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【Clendon Pete】 Fred Peshlakai Style 1/2inch Width Cuff L-XL

【Clendon Pete】 Fred Peshlakai Style 1/2inch Width Cuff L-XL
69,300 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの作家【Clendon Pete】クレンドン・ピートの作品で、ニューメキシコ州サンタフェの博物館『Wheelwright Museum of the American Indian』の収蔵作品である、1957年頃に制作されたナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)の作品を再現した当店オリジナルオーダーのバングルです。

同作者が制作した多くのブレスレットで使用しているシルバーゲージよりも少し分厚い9ゲージ(2.90㎜)のシルバーをベースにし、1/2inch幅ながら重量約52gで、とても心地よい重量感を持ったバングルです。スタンプワーク等のデザインは、前述の通りFred Peshlakaiの作品を元にしていますが、忠実な再現ではなく独自の解釈で再現して欲しいと依頼しており、圧倒的なクリエイティビティーと技術を誇ったFred Peshlakaiのデザイン/造形に、Clendon Peteのセンスと美しいシルバーワークによる完成度が付加されているようです。
全体に刻まれた細かく力強いスタンプワークによって構成されており、それらが描き出す紋様に呼応するように、エッジにはファイルワーク(ヤスリで削る技術)が施されています。9ゲージの厚みとエッジのファイルワークによって奥行きと立体感のある作品に仕上がっており、武骨ながら上質感も感じさせるバングルです。また、使用されているスタンプ(鏨)ツールも非常に秀逸なクオリティーであり、全て自作したスタンプを使用し、スタンプメーカーとしても卓越した技術力を誇るClendon Peteならではの作品となっています。


【Clendon Pete】クレンドン・ピートは、1977年生まれでナバホのジュエラーとしてはまだまだ若手と言われますが、そのキャリアは休止期間も含めるとすでに30年に至り、年齢にそぐわない成熟した技術と経験を身に付けたシルバースミスです。師を持たず、ほとんど独学でシルバーワークを学びましたが、従弟である【Wilson Jim】ウィルソン・ジム(1949-)と【Thomas Jim】トーマス・ジム(1955-)の兄弟や、元義弟である【Norman Bia】ノーマン・バイア(1972-)の影響を受けており、現在でもジュエリー制作の技術や製法について相談することがあるそうです。
基本的には、インゴットシルバー(銀塊)ではなくシルバープレート/ゲージを使用して制作していますが、スタンプなどのツールはほぼすべて自身が制作したオリジナルツールを用いており、現代作家の中でもスタンプ(鏨)のクオリティーが高く、繊細な力加減が必要なハンマーワークにおいても突出した技術を持つ作家です。また、アンティーク作品にも造詣が深く、ナバホのトラディショナルなスタイルをベースとしており、近年まではナバホのベテランアーティスト【Thomas Curtis】トーマス・カーティスや【Ernie Lister】アーニー・リスター、【McKee Platero】マッキー・プラテロ、【Perry Shorty】ペリー・ショーティー等の影響を感じさせるピースを多く制作していましたが、現在はナバホの伝統的スタイルを守りながらオリジナリティーの強い作品も制作しています。
物静かで職人らしい人物であり、スタンプワークやハンマーワークを極めんとする姿勢等、日米双方で将来がとても期待されるアーティストでもあります。当店が長くお付き合いいただいている作家の一人です。


【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイは1896年ニューメキシコ州との州境に近いアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、その後ナバホラグでも有名なクリスタルで育ちました。 当時はまだ一夫多妻が珍しくなかったようで、父親であるシルバースミス【Besthlagai-ilth'ini Althts' osigi】(Ansosi Peshlakai)の4番目の妻の子供として生まれ、その兄弟は19人と言う大きな家族だったようです。 その中の7歳~8歳年下の弟が共に有名作家であった【Frank Peshlakai】フランク・ペシュラカイです
そして、ナバホジュエリーの歴史においてその創始者の一人とされる【Slender Maker of Silver】(Peshlakai Atsidi)(1840?-1916)は、Fred Peshlakaiの父親の兄弟で、Fred Peshlakaiにとっては叔父であるとされています。 Slender Maker of Silverは、インディアンジュエリーの創始者であり、ルーツとされる【Atsidi Sani】を兄に持ち、1800年代中頃からAnsosi Peshlakaiと共にシルバースミスとしての技術を教授されたと言われています。そんな恵まれた環境にあったFred PeshlakaiとFrank Peshlakaiは、幼少期からシルバースミスとしての技術を教え込まれ、とても若くして高い技術を身に付けていたと推測されます。

