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JRH005398

【Bernard Dawahoya】 Hopi Repoused Band Silver Ring c.1960~

【Bernard Dawahoya】 Hopi Repoused Band Silver Ring c.1960~
44,000 円(税込)
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【Hopi】ホピの巨匠【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)による作品で、オーバーレイではなくハンマーワークのみで作られた珍しいピース。柔らかなハンマーワークによって分厚い地金がぽってりとした丸いフォルムに成形された非常にシンプルなアンティーク/ビンテージリングです。

同作者の長いキャリアの中でいつ頃制作されたピースか正確に判断するのは困難ですが、作品のディテールやホールマークなどから1960年代~1980年代の作品と推測される作品です。
幅が広く、柔らかな曲面が施されたシャンクのみで構成された作品ですが、このような立体的な丸みを形作るリポウズ/バンプアウトは、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込み、そこにシルバーを細かく何度もタガネで叩き沿わせることによって曲面を作る手の込んだ技術によって形作られています。内側には細かなパウンティング(ハンマーワーク)による打痕が残されており、丁寧に形作られたシルバーワークの一端が感じ取れます。
また、このようなワイドウィズで円周全てが形作られたリングは「バンドリング」とも呼ばれ、インディアンジュエリーに限らず、オーセンティックなリングにおける造形スタイルの一つとなっています。古代のアクセサリーのようなプリミティブな印象とモダンで洗練された表情を併せ持っているのが特徴で、シンプルながら存在感のある造形スタイルです。
裏側には、同作者のホールマーク(Snow Cloud=雪雲)が2か所に刻まれています。

現在、ホピジュエリーを代表する技術となったオーバーレイ技法で作られた作品ではありませんが、柔軟に新しいデザインや技術を取り込んだバーナード・ダワホヤという作家の人間性や価値観が生んだ作品となっています。


【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤは1935年又は1936年生まれで、クラン(ホピ特有の氏族)は『Snow』、アリゾナ州北東部のションゴポーヴィで育ちました。1956年頃にシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたとされており、長いキャリアを持つ巨匠の一人です。10代のころは叔父である【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカククの元で牧畜の仕事をしながらシルバーワークを教わり、同じく同氏族(親戚)の【Washington Talayumptewa】ワシントン・タラユンプテワらをも師としてトラディショナルなシルバーワークを習得していきました。
1960年代前半頃には、創業したばかりのHopi Craftsにも協力していました。その時に同じく同ショップに在籍していた巨匠の一人であるHarry Sakyesvaにシルバーワークを教わり、当時新しいデザインを多く生み出していた【Peter Shelton】ピーター・シェルトンにも大きな影響を受けたようです。その後、1966年には【Dawa's Hopi Arts and Crafts】ダワズホピアーツアンドクラフツをオープンします。そして、1970年代以降にはションゴポーヴィにおいて多大な影響力を持ち、多くの後進をワークショップや自身の経営する店を通じて支援・教育しました。その教え子には自身の娘婿であり、現在も活躍するベテラン作家の【Anderson Koinva】アンダーソン・コインヴァ(1956-)等がいます。また、長いキャリアの中で多くのアワードを受賞し1989年には、Arizona Indian Living Treasure Award(アリゾナ州人間州宝)に認定されています。

トラディショナルなホピジュエリーの大家であり、Victor Coochwytewaや【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキー(1934-2011)と近い世代の為、並んで評価されることが多い作家ですが、よく見ていると正確で実直なオーバーレイ技術とは相反するデザインのヌケや可愛さ、愛嬌がBernard Dawahoyaの魅力であり、優しくおおらかな人柄が作品に表れていると思います。
ジュエリー以外のアート作品制作にも精力的で、特にキャリア後半ではジュエリーの制作は比較的少なかったこともあり、現在では希少でコレクタブルな作家となっています。2010年に惜しまれながらお亡くなりになられています。


本作は、同作者の中でも例外的な作品であり、Hopi Crafts在籍時のものではないと思われますが、前述のようにバーナード・ダワホヤの持つ価値観や人柄が生み出したデザイン/造形の作品です。さらに、大変シンプルでミニマルなリングですが、同作者の質実剛健な彫金技術によって仕上げられることでチープな印象を持たず、ジュエリーとしての存在感も持ったリングです。

その丸みのあるフォルムやワイドな幅のボリューム感により、独特の強さと存在感と持つピースですが、無駄のないシルバーのみのデザイン/造形は多くのスタイルに違和感なくフィットし、性別やスタイルを問わずお使いいただけます。

