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JRO016841

Atq Navajo Lines Filed Silver Ring w/Sq. Turquoise c.1935~

Atq Navajo Lines Filed Silver Ring w/Sq. Turquoise c.1935~
42,900 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、非常にシンプルなシールリング/印台型タイプの作品ですが、美しいターコイズと共に卓越した技巧によって形作られた精巧で端正な印象を際立たせるシルバーワークも特徴的なピース。クリーンなデザインからは想像できない、緻密な作業と造形技術によって実現しているハイエンドなアンティーク/ビンテージリングです。

ホールマーク(作者のサイン)や文様を刻むスタンプワーク等、制作された年代や背景を判断する材料となるディテールが乏しく、作者や正確な制作背景の特定は不可能ですが、ターコイズの質や造形スタイル、シルバーワークのディテールからは、1930年代後半頃~1960年代前後に作られたと推測される作品です。
キャストによって作られたようにも見えますが、ロウ付けの跡等から、量産に向いたキャスト(型を使った鋳物)ではなく、地金製法の一種であるボックス構造で形作られたリングであることが判ります。つまり、シャンクの内側・外側・両サイド・ベゼルをそれぞれ別々に切り出し、サイドのパーツにはスタンプワークを刻んだ後に、それぞれをハンマーワークによって立体的なフォルムに成形、それらの全てのパーツを高度な技術によってロウ付けする事で立体物として作り上げられていることが分かります。さらに、ターコイズを留めるベゼル(覆輪)には、ハンドメイドのトゥースベゼル/ノッチドベゼル(刻みのある覆輪)が採用され、そのノッチ/刻みとサイドのライン模様が一連の流れの中で生み出されています。このような偏執的ともいえる程に拘ったデザイン/造形は、他に類を見ない特殊なディテールであり、それを形に出来る事が技巧の証ともなっています。また、その超絶技巧のシルバーワークにより、ノッチドベゼルでありながら、フェイスはシルバーとターコイズが自然に一体化したようなフォルムと質感をを実現しています。
完成したリングとしては、非常にシンプルでファインジュエリーの様にも感じる作品ですが、実際には大変手の込んだ独特な構成となっています。

またその制作背景については、推測や想像の域を超えませんが、複雑な構造ながら極端にシンプルなリング制作を試みるシルバースミスや、それを許容できる環境、そして使用されているターコイズの質等から【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーディングポストで制作された作品が想起されますが、作者や工房等は全て不明となっています。

マウントされたターコイズは、とても澄んだ優しい色相のブルーグリーンを基調とし、一部にブラウンやゴールドのマトリックスやグラデーションが入り、独特の強い透明感を見せるジェムクオリティ(宝石としての価値)を持った石です。現代の日本では高い評価を受けにくい石ですが、アメリカ国内では非常に高く評価されるアンティーク作品独特なクオリティのターコイズです。
その色相やマトリックスの特徴からは【Blue Gem Turquoise】ブルージェムターコイズや、かつてティファニー社も多く採用してた【Royston Turquoise】ロイストンターコイズ等、幾つかの北米鉱山が想起されますが、産出時期が古いと推測され、その鉱山を明確に特定することは出来ません。透明感と澄んだ深みを持ち、大変高い硬度を感じさせます。
本作がモダンでエレガントな印象とインディアンジュエリーらしいアーシーな魅力を兼ね備えるリングとなっているのは、この石の質や複雑でナチュラルな表情による効果と思われます。煌めきと奥行のある質の高い無添加ナチュラルのハイクオリティーなターコイズです。


とても高い完成度を誇るミニマムなデザインは、良くも悪くもインディアンジュエリーのステレオタイプなデザインからは逸脱しています。ただ、その様なシルバーワークをベースとしながらも、ナチュラル無添加で神秘的な光を帯びるターコイズがマウントされ、部分的に感じるハンドメイド独特の温もりによって、どこまでも完成しない未完作品の様な魅力も併せ持ったリングとなっています。

インディアンジュエリーとは対極の工業製品の様な構築的な表情と、硬度を感じるジェムクオリティーターコイズの生み出す質感は、フォーマルなシーンでも品格を損ないません。さらに、その削ぎ落とされたデザインの中に、絶妙な野性味と優美な色彩が露出する事で、独特な印象が生み出され、相反するイメージを内包する二面性も魅力的なリング。多くのスタイルにフィットしながら、変幻自在な表情を見せる作品です。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、全体に細かなキズや僅かな摩耗、ハンドメイド特有の制作上のムラなどはありますが、石を含め目立ったダメージは無く良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、非常にシンプルなシールリング/印台型タイプの作品ですが、美しいターコイズと共に卓越した技巧によって形作られた精巧で端正な印象を際立たせるシルバーワークも特徴的なピース。クリーンなデザインからは想像できない、緻密な作業と造形技術によって実現しているハイエンドなアンティーク/ビンテージリングです。