1920年代には父親がシルバースミスを辞めたことから、Fred Peshlakaiもナバホリザベーションを離れ、映画俳優等いくつかの仕事をしていたようですが、1927年には結婚、ガナードでシルバースミスとしての仕事を再開し、ギャラップで自身のショップを経営しました。 1931年からはフォートウィンゲートでシルバーワークを教える講師として働く等、精力的に活動するようになります。
そして、1934年にシカゴで開催された『Chicago World's Fair』では、ナバホのシルバースミスを代表し、トラディッショナルなシルバーワークのデモンストレーションを行ったとされています。
1935年~37年にかけてはフェニックスにあったインディアンクラフトショップ【Vaugn's Indian Store】のためにジュエリーを制作しました。同時期のVaugn's Indian Storeには、ホピ族の初期に活躍した巨匠【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)等が在籍していました。1937年頃には、Vaugn's Indian Storeがカリフォルニア州ハリウッドに移転したことに伴い、Fred Peshlakaiもロサンゼルスに移り住んでハリウッドの店で制作するようになります。
そして、1940年にはロサンゼルスのユニオンステーションから近いOlvera Streetでインディアンクラフトショップを開店します。Olvera Streetはリトル東京からも非常に近い場所で、ロサンゼルスダウンタウンに隣接した位置にありますが、ユニオンステーションを利用する観光客向けに現在でも小さな路面店が並ぶショッピングディストリクトになっています。そこでジュエリーの制作をつづけ、多くのショーでアワードを受賞するなど、さらにそのキャリアを積み上げていきました。1972年に体調を崩し、73年に娘と共にナバホリザベーションに戻るまで30年以上にわたりOlvera Streetで制作を継続。 そして1974年12月22日、ギャラップの病院で亡くなりました。

彼らが非常に優秀なシルバースミスであったことは言うまでもありませんが、ナバホの古典技術を第一人者である叔父と父親から学び、それらを守るだけでなく、新しい技術とスタイル、そして次世代の伝統そのものを作り上げたパイオニアであり、アーティストとしての才能も突出した作家達です。やはりベースにはナバホのクラシックなスタイルがありますが、それらの技術を使いながらも全く新しい造形や実験的な作品を多く残し、それらは後進の作家や工房に大きな影響を与え、今日ではトラディッショナルな造形と呼ばれている物が多く存在します。 【Kenneth Begay】 ケニス・ビゲイ の師でもあり、現代作家の多くが尊敬するアーティストです。


こちらは、そんなナバホの偉大な作家によるアーカイブをベースにしたバングルです。伝統的な技術や造形スタイルを踏襲したピースですが、現在でも新鮮な印象を与える現代的なジュエリーになっており、Clendon Peteらしいハイポリッシュの仕上げ工程によって独特の上質感やジュエリーとしての品格も備わっています。

丁寧な仕事によるシルバーの肌は素晴らしい着用感を生んでおり、長時間のご着用も腕へのなじみにより苦にならないと思われます。また、洗練されたデザイン/造形と、力強く刻まれたスタンプワークやプリミティブなシルバーワークによるナバホジュエリーらしい力強い表情は,、スタイルを選ばずお使いいただけ長年にわたってご愛用いただける普遍的な完成度を持った作品です。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


