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JOP146768

【Francis Leekya】Zuni TQ Inlay Hoop Dangle Earrings c.1985~

【Francis Leekya】Zuni TQ Inlay Hoop Dangle Earrings c.1985~
27,500 円(税込)
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【ZUNI】ズ二の名工【Francis Leekya】フランシス・リーキヤ(1928-2003)の作品で、質の高いシルバーワークをベースに綺麗なターコイズがインレイされた作品。フープが揺れるダングルタイプ(吊り下げ)に造形されたオールド/ビンテージピアスです。

とても長いキャリアを持つ同作者ですが、裏側に刻印された「Sterling」の字体により、1980年代後半以降に制作されたピースであることが判断可能です。当店で扱うジュエリーの中では比較的新しい年代の作品ですが、全ての工程がハンドメイドにより仕上げられており、非常に繊細な構造が正確な彫金によって形作られた作品です。
フープシェイプのダングル部分は、ズニジュエリーの特徴的な曲線で分割され、その曲線で構成された中にぴったりとターコイズがインレイされています。さらに、全体が柔らかなドームシェイプ/曲面に造形されており、シルバーとターコイズの一体感等、素晴らしい完成度と上質感が与えられています。さらに、ピアスニードルの付くトップ部分にも小さなラウンドカットターコイズがインレイされ、それら二つのパーツをハンドメイドのチェーンで接続することで、前後に揺れるタングル/吊り下げ構造となっています。
インレイされたターコイズは、おそらく長い経年による変色が見られ、明度・色相に差のある表情となっていますが、それが古いインディアンジュエリー独特のナチュラルな質感と、アーシーな魅力を生み出しているようにも感じられます。


【Francis Leekya】フランシス・リーキヤは、1928年にズニ族の中でもストーンカービング(石彫)、フェティッシュ作家の名門ファミリーであるリーキヤ家に生まれ、父親にはインディアンジュエリーの歴史的な大巨匠【Leekya Deyuse】リーキヤ・デユーセ(1889-1966)を持っています。
偉大なズニの芸術家に囲まれた非常に恵まれた環境で育ち、若い頃から父親と共に【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーディングポストに作品を供給しました。その後もシルバージュエリーとフェティッシュを並行し、ジュエリーにおいては、ズニジュエリーの基本を重視した正確なインレイワークと、ズニの作家では珍しくシルバーワークでも高い技術を誇りました。フェティッシュでは、父親から受け継ぐ伝統を継承しながら独自の世界観を作り上げ、Leekyaファミリーの土地のみで産出する『ズニロック』を使用したフェティッシュは、コレクター垂涎の作品群となっています。
キャリア晩年には、脳卒中等の病により不自由な身体となりながらも生涯現役にこだわり、2003年に亡くなる直前まで制作を続けたそうです。


裏側の『STERLING』刻印は、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響した事で広く普及したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。
さらに、本作の様な小文字を含みスクリプトに近い字体「Sterling」の刻印は、1980年代後半以降にのみ見られる比較的新しい刻印であり、古い作品では刻印自体が無いか、大文字の「STERLING」刻印が使用されています。ただし、新しい作品においても大文字の「STERLING」刻印は使用されています。
『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。 ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバード、ナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。本作の作者も所属していた【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー等、有力なトレーダーの元では、ナバホのシルバースミスがシルバーワークを担当し、そこにズニのシルバースミスがインレイワークを施した共作品なども作られてます。
また、現在ではインレイ技法で制作される多くのジュエリーがキャストによる量産品(量産されたシルバーに石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはシルバー部分を含めてすべてがハンドメイドで成形されています。


本作のターコイズインレイでは、柔らかな曲線・曲面と精巧なシルバーワークが特徴的であり、その完成度とナチュラルな表情のターコイズにより、モダンで構築的な印象とそれと相反する、自然と人を繋ぐようなナチュラルな表情が素晴らしい作品となっています。

