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JOP015077

【Charles Loloma】14K Gold Lone MT. Turquiose Earring c.1970~

【Charles Loloma】14K Gold Lone MT. Turquiose Earring c.1970~
115,500 円(税込)
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【Hopi】ホピの偉大なアーティストである【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ(1921-1992)によるピース。同作者を代表する石であるローンマウンテンターコイズと14Kゴールドによって形作られたミニマムな作品で、残念ながら片方だけで発見されたビンテージピアスです。

Charles Lolomaのキャリア中期以降の1970年代~1980年代の作品と思われ、スクエアシェイプの【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズがメインとなった大変シンプルな作品です。しかし、シンプルである故に細部まで非常に高い技量を感じる彫金技術を確認することが出来ます。
それは、繋ぎ目の無いベゼル(覆輪)やゴールド部分のエッジと石のカットの完璧な呼応等に見ることが出来、一点一点ハンドメイドされる作品においてこれらを実現するのは容易ではありません。

セットされたターコイズは、Charles Lolomaが最も好んだ【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズです。ゴールドと素晴らしい相性を見せる柔らかくも強いブルーの色相を持つ石であり、透明感のある濃い青にローンマウンテンらしいとてもタイトなウェブが入ります。また、長い時間を経た現在も艶を失わず高い硬度と質を感じさせ、小さな石ながらハイグレードにグレーディングできるローンマウンテンターコイズです。


【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズは、ネバダ州のエスメラルダ郡にあり、北米4大ターコイズの一角です。長い歴史のある鉱山であり、1920年代後半から現在の『Lone Mountain』と言う名称になり、現在もわずかながら採掘されている鉱山です。
非常に硬度が高く、変色や劣化に強いターコイズとして知られ、採掘される原石はどんなに小さなものでもカットされ、そのほとんどがジュエリーに用いられました。 Charles Loloma以外にもナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や【Mark Chee】マーク・チー等も好んだターコイズです。
現在ではそのクオリティーと希少性からランダーブルーに次ぐ評価を受けており、こちらのような石がルースとして市場に出ることはほとんどありません。


【Charles Loloma】チャールズ・ロロマは、インディアンジュエラーとしてアーティスト/芸術家と成り、成功を収めた最初の人物であり、その偉業は語りつくせないほどに輝かしく幾層にも及んでいます。
1921年にアリゾナ州ホートビラ近くの生まれで、オライビのホピハイスクールに通いながら、多くの傑作を残したアーティスト【Fred Kabotie】フレッド・カボティ(1900-1986)の下で働いていました。そうして10代のころから偉大なアーティストの仕事を間近に体感し、壁画をはじめとする絵画作品を残しました。その後1941年~1945年までは陸軍に所属。退役後にはイラストや壁画制作を再開しますが、1949年~1951年頃はジョン・ヘイ・ホイットニー財団からの研究奨学金を得て陶芸の研究をしています。そして1954年にはアリゾナ州スコッツデールに陶芸店を開業するに至っており、ジュエリー制作を始めたのは1955年頃とされています。
1950年代末頃からは、インディアンスクールにおいて芸術家を育てる教育者としての活動とジュエリー制作を並行して行い、1963年のパリで開催した個展を大成功させています。それ以降、世界的にアーティストとして認知され、リンドン・ジョンソン大統領から外交ギフト用のジュエリーをオーダーされるほどにアメリカ独自の芸術として国内外から高く評価されるようになります。そして、日本を含む世界中の国々を旅して自然や文化、異国の芸術から多くの刺激を受け続けました。

初期には陶芸家としての活動をフィードバックしたようなトゥーファキャストをメインとした作品を多く制作しており、シルバーやゴールドに新しい表情を与えた作品を残しています。そこから『インナージェム』と呼ばれる、外からはほとんど見えないジュエリーの内側に石をセットする新しい価値観を生み出したり、それまでインディアンジュエリーには用いられていなかったラピスラズリや黒檀などのマテリアルを取り込んでいきました。
そのような全く新しいスタイルを持った作品は、同じインディアンシルバースミスから我々の持つ美意識ではない、と批判されることもありましたが、それ以上に若い世代からの支持を集め、Charles Lolomaの生み出した造形スタイルの多くは後進のインディアンジュエラーに受け継がれ、現在ではオーセンティックな造形となっている技術やスタイルが数多く存在します。

