ITEM CODE:
JRF006054

Vtg【Pacific Jewelry Co.】Tourist Ring w/DragonsBreath c.1950~

Vtg【Pacific Jewelry Co.】Tourist Ring w/DragonsBreath c.1950~
14,300 円(税込)
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【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。『ドラゴンブレス』と呼ばれるクリスタルガラスの一種がマウントされたアンティーク/ビンテージリングです。

1940年代末~1960年代製と思われ、内側の「JP」の刻印から【Pacific Jewelry Company】パシフィックジュエリーカンパニーで作られた事が判ります。
シャンクはフロントが割り開かれた『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で2本に割り開かれたデザインで、ボリューム感のあるフェイスにナチュラルにフィットしています。また、上下のエッジが『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるシェイプで、それに合わせてスタンプワークも配されています。そして、フェイスは高さのあるカボションカットのドラゴンブレスがメインに構成されており、そのベゼル(覆輪)にはツイステッドワイヤーが施されたデザインとなっています。
製造工程には機械が用いられているため、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースであり、ある程度量産されたリングですが現存数は少なく、現在では希少な物となっています。


【Dragon's Breath】ドラゴンブレスは、『メキシカンオパール』の別名も持つクリスタルガラスの一種で、1940年代~1950年代にかけてチェコスロバキアなどで作られていました。深いラズベリーカラーを基調として、角度によってはブルーやパープルのシラーが美しく、龍の吐く炎の様な偏光やグラデーションが現れます。インディアンジュエリーにおいては、1940年代~1950年代頃のツーリストアイテムにおいて散見されるマテリアルで、当時からチェコスロバキアや西ドイツ等のヨーロッパ諸国から輸入されていたようです。
多層構造のガラスにより、オパールの様なシラーやグラデーションが見られ、その色相や強い透明感の醸し出す雰囲気は、ステレオタイプなインディアンジュエリーとは異なった印象を持っています。


【Pacific Jewelry Company】パシフィックジュエリーカンパニーは、1930年代~1940年代に創業したとされるマニュファクチャー(製造メーカー)の一つであり、ツーリスト向けのジュエリーを多く製造していました。
それらのデザインは【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社や、【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストのジュエリーを元にしていたようですが、その詳細な歴史・背景は不明となっています。


『STERLING』については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していました。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


ドラゴンブレスというマテリアルが珍しく、その赤~オレンジのグラデーションカラーや、見る角度によって現れるパープルのシラーによる独特な表情はとても特徴的です。
ターコイズが用いられたジュエリーに比べ、少し華やかでレトロな雰囲気を帯びており、女性に向いたサイズのリングとなりますが、男性のピンキーリングにも適したボリューム感を持ったリングとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは大変良好でダメージ等はありません。
また、未使用で長期保管されていたピースとなりますが、経年によるシルバークスミや僅かな製造上のムラが見られます。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。『ドラゴンブレス』と呼ばれるクリスタルガラスの一種がマウントされたアンティーク/ビンテージリングです。

1940年代末~1960年代製と思われ、内側の「JP」の刻印から【Pacific Jewelry Company】パシフィックジュエリーカンパニーで作られた事が判ります。
シャンクはフロントが割り開かれた『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で2本に割り開かれたデザインで、ボリューム感のあるフェイスにナチュラルにフィットしています。また、上下のエッジが『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるシェイプで、それに合わせてスタンプワークも配されています。そして、フェイスは高さのあるカボションカットのドラゴンブレスがメインに構成されており、そのベゼル(覆輪)にはツイステッドワイヤーが施されたデザインとなっています。
製造工程には機械が用いられているため、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースであり、ある程度量産されたリングですが現存数は少なく、現在では希少な物となっています。


【Dragon's Breath】ドラゴンブレスは、『メキシカンオパール』の別名も持つクリスタルガラスの一種で、1940年代~1950年代にかけてチェコスロバキアなどで作られていました。深いラズベリーカラーを基調として、角度によってはブルーやパープルのシラーが美しく、龍の吐く炎の様な偏光やグラデーションが現れます。インディアンジュエリーにおいては、1940年代~1950年代頃のツーリストアイテムにおいて散見されるマテリアルで、当時からチェコスロバキアや西ドイツ等のヨーロッパ諸国から輸入されていたようです。
多層構造のガラスにより、オパールの様なシラーやグラデーションが見られ、その色相や強い透明感の醸し出す雰囲気は、ステレオタイプなインディアンジュエリーとは異なった印象を持っています。


【Pacific Jewelry Company】パシフィックジュエリーカンパニーは、1930年代~1940年代に創業したとされるマニュファクチャー(製造メーカー)の一つであり、ツーリスト向けのジュエリーを多く製造していました。
それらのデザインは【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社や、【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストのジュエリーを元にしていたようですが、その詳細な歴史・背景は不明となっています。


『STERLING』については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していました。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


ドラゴンブレスというマテリアルが珍しく、その赤~オレンジのグラデーションカラーや、見る角度によって現れるパープルのシラーによる独特な表情はとても特徴的です。
ターコイズが用いられたジュエリーに比べ、少し華やかでレトロな雰囲気を帯びており、女性に向いたサイズのリングとなりますが、男性のピンキーリングにも適したボリューム感を持ったリングとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは大変良好でダメージ等はありません。
また、未使用で長期保管されていたピースとなりますが、経年によるシルバークスミや僅かな製造上のムラが見られます。
Size

日本規格 約 10号   円周 約 50.2㎜   us 5.5
正面幅 約 19.9㎜

Material

Starling Silver, Dragon's Breath(Crystal Glass)