新品・未使用品。 ハンドメイドによる造形ですので、僅かな制作上のムラやキズ等が見られます。
【NAVAJO】ナバホの作家【Clendon Pete】クレンドン・ピートの作品で、ニューメキシコ州サンタフェの博物館『Wheelwright Museum of the American Indian』の収蔵作品である、1957年頃に制作されたナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)の作品を再現した当店オリジナルオーダーのバングルです。

同作者が制作した多くのブレスレットで使用しているシルバーゲージよりも少し分厚い9ゲージ(2.90㎜)のシルバーをベースにし、1/2inch幅ながら重量約52gで、とても心地よい重量感を持ったバングルです。スタンプワーク等のデザインは、前述の通りFred Peshlakaiの作品を元にしていますが、忠実な再現ではなく独自の解釈で再現して欲しいと依頼しており、圧倒的なクリエイティビティーと技術を誇ったFred Peshlakaiのデザイン/造形に、Clendon Peteのセンスと美しいシルバーワークによる完成度が付加されているようです。
全体に刻まれた細かく力強いスタンプワークによって構成されており、それらが描き出す紋様に呼応するように、エッジにはファイルワーク(ヤスリで削る技術)が施されています。9ゲージの厚みとエッジのファイルワークによって奥行きと立体感のある作品に仕上がっており、武骨ながら上質感も感じさせるバングルです。また、使用されているスタンプ(鏨)ツールも非常に秀逸なクオリティーであり、全て自作したスタンプを使用し、スタンプメーカーとしても卓越した技術力を誇るClendon Peteならではの作品となっています。


【Clendon Pete】クレンドン・ピートは、1977年生まれでナバホのジュエラーとしてはまだまだ若手と言われますが、そのキャリアは休止期間も含めるとすでに30年に至り、年齢にそぐわない成熟した技術と経験を身に付けたシルバースミスです。師を持たず、ほとんど独学でシルバーワークを学びましたが、従弟である【Wilson Jim】ウィルソン・ジム(1949-)と【Thomas Jim】トーマス・ジム(1955-)の兄弟や、元義弟である【Norman Bia】ノーマン・バイア(1972-)の影響を受けており、現在でもジュエリー制作の技術や製法について相談することがあるそうです。
基本的には、インゴットシルバー(銀塊)ではなくシルバープレート/ゲージを使用して制作していますが、スタンプなどのツールはほぼすべて自身が制作したオリジナルツールを用いており、現代作家の中でもスタンプ(鏨)のクオリティーが高く、繊細な力加減が必要なハンマーワークにおいても突出した技術を持つ作家です。また、アンティーク作品にも造詣が深く、ナバホのトラディショナルなスタイルをベースとしており、近年まではナバホのベテランアーティスト【Thomas Curtis】トーマス・カーティスや【Ernie Lister】アーニー・リスター、【McKee Platero】マッキー・プラテロ、【Perry Shorty】ペリー・ショーティー等の影響を感じさせるピースを多く制作していましたが、現在はナバホの伝統的スタイルを守りながらオリジナリティーの強い作品も制作しています。
物静かで職人らしい人物であり、スタンプワークやハンマーワークを極めんとする姿勢等、日米双方で将来がとても期待されるアーティストでもあります。当店が長くお付き合いいただいている作家の一人です。


【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイは1896年ニューメキシコ州との州境に近いアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、その後ナバホラグでも有名なクリスタルで育ちました。 当時はまだ一夫多妻が珍しくなかったようで、父親であるシルバースミス【Besthlagai-ilth'ini Althts' osigi】(Ansosi Peshlakai)の4番目の妻の子供として生まれ、その兄弟は19人と言う大きな家族だったようです。 その中の7歳~8歳年下の弟が共に有名作家であった【Frank Peshlakai】フランク・ペシュラカイです
そして、ナバホジュエリーの歴史においてその創始者の一人とされる【Slender Maker of Silver】(Peshlakai Atsidi)(1840?-1916)は、Fred Peshlakaiの父親の兄弟で、Fred Peshlakaiにとっては叔父であるとされています。 Slender Maker of Silverは、インディアンジュエリーの創始者であり、ルーツとされる【Atsidi Sani】を兄に持ち、1800年代中頃からAnsosi Peshlakaiと共にシルバースミスとしての技術を教授されたと言われています。そんな恵まれた環境にあったFred PeshlakaiとFrank Peshlakaiは、幼少期からシルバースミスとしての技術を教え込まれ、とても若くして高い技術を身に付けていたと推測されます。

