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JBO006333

Antique Navajo 卍 & T-bird Stamped Ingot Silver Cuff c.1915~

Antique Navajo 卍 & T-bird Stamped Ingot Silver Cuff c.1915~
198,000 円(税込)
198,000 円(税込)
Antique Navajo 卍 & T-bird Stamped Ingot Silver Cuff  c.1915~
  • Antique Navajo 卍 & T-bird Stamped Ingot Silver Cuff  c.1915~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なバンド/地金に【逆卍】Whirling Log/Nohokosやサンダーバードのスタンプワークが刻まれ、ナバホジュエリーの武骨な味わいとプリミティブな魅力の詰まった作品。非常に貴重な初期のツーリストジュエリーであり、内側に当時のステッカー(ラベル)が残るコンディションにも、スペシャリティを持ったアンティーク/ビンテージバングルです。

1910年代後半~1920年代頃に作られたと思われ【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つと思われますが、そんなスーベニアアイテムの中でも初期のピースと思われ、もちろん全ての工程が原始的な技術によるハンドメイドで仕上げられています。

インゴットシルバー(銀塊)から成形された地金/バンドは、ハンマーによるパウンティング(鍛造)によって造形されており、シルバーの肌はとても硬くなめらかな質感を実現しています。また<40g>を超える重量となっており、見た目よりも少し重く感じる重厚感を持っています。
そこに『Chasing/チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術を駆使することで、上下のエッジ部分からターミナル(両端)までブレスレットのエッジ全てに立体的な凹凸のラインが築かれ、その上に細かく強いスタンプワークが施されています。このようなディテールは古典期から見られるナバホジュエリーの伝統的な造形スタイルの一つであり、クラシックな印象とナバホジュエリーらしい武骨な表情が与えられると共に、ブレスレット自体をフレーミングし、日本で『平打ち』と呼ばれるフラットなバンドに存在感と立体的な奥行きが付加されています。
そして、全体にクオリティの高いスタンプ(鏨)によって象徴的な文様が刻まれています。フロントには、素朴なスタンプ(鏨)を重ねて打刻し、前述のChasing/チェイシングと組み合わせることで、大きく逆卍が描き出され、そのサイドにも大胆にデザインされたサンダーバードが配されています。それは、イーグルの様なサンダーバードの頭部とフェザーをモチーフとしたスタンプを巧みに重ね合わせる事で構成され、スタンプ(鏨)ツールの質のみならず強いオリジナリティを感じさせる造形となっています。両サイド部分には大きくクロスドアローズが刻印され、細かな文様よりも大きく象徴的なモチーフを並べたデザインが好印象なバングルとなっています。
ビンテージインディアンジュエリーらしい武骨でプリミティブな技術・技法によって形作られた作品ですが、どこかクリーンで上質感さえ感じさせ、量産化された作品に比べ粗暴にも感じられますが、その反面、高い完成度も有する作品です。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

【Crossed Arrows】クロストエアローズは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。本作において内側の一部に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作の内側に見られるような、インゴットシルバー成形特有のひび割れの様な部分は『インゴットシルバーのマーク/記』とも呼ばれ、アンティークジュエリーマーケットにおいては重視されるディテールです。ナバホの古典的な技術によって形作られている事を示し、素朴で古拙の美を持った作品群の特徴ともいえます。

また、オーセンティックな印象を受けるデザイン/造形ですが、細部には作者の巧みなシルバーワークと共に、独創性やデザインセンスの高さが光り、それぞれのモチーフが迫力と存在感を示しながら、バランスが良くどこかクリーンな印象に仕上げられています。
比較的ワイドな幅のバングルですが、シルバーのみで構成されたソリッドな質感は派手な存在感を与えず、ビンテージスタイルを始め色々なコーディネイトに馴染みやすく、オーセンティックで洗練されたデザインによって長年にわたってご愛用いただける作品となっています。

ツーリストジュエリーとして作られた作品ながらアンティーク工芸品としても評価され、ミュージアム収蔵品としても散見される質や希少性を有する作品。非常にコレクタブルで高い史料価値も持った作品の一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。内側には、読めなくなっていますが当時のステッカーが残ったまま長期保管されており、おそらくデットストック/OLD NEW STOCKに近いコンディションです。長い保管期間による多少のシルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、殆ど未使用のままで保管されていたと推測されます。
また、内側にの一部にインゴット製法による独特の亀裂がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご使用にあたって破損につながる亀裂ではありません。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なバンド/地金に【逆卍】Whirling Log/Nohokosやサンダーバードのスタンプワークが刻まれ、ナバホジュエリーの武骨な味わいとプリミティブな魅力の詰まった作品。非常に貴重な初期のツーリストジュエリーであり、内側に当時のステッカー(ラベル)が残るコンディションにも、スペシャリティを持ったアンティーク/ビンテージバングルです。

