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JNF006451N

Antique Navajo Stamped Thunderbird Shape Fob Necklace c.1920

Antique Navajo Stamped Thunderbird Shape Fob Necklace c.1920
49,500 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、古い作品特有のサンダーバードデザインと、質の高いスタンプワークが印象的な作品。素朴な表情のサンダーバードがキャッチーで可愛い雰囲気ですが、現存数の極端に少ない初期ツーリストアイテムのアンティーク/ビンテージネックレスです。
当店でディアスキンレザーレースにセットし、ビンテージシルバービーズと共に構成しております。

1920年代~1930年代頃に制作されたものと思われる作品で、【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルとも呼ばれる、20世紀前半頃に観光客向けに作られたスーベニアアイテムの一つですが、全ての工程が伝統的な技術によってハンドメイドで仕上げられています。そのため、マシン工程が併用され量産化された同スタイルのピースと比べ、ディテールやデザインセンスなどに独自性とハンドメイド特有の味わいを持った作品です。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたベース/地金は比較的薄く仕上げられていますが、手作業のカッティングワークによって美しいバランスを持ったサンダーバードのシェイプが切り出されています。その中央にはバーストデザインが刻まれたアップリケが施されており、さらに力強いスタンプワークによってサンダーバードの顔等が描き出されています。本作の様にクチバシと目のスタンプによってサンダーバードの顔を表現するデザインは、1920年代以前の作品に多く見られる特徴です。また、全体にシンプルでクリーンな表情に仕上げられていますが、刻印されているスタンプ(鏨)ツールのクオリティは、一つ一つが非常に細かな文様を刻む高い質を誇り、アンティーク作品独特のクオリティーを持っています。
ポップで愛らしい印象も持つサンダーバードモチーフですが、洗練されたスタンプワークの構成など、アンティークピースながらナバホの伝統的な技術やハンドメイドの味わいが感じられるピースです。また、量産された同スタイルのピンに比べ、丁寧に仕上げられたシルバーワークや造形センスなど、あらゆる部分でその差異が確認でき、スーベニアアイテムながらジュエリーとしての質も備えた作品となっています。

また、当店でレザーレース(鹿革)にセットし、1940年代~1960年代製と思われるビンテージシルバービーズをあしらっています。(レザーレース・シルバービーズは付属) 長さは自由に変更可能で、長さを調節する為のホワイトハーツトレードビーズを備えました。最大で98㎝程度のレザーレースにより、他のネックレスとレイヤードにも向いた作品となっており、ビーズとトップの色合いも良く馴染んでおり、違和感なく組み上がっています。
このようにレザーレースをシルバービーズによってトップの上でまとめるスタイルは、やはり古典期のイスレタプエブロ作品でみられるディテールとなっています。

また、本作にはホールマーク(作者のサイン)やショップマークが入らず詳細は不明となっていますが、こちらのような造形スタイルやクオリティを持った作品は、『UITA10』のホールマークが刻印される【United Indian Trader's Association】(UITA)に参画していたトレーダーの作品で多く見られます。UITAの『10』は、アリゾナ州北部のショントにあったトレーディングポスト、又は、19世紀末からニューメキシコ各地で展開していた歴史ある会社【Gross, Kelly & Company】等が推測されますが、明確になっていません。しかし、『UITA10』のホールマークを持つ作品は幾つか発見されており、アニマルモチーフのペンダントトップが多い様に感じられます。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はこちらのようなピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・

また、重要なのは『UITA』の刻印の入る作品は、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしているという事です。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


本作もツーリストジュエリーを代表するサンダーバードモチーフであり、キャッチーでビンテージインディアンジュエリーらしい印象を備えていますが、スタンプ(鏨)のクオリティーや造形センスを感じさせるシェイプ等、シルバーワークの高い技術力を反映する完成度は、量産されたピースにはない良質感やハンドメイド独特の温もりを感じさせます。

また、アイコニックで可愛い印象もあるサンダーバードモチーフは、性別を問わずお使いいただけ、アンティークインディアンジュエリー特有の質感がありますので、男性のスタイリングにも良い『ギャップ』と奥行きを与えてくれると思います。

