【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、ラトルスネーク/ガラガラ蛇が指に巻き付くデザインの作品で、質の高いシルバーワークとデザイン構成によってアニマルモチーフでありながらクラシックでエレガントな印象を持ったアンティーク/ビンテージリングです。

1930年代末～1950年代頃の作品と思われ、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された比較的厚いシルバーで構成しており、シルバーワークのクオリティの高いハイエンドな作品。サイズは小さめとなっていますが独特の重量感があり、細かなスタンプワークが刻まれることでラトルスネークの細部が描き出されています。また、蛇の頭部分は、半円型にカットされたターコイズによって表現されており、そのオリジナリティとデザイン構成がアニマルモチーフのキャッチーな雰囲気を上質でクラシックな印象に昇華しているようです。
強い独創性を持った作品ですが、リングとしてとても美しいバランスに仕上がった作品で、残念ながら作者は不明となっていますが、インゴット独特の上質なシルバーの肌に仕上げられた重厚なシルバーワークをベースにたハイエンドな作品となっています。


【Rattlesnake】ガラガラヘビ/ラトルスネークは、インディアンにとって神聖な存在として、特にプエブロインディアンの間で古くからジュエリーやポッテリー等、色々な作品に用いられました。ジュエリーにおいてはナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やアコマの伝説的な作家【Clyde Hunt/Chief Sunny Skies】クライド・ハント(1900-1972)等が素晴らしいスネークモチーフの作品を残しており、それらのデザイン・スタイルが後世に受け継がれています。
当店のロゴにも登場するモチーフであり、脱皮して成長していく姿から、<挑戦><革命><知恵> 等を象徴するシンボルとされています。


インディアンジュエリーの古典的で伝統的な技術・ディテールによって構成された作品ですが、デザインのオリジナリティや珍しいターコイズのカット(シェイプ)によって他に類を見ない造形美を持ったリングです。

丁寧でクオリティーの高いシルバーワークによる上質感を感じさせ、美しいターコイズがセットされることで際立った存在感を放ちます。また、そのハイグロスとスクエアシェイプに近いカットによってクラシックでエレガントな印象も併せ持つ作品へ昇華されており、ビンテージスタイルはもちろん、少しフォーマルなシーンでも品格を損なわず多くのスタイルにフィットするリングです。

立体物として美しい造形と奥行きを持ち、突出した造形センスを感じさせるリング。高い希少性も備えたコレクタブルな作品です。

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コンディションはアンティーク作品ながら使用感の少ないとても良い状態です。
ターコイズも石の動きやクラック等のダメージは無く、素晴らしい艶を保つ大変良い状態を保っています。