1950年代頃のアメリカ政府はアメリカ独自の芸術を生み育てることに注力しており、その動きの中で成功したアーティストの一人です。しかしながら、その芸術性や完成度は他の追随を許さない素晴らしいものでした。ヨーロッパでの成功も単にアメリカ原住民による新しい価値観というだけでなく、そこに独自性と唯一無二の美しさ、そして緻密な計算と卓越した技術力による作品としての完成度と完璧な調和が実現されていた為に、掴むことが出来た成功でした。

前述の通り、現在でもナバホのベテラン作家【Wes Willie】ウェス・ウィリーや同じくナバホの【Edison Cummings】エディソン・カミングスなど突出した技術力を誇る作家たちがロロマスタイルを受け継いだ作品を制作していますが、その完成度が並ぶことはあっても未だ超えることは出来ていないように思われます。
姪である【Sonwai】ソンワイ(Verma Nequatewa)は、晩年の制作の多くを担い技術面では全く遜色のない制作をされています。

また、非常に大きな成功を収めるに至り、自家用ジェットを所有する等、金銭的にも富豪となりましたが、生まれ育ったホピの土地や文化を晩年まで愛し続けました。自宅にはかぼちゃなどの野菜が実り、トウモロコシを挽いて生活する昔ながらのホピの生活が守られていたそうです。

そして、現在もその評価が上がり続けている代表的なアーティストの一人であり、世界中にコレクターが存在し投機目的の資金も流入するために今後もプライスの高騰が予想されます。


本作は、残念ながら左右セットで制作されたであろうピアスの片側のみとなっている為、トレジャーハントプライスとなります。

非常にシンプルでミニマムなピアス。素朴ながらゴールドによりジュエリーとしての品位が与えられており、多くのスタイルに馴染みやすい印象ながら、宝石として煌めくターコイズは日常にさり気なくも奥行きを与えるアクセントになり得ます。

小さいピアスですが、完成された造形美を持ちウェアラブルアートとして芸術作品としても高く評価できるCharles Lolomaらしさを持った作品です。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、片側のみとなりますが使用感少なく、とても良い状態を保っています。
また、ターコイズにはマトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ特徴であり、ビンテージピースでありながら現在も素晴らしい艶を保っています。
【Hopi】ホピの偉大なアーティストである【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ(1921-1992)によるピース。同作者を代表する石であるローンマウンテンターコイズと14Kゴールドによって形作られたミニマムな作品で、残念ながら片方だけで発見されたビンテージピアスです。

Charles Lolomaのキャリア中期以降の1970年代~1980年代の作品と思われ、スクエアシェイプの【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズがメインとなった大変シンプルな作品です。しかし、シンプルである故に細部まで非常に高い技量を感じる彫金技術を確認することが出来ます。
それは、繋ぎ目の無いベゼル(覆輪)やゴールド部分のエッジと石のカットの完璧な呼応等に見ることが出来、一点一点ハンドメイドされる作品においてこれらを実現するのは容易ではありません。

セットされたターコイズは、Charles Lolomaが最も好んだ【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズです。ゴールドと素晴らしい相性を見せる柔らかくも強いブルーの色相を持つ石であり、透明感のある濃い青にローンマウンテンらしいとてもタイトなウェブが入ります。また、長い時間を経た現在も艶を失わず高い硬度と質を感じさせ、小さな石ながらハイグレードにグレーディングできるローンマウンテンターコイズです。


【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズは、ネバダ州のエスメラルダ郡にあり、北米4大ターコイズの一角です。長い歴史のある鉱山であり、1920年代後半から現在の『Lone Mountain』と言う名称になり、現在もわずかながら採掘されている鉱山です。
非常に硬度が高く、変色や劣化に強いターコイズとして知られ、採掘される原石はどんなに小さなものでもカットされ、そのほとんどがジュエリーに用いられました。 Charles Loloma以外にもナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や【Mark Chee】マーク・チー等も好んだターコイズです。
現在ではそのクオリティーと希少性からランダーブルーに次ぐ評価を受けており、こちらのような石がルースとして市場に出ることはほとんどありません。


