ITEM CODE:
JRF005025

Vtg【BELL TRADING POST】Silver Concho Face Small Ring c.1950~

Vtg【BELL TRADING POST】Silver Concho Face Small Ring c.1950~
12,500 円(税込)
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Vtg【BELL TRADING POST】Silver Concho Face Small Ring  c.1950~
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【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。それらの中でも有名工房である【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポスト社によるコンチョがフェイスに構成された小さいサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

1940年代末~1960年代製と思われ、シャンクはフロントが割り開かれた『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で2本に割り開かれており、ボリューム感のあるフェイスにナチュラルにフィットしています。また、そのシャンクにはスタンプワークが刻まれる事によってナバホジュエリーらしい表情が与えられています。フェイスは、多くの場合ターコイズ等の石がセットされるデザインとなっていますが、こちらのピースはその石に代わってプレーンなシルバーコンチョが構成された珍しい個体となります。
また、こちらのような造形スタイルに石がマウントされたアイテムは、同トレーディングポストで作られた多数のリングの中でも比較的多く作られれたデザイン/造形です。1920年代~1940年代の【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や【Jerry Watson】ジェリー・ワトソン、ホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)等の作家が生み出した作品をベースとした流麗なデザインを持つフェイスが構成されています。制作の工程には機械が用いられているため、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースであり、ある程度量産されたリングですが現存数は少なく、現在では希少な物となっています。

内側にはBELL TRADING POSTのショップマーク/ホールマークと、スターリングシルバー(925シルバー)製であることを表す『STERLING』の刻印が施されています。そのショップホールマークは、ベル/鐘のシンボルが看板に描かれているカンパニーロゴで、これはベル/鐘だけをモチーフにしたロゴよりも新しく採用されたものです。ただしその採用時期には、1940年代末頃や1950年代後半、1961年頃など諸説あり明確にはなっていません。1972年に買収されて以降は、また新しいロゴのホールマークへと変更されています。


【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストは、ニューメキシコ州アルバカーキーで【Jack T Michelson】ジャック・ミケルソンとその妻により1932年頃に設立されました。また『BELL』の名前は妻である【Jack Mildred】ジャック・ミドルトンの旧姓から名づけられました。
ツーリストジュエリーをメインに非常に多くのアイテムを供給し、【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストと並ぶ有名メーカーとして知られていますが、創業からしばらくは、【Ganscraft/Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社と同じ姿勢を持ち、小規模で完全なハンドメイドによってジュエリーの制作を行っていました。しかし、代表であるJack T Michelsonは機械化することを望み、1940年にニューヨークポストに広告を掲載、そこで求めに応じた人物がツーリストアイテムの歴史上、大変重要な人物である【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンでした。チャケリアンはニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンであり、ツーリストジュエリーの生産・流通に大きな影響を与えた人物です。そして、彼のコンサルティングにより、すでに機械化に成功していた【Maisel's】マイセルズの生産工程/ビジネスモデルをベースにした機械化とその飛躍に成功しました。

しかしながら、チャケリアンは1956年までBELL社で働いたあと、その後はデンバーの【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社に短期間所属し、そこでは機械生産を止めさせて、伝統的なナバホジュエリー制作への回帰という、BELL社での施策とはまったく逆のことをしており、「伝統的な方法で作られたジュエリーはマシーンメイドのジュエリーとの競争に苦しむべきではない」との自論を持っていたそうです。当時のタンメン社は業績が酷く悪化していましたが機械化等を行わず、新たにナバホのシルバースミスを雇い入れました。さらに、一部の機械工程にもナバホの職人を雇うことで、「インディアンメイド」の標記を守らせたようです。
チャケリアンの手腕により機械化・量産化に成功したBELL社では、ホールマークが入らないOEM生産も多く行っていたようで、フレッド・ハービーのお店等、サウスウエスト観光各地で取り扱われていました。また、ナバホスタイルのデザインを多く生産していますが、ズニやプエブロのインディアン達も多く所属し、同じように制作していたようです。
残念ながら1972年には買収され、現存していないカンパニーですが現在でも知名度が高く、ベルトレーディングポストのインディアンジュエリーはアメリカ国内でも大変人気があります。


