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JRO006217N

Atq Navajo Crossed Arrows Stamped Ingot Silver Ring c.1915~

Atq Navajo Crossed Arrows Stamped Ingot Silver Ring c.1915~
41,800 円(税込)
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Atq Navajo Crossed Arrows Stamped Ingot Silver Ring  c.1915~
  • Atq Navajo Crossed Arrows Stamped Ingot Silver Ring  c.1915~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されることで硬く滑らかな肌に仕上げられたシャンク/地金をベースに、スタンプワークのみで構成されたシンプルな作品。現存数が非常に少なくなっている貴重な造形スタイルのアンティーク/ビンテージリングです。

また本作は、1910年代後半~1930年代初頭頃に作られたと思われる作品で【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つですが、そんなスーベニアアイテムの中でも初期のピースと思われ、全ての工程を一人の職人が担当し、全てハンドメイドで丁寧に仕上げられており、分業化や量産化されたものとは一線を画すクオリティーと味わいを持った作品です。

硬い質感を持つシャンク/地金は、インゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって成形されており、センターが広く内側が細いシャンクの造形は『シガーバンドリング』とも呼ばれるクラシックなシェイプに近い造形となっています。またそのシェイプを形作る上でも、ハンマーによって地金を叩きのばすことで成形しており、そのパウンティング(打撃・鍛造・叩く工程)によって金属の密度が高くなることで、硬く重厚感のある質感が生み出されています。
そして、フロントには象徴的なクロストアローズのスタンプワークが刻まれ、サイドにかけてもプリミティブながら細かな文様を刻む、上質なスタンプが刻印されています。素朴ながら力強いスタンプワークは、ハンドメイドらしい左右非対称な仕上がりとなっていますが、それらの制作上の「ムラ」もまた、アンティークナバホジュエリーらしい威厳のある表情を生み出しすことに繋がっているようです。


【Cigar Band Ring】シガーバンドリングは、インディアンジュエリーに限らずセンターが広く内側が細いシャンクの造形を持ったリングの俗称です。語源については、葉巻に巻かれている帯が元となっています。現在ではブランドが確認できるデザインが描かれていますが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯です。その帯と形状が似ていることから同スタイルのリングが『シガーバンドリング』と呼ばれるようになりました。


【Crossed Arrows】クロストエアローズは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの様な古いナバホの作品は、ジュエリーとしての派手さは持っていませんがアンティークインディアンジュエリー独特の雰囲気と量産品にはない迫力を醸し出します。
シガーバンドリングに近いクラシックなシェイプは、手に馴染みが良く、仰々しい印象を持ちません。また、無駄のない秀逸なデザインや渋いシルバーの質感は落ち着いた表情を作っており、ミニマムでシンプルなデザイン/造形は、多くのスタイルにフィットし、長くご愛用いただける普遍的な造形美を持つリングです。

ナバホの古典的な技術によって構成されたクラシックなスタイルの作品ですが、現代においても新鮮な印象を失っておらず、武骨ながら練り上げられた工芸品としての完成度や独特の凄みを感じさせます。
また、アンティークジュエリーの中でも本作の様なシンプルな造形のリング/指輪は、着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等により現存数が非常に少なく、大変希少でコレクタブルなピースとなっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクスミや僅かなキズ等は見られますが、使用感やダメージは見られず、アンティークリングとしてはとても良好なコンディションです。
ハンドメイドによるアンティーク作品ですので、つなぎ目部分のロウ付けの跡や制作上のムラは見られます。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されることで硬く滑らかな肌に仕上げられたシャンク/地金をベースに、スタンプワークのみで構成されたシンプルな作品。現存数が非常に少なくなっている貴重な造形スタイルのアンティーク/ビンテージリングです。

また本作は、1910年代後半~1930年代初頭頃に作られたと思われる作品で【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つですが、そんなスーベニアアイテムの中でも初期のピースと思われ、全ての工程を一人の職人が担当し、全てハンドメイドで丁寧に仕上げられており、分業化や量産化されたものとは一線を画すクオリティーと味わいを持った作品です。

硬い質感を持つシャンク/地金は、インゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって成形されており、センターが広く内側が細いシャンクの造形は『シガーバンドリング』とも呼ばれるクラシックなシェイプに近い造形となっています。またそのシェイプを形作る上でも、ハンマーによって地金を叩きのばすことで成形しており、そのパウンティング(打撃・鍛造・叩く工程)によって金属の密度が高くなることで、硬く重厚感のある質感が生み出されています。
そして、フロントには象徴的なクロストアローズのスタンプワークが刻まれ、サイドにかけてもプリミティブながら細かな文様を刻む、上質なスタンプが刻印されています。素朴ながら力強いスタンプワークは、ハンドメイドらしい左右非対称な仕上がりとなっていますが、それらの制作上の「ムラ」もまた、アンティークナバホジュエリーらしい威厳のある表情を生み出しすことに繋がっているようです。


【Cigar Band Ring】シガーバンドリングは、インディアンジュエリーに限らずセンターが広く内側が細いシャンクの造形を持ったリングの俗称です。語源については、葉巻に巻かれている帯が元となっています。現在ではブランドが確認できるデザインが描かれていますが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯です。その帯と形状が似ていることから同スタイルのリングが『シガーバンドリング』と呼ばれるようになりました。


【Crossed Arrows】クロストエアローズは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの様な古いナバホの作品は、ジュエリーとしての派手さは持っていませんがアンティークインディアンジュエリー独特の雰囲気と量産品にはない迫力を醸し出します。
シガーバンドリングに近いクラシックなシェイプは、手に馴染みが良く、仰々しい印象を持ちません。また、無駄のない秀逸なデザインや渋いシルバーの質感は落ち着いた表情を作っており、ミニマムでシンプルなデザイン/造形は、多くのスタイルにフィットし、長くご愛用いただける普遍的な造形美を持つリングです。

ナバホの古典的な技術によって構成されたクラシックなスタイルの作品ですが、現代においても新鮮な印象を失っておらず、武骨ながら練り上げられた工芸品としての完成度や独特の凄みを感じさせます。
また、アンティークジュエリーの中でも本作の様なシンプルな造形のリング/指輪は、着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等により現存数が非常に少なく、大変希少でコレクタブルなピースとなっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクスミや僅かなキズ等は見られますが、使用感やダメージは見られず、アンティークリングとしてはとても良好なコンディションです。
ハンドメイドによるアンティーク作品ですので、つなぎ目部分のロウ付けの跡や制作上のムラは見られます。
Size

日本規格 約 17号   円周 約 57.7㎜   us 8.5
正面幅 約 9.9㎜

Material

Ingot Silver