1910年代後半~1920年代頃に作られたと思われ【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つと思われますが、そんなスーベニアアイテムの中でも初期のピースと思われ、もちろん全ての工程が原始的な技術によるハンドメイドで仕上げられています。

インゴットシルバー(銀塊)から成形された地金/バンドは、ハンマーによるパウンティング(鍛造)によって造形されており、シルバーの肌はとても硬くなめらかな質感を実現しています。また<40g>を超える重量となっており、見た目よりも少し重く感じる重厚感を持っています。
そこに『Chasing/チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術を駆使することで、上下のエッジ部分からターミナル(両端)までブレスレットのエッジ全てに立体的な凹凸のラインが築かれ、その上に細かく強いスタンプワークが施されています。このようなディテールは古典期から見られるナバホジュエリーの伝統的な造形スタイルの一つであり、クラシックな印象とナバホジュエリーらしい武骨な表情が与えられると共に、ブレスレット自体をフレーミングし、日本で『平打ち』と呼ばれるフラットなバンドに存在感と立体的な奥行きが付加されています。
そして、全体にクオリティの高いスタンプ(鏨)によって象徴的な文様が刻まれています。フロントには、素朴なスタンプ(鏨)を重ねて打刻し、前述のChasing/チェイシングと組み合わせることで、大きく逆卍が描き出され、そのサイドにも大胆にデザインされたサンダーバードが配されています。それは、イーグルの様なサンダーバードの頭部とフェザーをモチーフとしたスタンプを巧みに重ね合わせる事で構成され、スタンプ(鏨)ツールの質のみならず強いオリジナリティを感じさせる造形となっています。両サイド部分には大きくクロスドアローズが刻印され、細かな文様よりも大きく象徴的なモチーフを並べたデザインが好印象なバングルとなっています。
ビンテージインディアンジュエリーらしい武骨でプリミティブな技術・技法によって形作られた作品ですが、どこかクリーンで上質感さえ感じさせ、量産化された作品に比べ粗暴にも感じられますが、その反面、高い完成度も有する作品です。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

【Crossed Arrows】クロストエアローズは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。本作において内側の一部に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作の内側に見られるような、インゴットシルバー成形特有のひび割れの様な部分は『インゴットシルバーのマーク/記』とも呼ばれ、アンティークジュエリーマーケットにおいては重視されるディテールです。ナバホの古典的な技術によって形作られている事を示し、素朴で古拙の美を持った作品群の特徴ともいえます。

また、オーセンティックな印象を受けるデザイン/造形ですが、細部には作者の巧みなシルバーワークと共に、独創性やデザインセンスの高さが光り、それぞれのモチーフが迫力と存在感を示しながら、バランスが良くどこかクリーンな印象に仕上げられています。
比較的ワイドな幅のバングルですが、シルバーのみで構成されたソリッドな質感は派手な存在感を与えず、ビンテージスタイルを始め色々なコーディネイトに馴染みやすく、オーセンティックで洗練されたデザインによって長年にわたってご愛用いただける作品となっています。

ツーリストジュエリーとして作られた作品ながらアンティーク工芸品としても評価され、ミュージアム収蔵品としても散見される質や希少性を有する作品。非常にコレクタブルで高い史料価値も持った作品の一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。内側には、読めなくなっていますが当時のステッカーが残ったまま長期保管されており、おそらくデットストック/OLD NEW STOCKに近いコンディションです。長い保管期間による多少のシルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、殆ど未使用のままで保管されていたと推測されます。
また、内側にの一部にインゴット製法による独特の亀裂がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご使用にあたって破損につながる亀裂ではありません。
Size

メンズサイズ ML - L 程度

内径最大幅 約61.7㎜    正面幅(高さ) 約25.9㎜
内周 約145㎜    開口部 約26.5㎜
Inside Measurement 5 11/16inch   opening 1 1/16inch 

※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver
        約43.3g