ITEM CODE:
JRF005534

Antique "Navajo Pearl" Face Stamped Shank Silver Ring c.1940

Antique "Navajo Pearl" Face Stamped Shank Silver Ring c.1940
25,300 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、『ナバホパール』とも呼ばれるシルバービーズをフェイスに構成したピース。アンティークピース特有の独創性を持ちながら、シルバーで作り上げられたパール/シルバービーズのソリッドな表情が現代的で洗練された印象のアンティーク/ビンテージリングです。

1940年代~1950年代前半頃に作られた作品と思われ、【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つです。
シャンクはフロントが割り開かれた『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で2本に割り開かれています。そして、フェイスにはナバホパール(真珠)やインディアンパール、デザートパールとも呼ばれるシルバービーズを、コンチョのように半球型に近いシェイプに造形しアップリケされています。また、この立体的な曲面を持つシルバービーズは、裏面がフラットに構成され『Hollow Style/ホロウスタイル』と呼ばれる中空構造の造形となっています。
さらに、シャンクのサイド~後ろ側にもアローヘッド/ライトニングアロー等のさり気ないスタンプワークが刻まれており、細部まで手の込んだ造りとなっています。

また、シャンクの内側には『STERLING』の刻印が刻まれています。これは、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Hollow Style】中空構造/ホロウスタイルは、1940年代頃からみられる技法の一つで、この作品が制作された当時はまだ、新しいスタイルとして取り入られられた技術と推測されます。また、美しく造形するには高い技術を必要とし、現存する作品の少ないスタイルの一つでもあります。本作もドーム型のシルバービーズ/コンチョの裏面にフラットなプレートををロウ付けすることで造形されており、こちらの様に綺麗な立体を作り上げるのは容易ではありません。
また、同様のフォルムをシルバーの塊から成形することも可能ですが、シルバーをソリッド(無垢)な状態で仕上げてしまうと、その重量によって着用に支障が出るため、こちらのようなフォルムは中空構造/ホロウスタイルが最も適した造形だと思われます。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


このようなシルバービーズをメインとした造形スタイルは、ナバホパールの別名からインディアンによる『パールリング/真珠の指輪』と云えるスペシャリティを持ったリングです。
また、ナバホパールは渋くソリッドな表情を持ち、女性だけでなく男性にも向いたリングとなっています。

高い完成度を持ったシルバービーズの立体的なボリューム感がとても魅力的で、独特な存在感を放つピース。さり気ないスタンプワークやスプリットシャンクなどのディテールによって素朴なナバホジュエリーの表情やビンテージ独特の味わいも感じられる作品であり、コレクタブルなピースの一つです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。制作上のムラやシルバーには多少のクスミ、細かなキズ等が見られますが特にダメージはありません。使用感も少なく良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、『ナバホパール』とも呼ばれるシルバービーズをフェイスに構成したピース。アンティークピース特有の独創性を持ちながら、シルバーで作り上げられたパール/シルバービーズのソリッドな表情が現代的で洗練された印象のアンティーク/ビンテージリングです。

1940年代~1950年代前半頃に作られた作品と思われ、【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つです。
シャンクはフロントが割り開かれた『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で2本に割り開かれています。そして、フェイスにはナバホパール(真珠)やインディアンパール、デザートパールとも呼ばれるシルバービーズを、コンチョのように半球型に近いシェイプに造形しアップリケされています。また、この立体的な曲面を持つシルバービーズは、裏面がフラットに構成され『Hollow Style/ホロウスタイル』と呼ばれる中空構造の造形となっています。
さらに、シャンクのサイド~後ろ側にもアローヘッド/ライトニングアロー等のさり気ないスタンプワークが刻まれており、細部まで手の込んだ造りとなっています。

また、シャンクの内側には『STERLING』の刻印が刻まれています。これは、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Hollow Style】中空構造/ホロウスタイルは、1940年代頃からみられる技法の一つで、この作品が制作された当時はまだ、新しいスタイルとして取り入られられた技術と推測されます。また、美しく造形するには高い技術を必要とし、現存する作品の少ないスタイルの一つでもあります。本作もドーム型のシルバービーズ/コンチョの裏面にフラットなプレートををロウ付けすることで造形されており、こちらの様に綺麗な立体を作り上げるのは容易ではありません。
また、同様のフォルムをシルバーの塊から成形することも可能ですが、シルバーをソリッド(無垢)な状態で仕上げてしまうと、その重量によって着用に支障が出るため、こちらのようなフォルムは中空構造/ホロウスタイルが最も適した造形だと思われます。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


このようなシルバービーズをメインとした造形スタイルは、ナバホパールの別名からインディアンによる『パールリング/真珠の指輪』と云えるスペシャリティを持ったリングです。
また、ナバホパールは渋くソリッドな表情を持ち、女性だけでなく男性にも向いたリングとなっています。

高い完成度を持ったシルバービーズの立体的なボリューム感がとても魅力的で、独特な存在感を放つピース。さり気ないスタンプワークやスプリットシャンクなどのディテールによって素朴なナバホジュエリーの表情やビンテージ独特の味わいも感じられる作品であり、コレクタブルなピースの一つです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。制作上のムラやシルバーには多少のクスミ、細かなキズ等が見られますが特にダメージはありません。使用感も少なく良い状態を保っています。
Size

日本規格 約 10.5号   円周 約 50.8㎜   us 5.5
正面幅 約 16.4㎜

Material

Sterling Silver