その相反するイメージが融合された印象と、動きに合わせて揺れるダングルデザイン/造形は、日常のスタイリングに優雅で奥行きのあるアクセントとなってくれます。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ、ターコイズにはおそらく変色が見られますが、使用感は少なく良好な状態を保っています。
【ZUNI】ズ二の名工【Francis Leekya】フランシス・リーキヤ(1928-2003)の作品で、質の高いシルバーワークをベースに綺麗なターコイズがインレイされた作品。フープが揺れるダングルタイプ(吊り下げ)に造形されたオールド/ビンテージピアスです。

とても長いキャリアを持つ同作者ですが、裏側に刻印された「Sterling」の字体により、1980年代後半以降に制作されたピースであることが判断可能です。当店で扱うジュエリーの中では比較的新しい年代の作品ですが、全ての工程がハンドメイドにより仕上げられており、非常に繊細な構造が正確な彫金によって形作られた作品です。
フープシェイプのダングル部分は、ズニジュエリーの特徴的な曲線で分割され、その曲線で構成された中にぴったりとターコイズがインレイされています。さらに、全体が柔らかなドームシェイプ/曲面に造形されており、シルバーとターコイズの一体感等、素晴らしい完成度と上質感が与えられています。さらに、ピアスニードルの付くトップ部分にも小さなラウンドカットターコイズがインレイされ、それら二つのパーツをハンドメイドのチェーンで接続することで、前後に揺れるタングル/吊り下げ構造となっています。
インレイされたターコイズは、おそらく長い経年による変色が見られ、明度・色相に差のある表情となっていますが、それが古いインディアンジュエリー独特のナチュラルな質感と、アーシーな魅力を生み出しているようにも感じられます。


【Francis Leekya】フランシス・リーキヤは、1928年にズニ族の中でもストーンカービング(石彫)、フェティッシュ作家の名門ファミリーであるリーキヤ家に生まれ、父親にはインディアンジュエリーの歴史的な大巨匠【Leekya Deyuse】リーキヤ・デユーセ(1889-1966)を持っています。
偉大なズニの芸術家に囲まれた非常に恵まれた環境で育ち、若い頃から父親と共に【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーディングポストに作品を供給しました。その後もシルバージュエリーとフェティッシュを並行し、ジュエリーにおいては、ズニジュエリーの基本を重視した正確なインレイワークと、ズニの作家では珍しくシルバーワークでも高い技術を誇りました。フェティッシュでは、父親から受け継ぐ伝統を継承しながら独自の世界観を作り上げ、Leekyaファミリーの土地のみで産出する『ズニロック』を使用したフェティッシュは、コレクター垂涎の作品群となっています。
キャリア晩年には、脳卒中等の病により不自由な身体となりながらも生涯現役にこだわり、2003年に亡くなる直前まで制作を続けたそうです。


裏側の『STERLING』刻印は、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響した事で広く普及したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。
さらに、本作の様な小文字を含みスクリプトに近い字体「Sterling」の刻印は、1980年代後半以降にのみ見られる比較的新しい刻印であり、古い作品では刻印自体が無いか、大文字の「STERLING」刻印が使用されています。ただし、新しい作品においても大文字の「STERLING」刻印は使用されています。
『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。 ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバード、ナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。本作の作者も所属していた【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー等、有力なトレーダーの元では、ナバホのシルバースミスがシルバーワークを担当し、そこにズニのシルバースミスがインレイワークを施した共作品なども作られてます。
また、現在ではインレイ技法で制作される多くのジュエリーがキャストによる量産品(量産されたシルバーに石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはシルバー部分を含めてすべてがハンドメイドで成形されています。


本作のターコイズインレイでは、柔らかな曲線・曲面と精巧なシルバーワークが特徴的であり、その完成度とナチュラルな表情のターコイズにより、モダンで構築的な印象とそれと相反する、自然と人を繋ぐようなナチュラルな表情が素晴らしい作品となっています。

その相反するイメージが融合された印象と、動きに合わせて揺れるダングルデザイン/造形は、日常のスタイリングに優雅で奥行きのあるアクセントとなってくれます。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ、ターコイズにはおそらく変色が見られますが、使用感は少なく良好な状態を保っています。
Size

片方 縦 約2.9㎝   横 約1.5㎝

Material

Silver, Turquoise