバー製であることを表すSTERLINGの文字が刻印が刻まれています。


【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキーは、1934年(か35年)に父親である【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)が当時働いていたアリゾナ州のグランドキャニオンで生まれました。そして、13歳ごろにはフレッド・ハービーカンパニーで働く父親よりシルバーワークを教わり始めます。その後すぐに自らのオリジナルジュエリー作品を生み出すことになり、若くしてその才能を開花させています。
1953年には【Griselda Saufkie】グリセルダー・スフキー氏と結婚し、夫婦で協力してシルバージュエリーの制作に専念していくことになります。そして、Hopi Silvercraft Cooperative Guild 通称「ホピギルド」と仕事を始めたころから、自らのクラン(ホピ特有の氏族)である『ベア』のホールマークを使い始めます。
長いキャリアの中で非常に多くのアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得し、1998年にはアリゾナ州栄誉賞も受賞。しかしながら2011年6月、事故により亡くなられています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代に本作の作者の父親であるホピの【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、1940年代~1950年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)、そして本作の作者であるローレンス・スフキー等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。
オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。


【Bear Track/Bear Pow】ベアトラック/ベアポーは、『力』を表す象徴としてホピの作品においては古くからみられる伝統的なモチーフの一つです。他にも『統率力』や『勇気』『権力』などを表し、そのデザインからも力強さを感じさせるモチーフとなっています。


【Prayer feather/Paho】プレイヤーフェザー/パホは、祈りに使われるイーグルフェザーであり、ホピのオーバーレイ作品ではとても伝統的なモチーフの一つです。フェザーを地面にさすことで神々(精霊)と交信ができると云われています。


Lawrence Saufkieのオリジナリティを感じさせるデザイン構成ですが、そのモチーフやラウンドシェイプ、さらにホピの伝統的なシルバーワークにより、オーセンティックな印象を与える作品に仕上げられています。
また、ホピを含むプエブロ作品独特の図案化された自然モチーフは、日本人の価値観とも共通した優しげで素朴な表情が特徴的ですが、グラフィカルでエッジ―な印象もあり、そのようなクリーンな印象と程よいサイズ感により、とても汎用性の高いネックレスとなっています。

ローレンス・スフキーの代表作ともいえるベアポー/ベアトラックとプレイヤーフェザー/パホをモチーフにした作品であり、ラウンドシェイプを活かしながらシンプルに描かれていますが、独特な迫力と躍動感を持ち、大変コレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクミスや多少のキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、ダメージやリペア跡の無いとても良好な状態を保っています。
Size

縦 約5.1㎝   横 約5.1㎝   レザーレースは最大で92.0㎝程度

Material

Sterling Silver, Leather Lace(Water Buffalo)