立体的なコンチョのフェイスが特徴的で、シルバーだけで構成されたソリッドな雰囲気は、多くのスタイルに馴染みやすく、女性の手に美しく映えるリングとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーには多少のクスミが見られますが、全体にとても良い状態を保っています。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。それらの中でも有名工房である【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポスト社によるコンチョがフェイスに構成された小さいサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

1940年代末~1960年代製と思われ、シャンクはフロントが割り開かれた『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で2本に割り開かれており、ボリューム感のあるフェイスにナチュラルにフィットしています。また、そのシャンクにはスタンプワークが刻まれる事によってナバホジュエリーらしい表情が与えられています。フェイスは、多くの場合ターコイズ等の石がセットされるデザインとなっていますが、こちらのピースはその石に代わってプレーンなシルバーコンチョが構成された珍しい個体となります。
また、こちらのような造形スタイルに石がマウントされたアイテムは、同トレーディングポストで作られた多数のリングの中でも比較的多く作られれたデザイン/造形です。1920年代~1940年代の【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や【Jerry Watson】ジェリー・ワトソン、ホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)等の作家が生み出した作品をベースとした流麗なデザインを持つフェイスが構成されています。制作の工程には機械が用いられているため、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースであり、ある程度量産されたリングですが現存数は少なく、現在では希少な物となっています。

内側にはBELL TRADING POSTのショップマーク/ホールマークと、スターリングシルバー(925シルバー)製であることを表す『STERLING』の刻印が施されています。そのショップホールマークは、ベル/鐘のシンボルが看板に描かれているカンパニーロゴで、これはベル/鐘だけをモチーフにしたロゴよりも新しく採用されたものです。ただしその採用時期には、1940年代末頃や1950年代後半、1961年頃など諸説あり明確にはなっていません。1972年に買収されて以降は、また新しいロゴのホールマークへと変更されています。


【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストは、ニューメキシコ州アルバカーキーで【Jack T Michelson】ジャック・ミケルソンとその妻により1932年頃に設立されました。また『BELL』の名前は妻である【Jack Mildred】ジャック・ミドルトンの旧姓から名づけられました。
ツーリストジュエリーをメインに非常に多くのアイテムを供給し、【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストと並ぶ有名メーカーとして知られていますが、創業からしばらくは、【Ganscraft/Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社と同じ姿勢を持ち、小規模で完全なハンドメイドによってジュエリーの制作を行っていました。しかし、代表であるJack T Michelsonは機械化することを望み、1940年にニューヨークポストに広告を掲載、そこで求めに応じた人物がツーリストアイテムの歴史上、大変重要な人物である【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンでした。チャケリアンはニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンであり、ツーリストジュエリーの生産・流通に大きな影響を与えた人物です。そして、彼のコンサルティングにより、すでに機械化に成功していた【Maisel's】マイセルズの生産工程/ビジネスモデルをベースにした機械化とその飛躍に成功しました。

しかしながら、チャケリアンは1956年までBELL社で働いたあと、その後はデンバーの【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社に短期間所属し、そこでは機械生産を止めさせて、伝統的なナバホジュエリー制作への回帰という、BELL社での施策とはまったく逆のことをしており、「伝統的な方法で作られたジュエリーはマシーンメイドのジュエリーとの競争に苦しむべきではない」との自論を持っていたそうです。当時のタンメン社は業績が酷く悪化していましたが機械化等を行わず、新たにナバホのシルバースミスを雇い入れました。さらに、一部の機械工程にもナバホの職人を雇うことで、「インディアンメイド」の標記を守らせたようです。
チャケリアンの手腕により機械化・量産化に成功したBELL社では、ホールマークが入らないOEM生産も多く行っていたようで、フレッド・ハービーのお店等、サウスウエスト観光各地で取り扱われていました。また、ナバホスタイルのデザインを多く生産していますが、ズニやプエブロのインディアン達も多く所属し、同じように制作していたようです。
残念ながら1972年には買収され、現存していないカンパニーですが現在でも知名度が高く、ベルトレーディングポストのインディアンジュエリーはアメリカ国内でも大変人気があります。


立体的なコンチョのフェイスが特徴的で、シルバーだけで構成されたソリッドな雰囲気は、多くのスタイルに馴染みやすく、女性の手に美しく映えるリングとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーには多少のクスミが見られますが、全体にとても良い状態を保っています。
Size

日本規格 約 10~10.5号   円周 約 50.5㎜   us 5.5
正面幅 約 19.6㎜

Material

Starling Silver