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JRZ086028

Vtg Zuni Rainbow Man Tortoiseshell & TQ Inlay Ring c.1950~

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42,900 円(税込)
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Vtg Zuni Rainbow Man Tortoiseshell & TQ Inlay Ring  c.1950~
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【ZUNI】ズ二のビンテージジュエリー、現在では大変貴重な鼈甲をベースに、ズニの精霊『レインボーマン』がターコイズインレイによって描き出された作品。サンドキャストによって成形された重厚なシールリング(印台型)タイプのシャンクをベースとした男性向けサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

Sei Toshio氏の著書『Knifewing and Rainbow Man in Zuni Jewelry』によれば、本作の作者が【Dexter Cellicion】デクスター・セリシオン(1931-1999)であることが特定可能です。同様の造形スタイルは【John Gordon Leekity(Leak)】ジョン・ゴードン・リーキティーや【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969)の作品にも見られますが、レインボーマンをモチーフとしたこちらの様なデザインは、Dexter Cellicionによる作品の特徴となっているようです。

1940年代末頃~1960年代頃に作られたピースと思われ、サンドキャスト(砂型鋳物)で成形されたシャンクは、大きなオーバルフェイスを持ち『シールリング』と呼ばれるクラシックで重厚な造形スタイルです。
そして、そのフェイスに合わせて大きく鼈甲がセットされ、そこに丁寧なターコイズのインレイワークが施される事で、味わい深くエスニシティな魅力を放つレインボーマンが表現されています。
類似した造形を持った多くの作品において、黒い部分にはペンシェル(タイラギ)という黒い貝殻やジェットが用いられますが、本作では天然の鼈甲が使用されている事で、透明感や艶を持ったフェイスとなっています。またターコイズとの相性も素晴らしく、鼈甲独特の半透明なグラデーションにより、複雑で深淵な表情が与えられています。


【Dexter Cellicion】デクスター・セリシオンは、1931年生まれの名工の一人であり、カチナやタートル、サンダーバードまで多岐にわたるモチーフのインレイワークが残されており、トラディショナルなズニジュエリーの技術を極めたジュエラーです。
【Leekya Deyuse】リーキヤ・デユセ(1889-1966)、【Horace Iule】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)、【Leo Poblano】レオ・ポブラノ(1905-1959)らの次の世代を担い、現代作家達にも影響を残したズニジュエリーを代表する作家の一人です。


【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。 ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバード、ナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー等有力なトレーダーの元では、ナバホのシルバースミスがシルバーワークを担当し、そこにズニのシルバースミスがインレイワークを施した共作品なども作られてます。
また、現在ではインレイ技法で作られた多くのジュエリーがキャストによる量産品(石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはすべてがハンドメイドで成形されています。


【Rainbow Man】レインボーマンは、【Knifewing】ナイフウイングと双璧となすズニ族の【Yei】イェイであり、日本語では「精霊」に近い存在です。戦争の神/精霊として考えられているナイフウイングに対して、守護や盾を意味しているのがレインボーマンであり、農耕民族であるズニの人々にとって生命を表す雨を持続させる存在『虹』を象徴しています。調和の象徴としても知られ、人々に美しさを与える存在でもあります。
レインボーマンをジュエリーに落とし込んだ初めての人物としては、ズニの巨匠【Alonzo Hustito】アロンゾ・ホスティート(1903-1987)と考えられており、1930年代~1980年代までの間に大変多くの傑作を残しています。


キャッチーで少し可愛い印象も持つレインボーマンのデザインですが、鼈甲という上品な雰囲気を作る素材と、ズニの伝統的な技術によって制作された素朴でアーティな表情は、特別な上質感やシックで落ち着いた印象を作っています。
その為、ボリューム感のあるリングでありながら、男性にもさり気なく使って頂きやすいナチュラルな質感を持っています。シールリングタイプの形も男性の手に馴染みやすく、重厚感や特別な存在感が素晴らしい作品です。

また、ズニ独特の世界観を持ったインレイのジュエリーは、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があります。 中でも遊び心を感じる動物や精霊をメインとしたモチーフの『図案化』には、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識を感じることができます。

