ITEM CODE:
JPF016408

Atq 卍 Stamped T-bird Applique Small Pin w/Turquoise c.1930

Atq 卍 Stamped T-bird Applique Small Pin w/Turquoise c.1930
19,800 円(税込)
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Atq 卍 Stamped T-bird Applique Small Pin w/Turquoise  c.1930
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【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。フレーム状に菱型とオーバル型の中間的なシェイプのフレームが造形され、そこに【逆卍】Whirling Logのスタンプが刻まれた愛らしいサンダーバードがアップリケ/パッチワークされた、小さなサイズながらとてもデザインの良いアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1920年代末~1930年代頃のピースと思われ、ツーリストジュエリーやフレッド・ハービースタイルを代表するようなサンダーバードがメインモチーフとなったピース。
フラットなワイヤーによる菱形の土台に、サンダーバードがアップリケされており、その中央には小さいサイズながら澄んだ水色のターコイズがマウントされています。フラットな色相の石ながら透明感を備えたナチュラルターコイズであり、小さなピンブローチに煌めきとクラシックな印象を与えているようです。
さらに、その両サイドには逆卍等の細かなスタンプワークが刻まれることで、サンダーバードの細部が描き出されており、キャッチーな雰囲気を持ったデザインにインディアンジュエリーらしい表情が与えられています。


またこちらのようなアイテムは、1923年にニューメキシコ州アルバカーキで創業され、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストや、1910年代からオクラホマ州タルサで運営され、世界恐慌や第二次世界大戦の影響を受け、居留地から離れ近隣の都市に移住したナバホ/ズニ/プエブロのインディアンも多く在籍していたトレーディングポスト【THE INDIAN TRADING CO.】ザインディアントレーディングコー等で製造されていましたが、こちらにはショップマークやホールマーク(サイン)は入らず詳細は不明となっています。
また、その素材に関しても正確には不明ですが、同時代のカタログ資料等からコインシルバー製である可能性が高いピースとなっています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


卍 【Whirling Log】ワーリングログ(Swastika/スワスティカ)について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル『卍』は、ラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。 こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。
同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。
さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると、純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。


ツーリストジュエリーらしいモチーフで構成されたキャッチーなアイテムながら、バランスの良いデザインと、さり気なくもアクセントになるターコイズも好印象なピンブローチ。小さいサイズで軽い重量の為、カットソーなどにも使用が可能で、シャツやアウターにも馴染みやすくラペルや襟等にもフィットします。ハット等のワンポイントにも素晴らしい相性を見せてくれると思います。

サンダーバードモチーフは愛らしくポップな印象ですが、ビンテージ特有の質感は落ち着いた雰囲気を作り、男性向けのアクセサリーとしても広く活用可能です。
また、さり気なく『ギャップ』と『遊び心』を与え、スタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージアイテムであり、ツーリストジュエリーながら、モチーフやデザイン、その希少性を含めコレクタブルなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも経年によるシルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、使用感は少なくターコイズを含め良好な状態です。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。フレーム状に菱型とオーバル型の中間的なシェイプのフレームが造形され、そこに【逆卍】Whirling Logのスタンプが刻まれた愛らしいサンダーバードがアップリケ/パッチワークされた、小さなサイズながらとてもデザインの良いアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1920年代末~1930年代頃のピースと思われ、ツーリストジュエリーやフレッド・ハービースタイルを代表するようなサンダーバードがメインモチーフとなったピース。
フラットなワイヤーによる菱形の土台に、サンダーバードがアップリケされており、その中央には小さいサイズながら澄んだ水色のターコイズがマウントされています。フラットな色相の石ながら透明感を備えたナチュラルターコイズであり、小さなピンブローチに煌めきとクラシックな印象を与えているようです。
さらに、その両サイドには逆卍等の細かなスタンプワークが刻まれることで、サンダーバードの細部が描き出されており、キャッチーな雰囲気を持ったデザインにインディアンジュエリーらしい表情が与えられています。


またこちらのようなアイテムは、1923年にニューメキシコ州アルバカーキで創業され、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストや、1910年代からオクラホマ州タルサで運営され、世界恐慌や第二次世界大戦の影響を受け、居留地から離れ近隣の都市に移住したナバホ/ズニ/プエブロのインディアンも多く在籍していたトレーディングポスト【THE INDIAN TRADING CO.】ザインディアントレーディングコー等で製造されていましたが、こちらにはショップマークやホールマーク(サイン)は入らず詳細は不明となっています。
また、その素材に関しても正確には不明ですが、同時代のカタログ資料等からコインシルバー製である可能性が高いピースとなっています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


卍 【Whirling Log】ワーリングログ(Swastika/スワスティカ)について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル『卍』は、ラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。 こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。
同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。
さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると、純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。


ツーリストジュエリーらしいモチーフで構成されたキャッチーなアイテムながら、バランスの良いデザインと、さり気なくもアクセントになるターコイズも好印象なピンブローチ。小さいサイズで軽い重量の為、カットソーなどにも使用が可能で、シャツやアウターにも馴染みやすくラペルや襟等にもフィットします。ハット等のワンポイントにも素晴らしい相性を見せてくれると思います。

サンダーバードモチーフは愛らしくポップな印象ですが、ビンテージ特有の質感は落ち着いた雰囲気を作り、男性向けのアクセサリーとしても広く活用可能です。
また、さり気なく『ギャップ』と『遊び心』を与え、スタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージアイテムであり、ツーリストジュエリーながら、モチーフやデザイン、その希少性を含めコレクタブルなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも経年によるシルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、使用感は少なくターコイズを含め良好な状態です。
Size

縦 約1.8㎝   横 約3.2㎝ 

Material

Silver (probably Coin Silver), Turquoise