ITEM CODE:
JBF035329C

Atq 卍 & T-bird Repoused Coin Silver Cuff w/Turquoise c.1920~

Atq 卍 & T-bird Repoused Coin Silver Cuff w/Turquoise c.1920~
159,500 円(税込)
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Atq 卍 & T-bird Repoused Coin Silver Cuff w/Turquoise c.1920~
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【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリーで、【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。その様なツーリストジュエリーの中でも大変重厚に作られており、立体的なリポウズ/バンプアウトによる【卍】Whirling Log/Nohokosやサンダーバードが非常に迫力のあるアンティーク/ビンテージバングルです。

残念ながらホールマーク(作者やショップ等のサイン)が刻印されていませんが、当時のカタログ資料やその造形スタイル、シルバーワークのディテール等からは、ツーリストアイテム制作の最も代表的な工房である『Maisel's Indian Trading Post』製と判断可能です。また当時の資料によれば、使用されている地金はコインシルバー(重度90%のシルバー)製となっています。ほとんど全ての工程がハンドメイドで作り上げられており、制作の工程に機械化が導入されていく黎明期に作られたものと推定されます。

その「黎明期」に当たる1920年代~1930年代に作られたピースと思われ、当時の大規模な工房では、ナバホとプエブロの職人が同じようにジュエリーの制作に従事していた為、基本的には個々の作品を制作した部族を推測することは出来ませんが、ナバホの伝統を受け継ぐ造形の作品です。
コインシルバーから作られた重厚なバンドをベースに、センターに大きく美しいターコイズがマウントされており、そのベゼルにはツイステッドワイヤーが施されています。さらに、石の四方には立体的な卍がトップとなったナットの様なアップリケがあしらわれています。さらに、サイド~ターミナル(両端)は、大きく立体的なサンダーバードと逆卍のリポウズ/バンプアウトによって迫力を持った造形となっており、それらの間には隙間なくライトニングスネークやアロー等のツーリストアイテムらしいスタンプワークが殆ど隙間なく刻み込まれることで仕上げられています。またその重量【56.5g】とツーリストジュエリーとしては非常に重厚で厚みを持った地金のバングルになります。
サンダーバードの上にマウントされたターコイズを留めるベゼル(覆輪)のみ【ベゼルカップ】と呼ばれる、ある程度量産されたパーツが使用されているようです。また、それらのターコイズはスワップ(交換)されている可能性が高いと思われます。


【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストは、1923年にMaurice Maiselにより創業された店で、当時の観光産業隆盛によるインディアン工芸品(土産物)ビジネスとして開業され、フレッド・ハービーホテルの向いに店舗を構えていました。 その後、1939年にはアルバカーキダウンタウンに移転し、現在でも同じロケーションで【Skip Maisel's Indian Jewelry】として営業しています。当時のピークには150人以上のインディアンの職人を雇い入れ、その作業を外から見える形で運営していました。そのスタイルは現在でも受け継がれ、【Will Vandever】等、腕の良いベテラン作家が今も作品を制作しています。さらに、ジュエリー以外のインディアンアートや工芸品、お土産物も多く遺しており、現在までビジネスを継続している数少ないトレーディングポスト兼工房です。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。

【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは『お守り』の意味合いを持ち、インディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。

【Warding Off Evil Spirits】ワーディング オフ エビル スピリッツは、2本のアローが小さな丸に向かっているスタンプで、『魔除け』を意味する記号となっています。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。
同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。
さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。


また幅が2.5センチ程度で、とても良いボリュームと立体的な迫力を有するブレスレットであり、重厚な造りや黒っぽくなっているシルバーの肌、力強いスタンプワークにより、ビンテージジュエリー特有のヘリテイジ感を持つ作品。男性のリストにおいてしっかりとした存在感を放ちます。

しかしながら、さり気なく刻印されたキャッチーなモチーフは遊び心を感じさせ、男性向けのアクセサリーにはとても重要な要素である『ギャップ』も与えてくれるアイテムです。また、ハンドメイドらしい制作上のムラ等も含めアンティークインディアンジュエリー独特の質感が与えられており、スタイルにアクセントと奥行きをもたらすことが出来るブレスレットです。

凝ったシルバーワークやオリジナリティを持ち、ツーリストジュエリーの中でも非常に貴重で史料価値の高いピース。大変コレクタブルな個体の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、全体に使用感が見られ、センターの石にはクラックのリペア、両サイドの石はスワップ(交換)がなされていると推定されます。ただし、使用に当たっては不安のないコンディションとなっています。
また、フロントにマウントされた両脇部分の内側には、リペア跡のように見える部分が確認できますが、これはおそらく制作上のものと思われます。
【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリーで、【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。その様なツーリストジュエリーの中でも大変重厚に作られており、立体的なリポウズ/バンプアウトによる【卍】Whirling Log/Nohokosやサンダーバードが非常に迫力のあるアンティーク/ビンテージバングルです。

