ITEM CODE:
JBO005451

Historic Navajo "FlatTop" Chiseled Ingot Silver Cuff c.1915

Historic Navajo "FlatTop" Chiseled Ingot Silver Cuff c.1915
275,000 円(税込)
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Historic Navajo "FlatTop" Chiseled Ingot Silver Cuff  c.1915
  • Historic Navajo "FlatTop" Chiseled Ingot Silver Cuff  c.1915
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された、通称『FlatTop/フラットトップ』と呼ばれる独特なシェイプのバンド/地金に造形された作品。その希少性やアメリカ国内のコレクターによる非常に高い需要、そして素晴らしいコンディションを含め、ミュージアムクオリティを誇るアンティーク/ビンテージバングルです。

1910年代後半頃に作られた作品と思われ、作られた時代の古さ以上にその希少価値を高めているスペシャリティは、独特なバンドのシェイプです。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、ハンマーによるパウンティング(鍛造)によって造形されています。サイド~ターミナル(両端)にかけては断面がトライアングルのシェイプを持ち、フロント部分はフラットなシェイプに造形されたスタイルです。他にもサイド~ターミナルがハーフラウンドワイヤーとなった作品や、フロント部分に長方形の長いパネルが作られた造形スタイルを総称し『フラットトップ』と呼ばれています。このような立体物として美しく、とても手の込んだ造形は、特にアンティークインディアンジュエリーディーラーの間で人気が高く、市場に出ないアイテムとなっています。
本作においても、サイド~ターミナルにかけては、三角形の断面を持つトライアングルのシェイプとなっていますが、フロント部分には長方形のフラットなシェイプが形作られています。本作ではそれらトライアングルとフラットな境目にエッジが与えられており、その造形を強調しているようです。また、そのフラットなフロント部分には、『チェイシング/Chasing』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術によって、立体的にセンターを隆起させ、その周りをフレーミングするように美しいエッジが造形されています。そして、その立体的なエッジ部分には細かく力強いスタンプによるチゼルワークが施されます。
さらに、サイド~ターミナル(両端)にかけてもアンティーク作品らしい高いクオリティのスタンプワークが刻まれており、ターミナル部分のみ丸く分厚く造形されることで、バングルとしての強度を高めています。

こちらの様な美しい立体感を生み出す造形は、現代においては【Ernie Lister】アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティー等のナバホの伝統をしっかりと受け継ぐ作家が現在も制作していますが、特に当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jock Favor】ジョック・フェイバーや【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス等のアングロ(白人)作家です。本作はそれらの源流/オリジナルピースであり、アンティークながら現代作家の技術を凌ぐ完成度や造形美を持っています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もすべてのディテールが原始的な技術・技法によって作り上げられた作品ですが、現代においてもデザインの独創性や新鮮な印象を失っておらず、ナローな幅ながら<30g>を超える重量を有し、武骨でありながら洗練された完成度を感じさせる多面性を持ったバングルとなっています。

大きな作品ではありませんが、アンティークピースの威厳と普遍的な造形美を持ったブレスレットです。多くのスタイルによく馴染むと思われ、他のブレスレットとの重ね付けにも向いた作品ですが、単独でもしっかりとした存在感を示します。
また、オーセンティックで美しいデザインはとても洗練され、長年にわたってご愛用いただける作品です。

ブレスレットとしてだけでなく立体造形作品として美しく作り上げられた作品であり、アートピース・ウェアラブルアーツとしても高く評価されるアンティークジュエリー。本作に類似したヒストリックなピースは、その希少性や史料価値により、多くがミュージアム収蔵品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも非常に良好であり、本作の希少価値を高めています。おそらくほとんど着用されることなく、保管されていたと思われます。アンティークのハンドメイド作品の為、制作上のムラ等はありますが、使用によるダメージは無く大変良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された、通称『FlatTop/フラットトップ』と呼ばれる独特なシェイプのバンド/地金に造形された作品。その希少性やアメリカ国内のコレクターによる非常に高い需要、そして素晴らしいコンディションを含め、ミュージアムクオリティを誇るアンティーク/ビンテージバングルです。

1910年代後半頃に作られた作品と思われ、作られた時代の古さ以上にその希少価値を高めているスペシャリティは、独特なバンドのシェイプです。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、ハンマーによるパウンティング(鍛造)によって造形されています。サイド~ターミナル(両端)にかけては断面がトライアングルのシェイプを持ち、フロント部分はフラットなシェイプに造形されたスタイルです。他にもサイド~ターミナルがハーフラウンドワイヤーとなった作品や、フロント部分に長方形の長いパネルが作られた造形スタイルを総称し『フラットトップ』と呼ばれています。このような立体物として美しく、とても手の込んだ造形は、特にアンティークインディアンジュエリーディーラーの間で人気が高く、市場に出ないアイテムとなっています。
本作においても、サイド~ターミナルにかけては、三角形の断面を持つトライアングルのシェイプとなっていますが、フロント部分には長方形のフラットなシェイプが形作られています。本作ではそれらトライアングルとフラットな境目にエッジが与えられており、その造形を強調しているようです。また、そのフラットなフロント部分には、『チェイシング/Chasing』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術によって、立体的にセンターを隆起させ、その周りをフレーミングするように美しいエッジが造形されています。そして、その立体的なエッジ部分には細かく力強いスタンプによるチゼルワークが施されます。
さらに、サイド~ターミナル(両端)にかけてもアンティーク作品らしい高いクオリティのスタンプワークが刻まれており、ターミナル部分のみ丸く分厚く造形されることで、バングルとしての強度を高めています。

こちらの様な美しい立体感を生み出す造形は、現代においては【Ernie Lister】アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティー等のナバホの伝統をしっかりと受け継ぐ作家が現在も制作していますが、特に当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jock Favor】ジョック・フェイバーや【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス等のアングロ(白人)作家です。本作はそれらの源流/オリジナルピースであり、アンティークながら現代作家の技術を凌ぐ完成度や造形美を持っています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もすべてのディテールが原始的な技術・技法によって作り上げられた作品ですが、現代においてもデザインの独創性や新鮮な印象を失っておらず、ナローな幅ながら<30g>を超える重量を有し、武骨でありながら洗練された完成度を感じさせる多面性を持ったバングルとなっています。

大きな作品ではありませんが、アンティークピースの威厳と普遍的な造形美を持ったブレスレットです。多くのスタイルによく馴染むと思われ、他のブレスレットとの重ね付けにも向いた作品ですが、単独でもしっかりとした存在感を示します。
また、オーセンティックで美しいデザインはとても洗練され、長年にわたってご愛用いただける作品です。

ブレスレットとしてだけでなく立体造形作品として美しく作り上げられた作品であり、アートピース・ウェアラブルアーツとしても高く評価されるアンティークジュエリー。本作に類似したヒストリックなピースは、その希少性や史料価値により、多くがミュージアム収蔵品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも非常に良好であり、本作の希少価値を高めています。おそらくほとんど着用されることなく、保管されていたと思われます。アンティークのハンドメイド作品の為、制作上のムラ等はありますが、使用によるダメージは無く大変良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ L - XL 程度。

内径最大幅 約62.7㎜    正面幅(高さ) 約9.5㎜
内周 約148㎜    開口部 約25㎜
Inside Measurement 5 13/16inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能です。Lサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約32.7g