ビンテージインディアンジュエリー独特の味わいと、Dexter Cellicionというズニジュエリーの名工による完成度を持つ作品であり、非常にコレクタブルで史料価値も高いビンテージジュエリーであり、トレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、ハンドメイド作品特有の制作ムラや僅かな小キズ等は見られますが、ダメージやリペア跡など無くとても良好な状態を保っています。
【ZUNI】ズ二のビンテージジュエリー、現在では大変貴重な鼈甲をベースに、ズニの精霊『レインボーマン』がターコイズインレイによって描き出された作品。サンドキャストによって成形された重厚なシールリング(印台型)タイプのシャンクをベースとした男性向けサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

Sei Toshio氏の著書『Knifewing and Rainbow Man in Zuni Jewelry』によれば、本作の作者が【Dexter Cellicion】デクスター・セリシオン(1931-1999)であることが特定可能です。同様の造形スタイルは【John Gordon Leekity(Leak)】ジョン・ゴードン・リーキティーや【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969)の作品にも見られますが、レインボーマンをモチーフとしたこちらの様なデザインは、Dexter Cellicionによる作品の特徴となっているようです。

1940年代末頃~1960年代頃に作られたピースと思われ、サンドキャスト(砂型鋳物)で成形されたシャンクは、大きなオーバルフェイスを持ち『シールリング』と呼ばれるクラシックで重厚な造形スタイルです。
そして、そのフェイスに合わせて大きく鼈甲がセットされ、そこに丁寧なターコイズのインレイワークが施される事で、味わい深くエスニシティな魅力を放つレインボーマンが表現されています。
類似した造形を持った多くの作品において、黒い部分にはペンシェル(タイラギ)という黒い貝殻やジェットが用いられますが、本作では天然の鼈甲が使用されている事で、透明感や艶を持ったフェイスとなっています。またターコイズとの相性も素晴らしく、鼈甲独特の半透明なグラデーションにより、複雑で深淵な表情が与えられています。


【Dexter Cellicion】デクスター・セリシオンは、1931年生まれの名工の一人であり、カチナやタートル、サンダーバードまで多岐にわたるモチーフのインレイワークが残されており、トラディショナルなズニジュエリーの技術を極めたジュエラーです。
【Leekya Deyuse】リーキヤ・デユセ(1889-1966)、【Horace Iule】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)、【Leo Poblano】レオ・ポブラノ(1905-1959)らの次の世代を担い、現代作家達にも影響を残したズニジュエリーを代表する作家の一人です。


【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。 ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバード、ナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー等有力なトレーダーの元では、ナバホのシルバースミスがシルバーワークを担当し、そこにズニのシルバースミスがインレイワークを施した共作品なども作られてます。
また、現在ではインレイ技法で作られた多くのジュエリーがキャストによる量産品(石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはすべてがハンドメイドで成形されています。


【Rainbow Man】レインボーマンは、【Knifewing】ナイフウイングと双璧となすズニ族の【Yei】イェイであり、日本語では「精霊」に近い存在です。戦争の神/精霊として考えられているナイフウイングに対して、守護や盾を意味しているのがレインボーマンであり、農耕民族であるズニの人々にとって生命を表す雨を持続させる存在『虹』を象徴しています。調和の象徴としても知られ、人々に美しさを与える存在でもあります。
レインボーマンをジュエリーに落とし込んだ初めての人物としては、ズニの巨匠【Alonzo Hustito】アロンゾ・ホスティート(1903-1987)と考えられており、1930年代~1980年代までの間に大変多くの傑作を残しています。


キャッチーで少し可愛い印象も持つレインボーマンのデザインですが、鼈甲という上品な雰囲気を作る素材と、ズニの伝統的な技術によって制作された素朴でアーティな表情は、特別な上質感やシックで落ち着いた印象を作っています。
その為、ボリューム感のあるリングでありながら、男性にもさり気なく使って頂きやすいナチュラルな質感を持っています。シールリングタイプの形も男性の手に馴染みやすく、重厚感や特別な存在感が素晴らしい作品です。

また、ズニ独特の世界観を持ったインレイのジュエリーは、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があります。 中でも遊び心を感じる動物や精霊をメインとしたモチーフの『図案化』には、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識を感じることができます。

ビンテージインディアンジュエリー独特の味わいと、Dexter Cellicionというズニジュエリーの名工による完成度を持つ作品であり、非常にコレクタブルで史料価値も高いビンテージジュエリーであり、トレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、ハンドメイド作品特有の制作ムラや僅かな小キズ等は見られますが、ダメージやリペア跡など無くとても良好な状態を保っています。
Size

日本規格 約 23.5号   円周 約 64.3㎜   us 11
正面幅 約 31.9㎜

Material

Silver, Tortoiseshell, Turquoise