残念ながらホールマーク(作者やショップ等のサイン)が刻印されていませんが、当時のカタログ資料やその造形スタイル、シルバーワークのディテール等からは、ツーリストアイテム制作の最も代表的な工房である『Maisel's Indian Trading Post』製と判断可能です。また当時の資料によれば、使用されている地金はコインシルバー(重度90%のシルバー)製となっています。ほとんど全ての工程がハンドメイドで作り上げられており、制作の工程に機械化が導入されていく黎明期に作られたものと推定されます。

その「黎明期」に当たる1920年代~1930年代に作られたピースと思われ、当時の大規模な工房では、ナバホとプエブロの職人が同じようにジュエリーの制作に従事していた為、基本的には個々の作品を制作した部族を推測することは出来ませんが、ナバホの伝統を受け継ぐ造形の作品です。
コインシルバーから作られた重厚なバンドをベースに、センターに大きく美しいターコイズがマウントされており、そのベゼルにはツイステッドワイヤーが施されています。さらに、石の四方には立体的な卍がトップとなったナットの様なアップリケがあしらわれています。さらに、サイド~ターミナル(両端)は、大きく立体的なサンダーバードと逆卍のリポウズ/バンプアウトによって迫力を持った造形となっており、それらの間には隙間なくライトニングスネークやアロー等のツーリストアイテムらしいスタンプワークが殆ど隙間なく刻み込まれることで仕上げられています。またその重量【56.5g】とツーリストジュエリーとしては非常に重厚で厚みを持った地金のバングルになります。
サンダーバードの上にマウントされたターコイズを留めるベゼル(覆輪)のみ【ベゼルカップ】と呼ばれる、ある程度量産されたパーツが使用されているようです。また、それらのターコイズはスワップ(交換)されている可能性が高いと思われます。


【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストは、1923年にMaurice Maiselにより創業された店で、当時の観光産業隆盛によるインディアン工芸品(土産物)ビジネスとして開業され、フレッド・ハービーホテルの向いに店舗を構えていました。 その後、1939年にはアルバカーキダウンタウンに移転し、現在でも同じロケーションで【Skip Maisel's Indian Jewelry】として営業しています。当時のピークには150人以上のインディアンの職人を雇い入れ、その作業を外から見える形で運営していました。そのスタイルは現在でも受け継がれ、【Will Vandever】等、腕の良いベテラン作家が今も作品を制作しています。さらに、ジュエリー以外のインディアンアートや工芸品、お土産物も多く遺しており、現在までビジネスを継続している数少ないトレーディングポスト兼工房です。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。

【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは『お守り』の意味合いを持ち、インディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。

【Warding Off Evil Spirits】ワーディング オフ エビル スピリッツは、2本のアローが小さな丸に向かっているスタンプで、『魔除け』を意味する記号となっています。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。
同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。
さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。


また幅が2.5センチ程度で、とても良いボリュームと立体的な迫力を有するブレスレットであり、重厚な造りや黒っぽくなっているシルバーの肌、力強いスタンプワークにより、ビンテージジュエリー特有のヘリテイジ感を持つ作品。男性のリストにおいてしっかりとした存在感を放ちます。

しかしながら、さり気なく刻印されたキャッチーなモチーフは遊び心を感じさせ、男性向けのアクセサリーにはとても重要な要素である『ギャップ』も与えてくれるアイテムです。また、ハンドメイドらしい制作上のムラ等も含めアンティークインディアンジュエリー独特の質感が与えられており、スタイルにアクセントと奥行きをもたらすことが出来るブレスレットです。

凝ったシルバーワークやオリジナリティを持ち、ツーリストジュエリーの中でも非常に貴重で史料価値の高いピース。大変コレクタブルな個体の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、全体に使用感が見られ、センターの石にはクラックのリペア、両サイドの石はスワップ(交換)がなされていると推定されます。ただし、使用に当たっては不安のないコンディションとなっています。
また、フロントにマウントされた両脇部分の内側には、リペア跡のように見える部分が確認できますが、これはおそらく制作上のものと思われます。
Size

メンズサイズ XL 程度

内径最大幅 約65.6㎜    正面幅(高さ) 約25.7㎜
内周 約145㎜    開口部 約33㎜
Inside Measurement 5 11/16inch   opening 1 5/16inch 

※バングルはサイズ調整可能ですが、本作は造形の性質上、可能な調整幅は大きくありません。Lサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。 また、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Coin Silver, Unknown Turquoise
        約56.5g