【Charles Loloma】チャールズ・ロロマは、インディアンジュエラーとしてアーティスト/芸術家と成り、成功を収めた最初の人物であり、その偉業は語りつくせないほどに輝かしく幾層にも及んでいます。
1921年にアリゾナ州ホートビラ近くの生まれで、オライビのホピハイスクールに通いながら、多くの傑作を残したアーティスト【Fred Kabotie】フレッド・カボティ(1900-1986)の下で働いていました。そうして10代のころから偉大なアーティストの仕事を間近に体感し、壁画をはじめとする絵画作品を残しました。その後1941年~1945年までは陸軍に所属。退役後にはイラストや壁画制作を再開しますが、1949年~1951年頃はジョン・ヘイ・ホイットニー財団からの研究奨学金を得て陶芸の研究をしています。そして1954年にはアリゾナ州スコッツデールに陶芸店を開業するに至っており、ジュエリー制作を始めたのは1955年頃とされています。
1950年代末頃からは、インディアンスクールにおいて芸術家を育てる教育者としての活動とジュエリー制作を並行して行い、1963年のパリで開催した個展を大成功させています。それ以降、世界的にアーティストとして認知され、リンドン・ジョンソン大統領から外交ギフト用のジュエリーをオーダーされるほどにアメリカ独自の芸術として国内外から高く評価されるようになります。そして、日本を含む世界中の国々を旅して自然や文化、異国の芸術から多くの刺激を受け続けました。

初期には陶芸家としての活動をフィードバックしたようなトゥーファキャストをメインとした作品を多く制作しており、シルバーやゴールドに新しい表情を与えた作品を残しています。そこから『インナージェム』と呼ばれる、外からはほとんど見えないジュエリーの内側に石をセットする新しい価値観を生み出したり、それまでインディアンジュエリーには用いられていなかったラピスラズリや黒檀などのマテリアルを取り込んでいきました。
そのような全く新しいスタイルを持った作品は、同じインディアンシルバースミスから我々の持つ美意識ではない、と批判されることもありましたが、それ以上に若い世代からの支持を集め、Charles Lolomaの生み出した造形スタイルの多くは後進のインディアンジュエラーに受け継がれ、現在ではオーセンティックな造形となっている技術やスタイルが数多く存在します。

1950年代頃のアメリカ政府はアメリカ独自の芸術を生み育てることに注力しており、その動きの中で成功したアーティストの一人です。しかしながら、その芸術性や完成度は他の追随を許さない素晴らしいものでした。ヨーロッパでの成功も単にアメリカ原住民による新しい価値観というだけでなく、そこに独自性と唯一無二の美しさ、そして緻密な計算と卓越した技術力による作品としての完成度と完璧な調和が実現されていた為に、掴むことが出来た成功でした。

前述の通り、現在でもナバホのベテラン作家【Wes Willie】ウェス・ウィリーや同じくナバホの【Edison Cummings】エディソン・カミングスなど突出した技術力を誇る作家たちがロロマスタイルを受け継いだ作品を制作していますが、その完成度が並ぶことはあっても未だ超えることは出来ていないように思われます。
姪である【Sonwai】ソンワイ(Verma Nequatewa)は、晩年の制作の多くを担い技術面では全く遜色のない制作をされています。

また、非常に大きな成功を収めるに至り、自家用ジェットを所有する等、金銭的にも富豪となりましたが、生まれ育ったホピの土地や文化を晩年まで愛し続けました。自宅にはかぼちゃなどの野菜が実り、トウモロコシを挽いて生活する昔ながらのホピの生活が守られていたそうです。

そして、現在もその評価が上がり続けている代表的なアーティストの一人であり、世界中にコレクターが存在し投機目的の資金も流入するために今後もプライスの高騰が予想されます。


本作は、残念ながら左右セットで制作されたであろうピアスの片側のみとなっている為、トレジャーハントプライスとなります。

非常にシンプルでミニマムなピアス。素朴ながらゴールドによりジュエリーとしての品位が与えられており、多くのスタイルに馴染みやすい印象ながら、宝石として煌めくターコイズは日常にさり気なくも奥行きを与えるアクセントになり得ます。

小さいピアスですが、完成された造形美を持ちウェアラブルアートとして芸術作品としても高く評価できるCharles Lolomaらしさを持った作品です。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、片側のみとなりますが使用感少なく、とても良い状態を保っています。
また、ターコイズにはマトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ特徴であり、ビンテージピースでありながら現在も素晴らしい艶を保っています。
Size

縦 約8.4㎝   横 約8.0㎝
本体とキャッチの14金部分と石を合わせた総重量 約1.8g

ターコイズサイズは 6.8 ㎜×6.7㎜ 程度

Material

14K Solid Gold, High Grade Lone Mountain Turquoise