ホールマーク(作者のサイン)や文様を刻むスタンプワーク等、制作された年代や背景を判断する材料となるディテールが乏しく、作者や正確な制作背景の特定は不可能ですが、ターコイズの質や造形スタイル、シルバーワークのディテールからは、1930年代後半頃~1960年代前後に作られたと推測される作品です。
キャストによって作られたようにも見えますが、ロウ付けの跡等から、量産に向いたキャスト(型を使った鋳物)ではなく、地金製法の一種であるボックス構造で形作られたリングであることが判ります。つまり、シャンクの内側・外側・両サイド・ベゼルをそれぞれ別々に切り出し、サイドのパーツにはスタンプワークを刻んだ後に、それぞれをハンマーワークによって立体的なフォルムに成形、それらの全てのパーツを高度な技術によってロウ付けする事で立体物として作り上げられていることが分かります。さらに、ターコイズを留めるベゼル(覆輪)には、ハンドメイドのトゥースベゼル/ノッチドベゼル(刻みのある覆輪)が採用され、そのノッチ/刻みとサイドのライン模様が一連の流れの中で生み出されています。このような偏執的ともいえる程に拘ったデザイン/造形は、他に類を見ない特殊なディテールであり、それを形に出来る事が技巧の証ともなっています。また、その超絶技巧のシルバーワークにより、ノッチドベゼルでありながら、フェイスはシルバーとターコイズが自然に一体化したようなフォルムと質感をを実現しています。
完成したリングとしては、非常にシンプルでファインジュエリーの様にも感じる作品ですが、実際には大変手の込んだ独特な構成となっています。

またその制作背景については、推測や想像の域を超えませんが、複雑な構造ながら極端にシンプルなリング制作を試みるシルバースミスや、それを許容できる環境、そして使用されているターコイズの質等から【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーディングポストで制作された作品が想起されますが、作者や工房等は全て不明となっています。

マウントされたターコイズは、とても澄んだ優しい色相のブルーグリーンを基調とし、一部にブラウンやゴールドのマトリックスやグラデーションが入り、独特の強い透明感を見せるジェムクオリティ(宝石としての価値)を持った石です。現代の日本では高い評価を受けにくい石ですが、アメリカ国内では非常に高く評価されるアンティーク作品独特なクオリティのターコイズです。
その色相やマトリックスの特徴からは【Blue Gem Turquoise】ブルージェムターコイズや、かつてティファニー社も多く採用してた【Royston Turquoise】ロイストンターコイズ等、幾つかの北米鉱山が想起されますが、産出時期が古いと推測され、その鉱山を明確に特定することは出来ません。透明感と澄んだ深みを持ち、大変高い硬度を感じさせます。
本作がモダンでエレガントな印象とインディアンジュエリーらしいアーシーな魅力を兼ね備えるリングとなっているのは、この石の質や複雑でナチュラルな表情による効果と思われます。煌めきと奥行のある質の高い無添加ナチュラルのハイクオリティーなターコイズです。


とても高い完成度を誇るミニマムなデザインは、良くも悪くもインディアンジュエリーのステレオタイプなデザインからは逸脱しています。ただ、その様なシルバーワークをベースとしながらも、ナチュラル無添加で神秘的な光を帯びるターコイズがマウントされ、部分的に感じるハンドメイド独特の温もりによって、どこまでも完成しない未完作品の様な魅力も併せ持ったリングとなっています。

インディアンジュエリーとは対極の工業製品の様な構築的な表情と、硬度を感じるジェムクオリティーターコイズの生み出す質感は、フォーマルなシーンでも品格を損ないません。さらに、その削ぎ落とされたデザインの中に、絶妙な野性味と優美な色彩が露出する事で、独特な印象が生み出され、相反するイメージを内包する二面性も魅力的なリング。多くのスタイルにフィットしながら、変幻自在な表情を見せる作品です。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、全体に細かなキズや僅かな摩耗、ハンドメイド特有の制作上のムラなどはありますが、石を含め目立ったダメージは無く良好な状態を保っています。
Size

日本規格 約 12~12.5号   円周 約 52.8㎜   us 6.5
正面幅 約 12.2㎜

Material

Silver, Turquoise