1920年代には父親がシルバースミスを辞めたことから、Fred Peshlakaiもナバホリザベーションを離れ、映画俳優等いくつかの仕事をしていたようですが、1927年には結婚、ガナードでシルバースミスとしての仕事を再開し、ギャラップで自身のショップを経営しました。 1931年からはフォートウィンゲートでシルバーワークを教える講師として働く等、精力的に活動するようになります。
そして、1934年にシカゴで開催された『Chicago World's Fair』では、ナバホのシルバースミスを代表し、トラディッショナルなシルバーワークのデモンストレーションを行ったとされています。
1935年~37年にかけてはフェニックスにあったインディアンクラフトショップ【Vaugn's Indian Store】のためにジュエリーを制作しました。同時期のVaugn's Indian Storeには、ホピ族の初期に活躍した巨匠【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)等が在籍していました。1937年頃には、Vaugn's Indian Storeがカリフォルニア州ハリウッドに移転したことに伴い、Fred Peshlakaiもロサンゼルスに移り住んでハリウッドの店で制作するようになります。
そして、1940年にはロサンゼルスのユニオンステーションから近いOlvera Streetでインディアンクラフトショップを開店します。Olvera Streetはリトル東京からも非常に近い場所で、ロサンゼルスダウンタウンに隣接した位置にありますが、ユニオンステーションを利用する観光客向けに現在でも小さな路面店が並ぶショッピングディストリクトになっています。そこでジュエリーの制作をつづけ、多くのショーでアワードを受賞するなど、さらにそのキャリアを積み上げていきました。1972年に体調を崩し、73年に娘と共にナバホリザベーションに戻るまで30年以上にわたりOlvera Streetで制作を継続。 そして1974年12月22日、ギャラップの病院で亡くなりました。

彼らが非常に優秀なシルバースミスであったことは言うまでもありませんが、ナバホの古典技術を第一人者である叔父と父親から学び、それらを守るだけでなく、新しい技術とスタイル、そして次世代の伝統そのものを作り上げたパイオニアであり、アーティストとしての才能も突出した作家達です。やはりベースにはナバホのクラシックなスタイルがありますが、それらの技術を使いながらも全く新しい造形や実験的な作品を多く残し、それらは後進の作家や工房に大きな影響を与え、今日ではトラディッショナルな造形と呼ばれている物が多く存在します。 【Kenneth Begay】 ケニス・ビゲイ の師でもあり、現代作家の多くが尊敬するアーティストです。


こちらは、そんなナバホの偉大な作家によるアーカイブをベースにしたバングルです。伝統的な技術や造形スタイルを踏襲したピースですが、現在でも新鮮な印象を与える現代的なジュエリーになっており、Clendon Peteらしいハイポリッシュの仕上げ工程によって独特の上質感やジュエリーとしての品格も備わっています。

丁寧な仕事によるシルバーの肌は素晴らしい着用感を生んでおり、長時間のご着用も腕へのなじみにより苦にならないと思われます。また、洗練されたデザイン/造形と、力強く刻まれたスタンプワークやプリミティブなシルバーワークによるナバホジュエリーらしい力強い表情は,、スタイルを選ばずお使いいただけ長年にわたってご愛用いただける普遍的な完成度を持った作品です。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


新品・未使用品。 ハンドメイドによる造形ですので、僅かな制作上のムラやキズ等が見られます。
Size

メンズサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約62.3㎜    正面幅(高さ) 約13.2㎜
内径 約145㎜    開口部 約28.5㎜
Inside Measurement 5 11/16inch   opening 1 1/8inch 

※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Sterling Silver
        約52.5g