量産されたピースに比べ非常に現存数が少ない一点物であり、凝ったシルバーワークや素晴らしいオリジナリティも有するアンティークジュエリー。サンダーバードモチーフの中でもデザインの良い個体であり、ツーリストジュエリーの中でも非常に貴重で史料価値の高い作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感は無く大変良好です。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、古い作品特有のサンダーバードデザインと、質の高いスタンプワークが印象的な作品。素朴な表情のサンダーバードがキャッチーで可愛い雰囲気ですが、現存数の極端に少ない初期ツーリストアイテムのアンティーク/ビンテージネックレスです。
当店でディアスキンレザーレースにセットし、ビンテージシルバービーズと共に構成しております。

1920年代~1930年代頃に制作されたものと思われる作品で、【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルとも呼ばれる、20世紀前半頃に観光客向けに作られたスーベニアアイテムの一つですが、全ての工程が伝統的な技術によってハンドメイドで仕上げられています。そのため、マシン工程が併用され量産化された同スタイルのピースと比べ、ディテールやデザインセンスなどに独自性とハンドメイド特有の味わいを持った作品です。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたベース/地金は比較的薄く仕上げられていますが、手作業のカッティングワークによって美しいバランスを持ったサンダーバードのシェイプが切り出されています。その中央にはバーストデザインが刻まれたアップリケが施されており、さらに力強いスタンプワークによってサンダーバードの顔等が描き出されています。本作の様にクチバシと目のスタンプによってサンダーバードの顔を表現するデザインは、1920年代以前の作品に多く見られる特徴です。また、全体にシンプルでクリーンな表情に仕上げられていますが、刻印されているスタンプ(鏨)ツールのクオリティは、一つ一つが非常に細かな文様を刻む高い質を誇り、アンティーク作品独特のクオリティーを持っています。
ポップで愛らしい印象も持つサンダーバードモチーフですが、洗練されたスタンプワークの構成など、アンティークピースながらナバホの伝統的な技術やハンドメイドの味わいが感じられるピースです。また、量産された同スタイルのピンに比べ、丁寧に仕上げられたシルバーワークや造形センスなど、あらゆる部分でその差異が確認でき、スーベニアアイテムながらジュエリーとしての質も備えた作品となっています。

また、当店でレザーレース(鹿革)にセットし、1940年代~1960年代製と思われるビンテージシルバービーズをあしらっています。(レザーレース・シルバービーズは付属) 長さは自由に変更可能で、長さを調節する為のホワイトハーツトレードビーズを備えました。最大で98㎝程度のレザーレースにより、他のネックレスとレイヤードにも向いた作品となっており、ビーズとトップの色合いも良く馴染んでおり、違和感なく組み上がっています。
このようにレザーレースをシルバービーズによってトップの上でまとめるスタイルは、やはり古典期のイスレタプエブロ作品でみられるディテールとなっています。

また、本作にはホールマーク(作者のサイン)やショップマークが入らず詳細は不明となっていますが、こちらのような造形スタイルやクオリティを持った作品は、『UITA10』のホールマークが刻印される【United Indian Trader's Association】(UITA)に参画していたトレーダーの作品で多く見られます。UITAの『10』は、アリゾナ州北部のショントにあったトレーディングポスト、又は、19世紀末からニューメキシコ各地で展開していた歴史ある会社【Gross, Kelly & Company】等が推測されますが、明確になっていません。しかし、『UITA10』のホールマークを持つ作品は幾つか発見されており、アニマルモチーフのペンダントトップが多い様に感じられます。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はこちらのようなピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・

また、重要なのは『UITA』の刻印の入る作品は、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしているという事です。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


本作もツーリストジュエリーを代表するサンダーバードモチーフであり、キャッチーでビンテージインディアンジュエリーらしい印象を備えていますが、スタンプ(鏨)のクオリティーや造形センスを感じさせるシェイプ等、シルバーワークの高い技術力を反映する完成度は、量産されたピースにはない良質感やハンドメイド独特の温もりを感じさせます。

また、アイコニックで可愛い印象もあるサンダーバードモチーフは、性別を問わずお使いいただけ、アンティークインディアンジュエリー特有の質感がありますので、男性のスタイリングにも良い『ギャップ』と奥行きを与えてくれると思います。

量産されたピースに比べ非常に現存数が少ない一点物であり、凝ったシルバーワークや素晴らしいオリジナリティも有するアンティークジュエリー。サンダーバードモチーフの中でもデザインの良い個体であり、ツーリストジュエリーの中でも非常に貴重で史料価値の高い作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感は無く大変良好です。
Size

トップ 縦(バチカン含む) 約3.0㎝   横 約2.85㎝   レザーレースは最大で98.0㎝程度

Material

Ingot Silver, Turquoise, Leather Lace (Deer Skin)