【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤという作者やデザイン/造形を含め大変珍しく、コレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションはシルバーのクスミやキズは見られますが、ロウ付けの跡等、ハンドメイド作品特有の制作上のムラは見られますが、目立ったダメージのないコンディションを保っています。
【Hopi】ホピの巨匠【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)による作品で、オーバーレイではなくハンマーワークのみで作られた珍しいピース。柔らかなハンマーワークによって分厚い地金がぽってりとした丸いフォルムに成形された非常にシンプルなアンティーク/ビンテージリングです。

同作者の長いキャリアの中でいつ頃制作されたピースか正確に判断するのは困難ですが、作品のディテールやホールマークなどから1960年代~1980年代の作品と推測される作品です。
幅が広く、柔らかな曲面が施されたシャンクのみで構成された作品ですが、このような立体的な丸みを形作るリポウズ/バンプアウトは、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込み、そこにシルバーを細かく何度もタガネで叩き沿わせることによって曲面を作る手の込んだ技術によって形作られています。内側には細かなパウンティング(ハンマーワーク)による打痕が残されており、丁寧に形作られたシルバーワークの一端が感じ取れます。
また、このようなワイドウィズで円周全てが形作られたリングは「バンドリング」とも呼ばれ、インディアンジュエリーに限らず、オーセンティックなリングにおける造形スタイルの一つとなっています。古代のアクセサリーのようなプリミティブな印象とモダンで洗練された表情を併せ持っているのが特徴で、シンプルながら存在感のある造形スタイルです。
裏側には、同作者のホールマーク(Snow Cloud=雪雲)が2か所に刻まれています。

現在、ホピジュエリーを代表する技術となったオーバーレイ技法で作られた作品ではありませんが、柔軟に新しいデザインや技術を取り込んだバーナード・ダワホヤという作家の人間性や価値観が生んだ作品となっています。


【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤは1935年又は1936年生まれで、クラン(ホピ特有の氏族)は『Snow』、アリゾナ州北東部のションゴポーヴィで育ちました。1956年頃にシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたとされており、長いキャリアを持つ巨匠の一人です。10代のころは叔父である【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカククの元で牧畜の仕事をしながらシルバーワークを教わり、同じく同氏族(親戚)の【Washington Talayumptewa】ワシントン・タラユンプテワらをも師としてトラディショナルなシルバーワークを習得していきました。
1960年代前半頃には、創業したばかりのHopi Craftsにも協力していました。その時に同じく同ショップに在籍していた巨匠の一人であるHarry Sakyesvaにシルバーワークを教わり、当時新しいデザインを多く生み出していた【Peter Shelton】ピーター・シェルトンにも大きな影響を受けたようです。その後、1966年には【Dawa's Hopi Arts and Crafts】ダワズホピアーツアンドクラフツをオープンします。そして、1970年代以降にはションゴポーヴィにおいて多大な影響力を持ち、多くの後進をワークショップや自身の経営する店を通じて支援・教育しました。その教え子には自身の娘婿であり、現在も活躍するベテラン作家の【Anderson Koinva】アンダーソン・コインヴァ(1956-)等がいます。また、長いキャリアの中で多くのアワードを受賞し1989年には、Arizona Indian Living Treasure Award(アリゾナ州人間州宝)に認定されています。

トラディショナルなホピジュエリーの大家であり、Victor Coochwytewaや【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキー(1934-2011)と近い世代の為、並んで評価されることが多い作家ですが、よく見ていると正確で実直なオーバーレイ技術とは相反するデザインのヌケや可愛さ、愛嬌がBernard Dawahoyaの魅力であり、優しくおおらかな人柄が作品に表れていると思います。
ジュエリー以外のアート作品制作にも精力的で、特にキャリア後半ではジュエリーの制作は比較的少なかったこともあり、現在では希少でコレクタブルな作家となっています。2010年に惜しまれながらお亡くなりになられています。


本作は、同作者の中でも例外的な作品であり、Hopi Crafts在籍時のものではないと思われますが、前述のようにバーナード・ダワホヤの持つ価値観や人柄が生み出したデザイン/造形の作品です。さらに、大変シンプルでミニマルなリングですが、同作者の質実剛健な彫金技術によって仕上げられることでチープな印象を持たず、ジュエリーとしての存在感も持ったリングです。

その丸みのあるフォルムやワイドな幅のボリューム感により、独特の強さと存在感と持つピースですが、無駄のないシルバーのみのデザイン/造形は多くのスタイルに違和感なくフィットし、性別やスタイルを問わずお使いいただけます。

【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤという作者やデザイン/造形を含め大変珍しく、コレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションはシルバーのクスミやキズは見られますが、ロウ付けの跡等、ハンドメイド作品特有の制作上のムラは見られますが、目立ったダメージのないコンディションを保っています。
Size

日本規格 約 11号   円周 約 51.5㎜   us 6
正面幅 約 12.5㎜

Material

Silver