【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、ベンチメイド/ハンドメイドシルバービーズとキャスト成形されたナジャトップが組み合わされた作品。使いやすいサイズ感とシンプルで馴染みやすい造形/デザインを持つビンテージナジャネックレスです。

正確な制年代を特定する材料に乏しい作品ですが、おそらく1960年代後半～1970年代中頃に制作された作品で、スカッシュブロッサムパーツが付かないビーズネックレスは、現代的でとても使いやすいクリーンな表情です。
また本作は、フックタイプのバチカンパーツを備えている為簡単にトップを脱着交換することが可能です。単純にトップを外して『ナバホパールネックレス』とも呼ばれるシンプルなシルバービーズネックレスとしてお使いいただけます。

シルバービーズは無骨で素晴らしいクオリティーのベンチメイド(ハンドメイド)ビーズとなっています。現在では限られた作家しか作らないこちらのような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一な部分が見られますが、独特の味わいが感じられます。トップのナジャはキャストで成形されており、1960年代以降の作品に多くみられる伝統的な造形スタイルを踏襲しています。両端と中央に百合の花のような植物をモチーフにしたデザインが施された素朴ながら美しいシェイプにデザインされたトップです。


【Naja】ナジャはもともと馬蹄をもとにしたデザインですが、インディアンアートにおいては子宮を表すモチーフとして用いられ、大地や自然と子孫繁栄、それに女性を称賛する意味合いが込められているそうです。


1960年代以降の作品ですが、ナバホジュエリーのクラシックな造形スタイルを受け継ぎ、ビンテージインディアンジュエリーのプリミティブな造形や武骨な表情を残しながらもどこかモダンな印象に仕上げられたネックレスです。

程よいボリューム感はさりげなく自然な印象を作ります。 またその長さによって性別を問わずお使いいただけ、多くのスタイルに馴染みやすい作品となっています。
前述のようにトップを簡単に脱着可能であり、ビーズのみで構成されたネックレスとしてもご使用いただけます。また、シルバービーズネックレスとしても大変使いやすく長くご愛用頂ける作品だと思われます。

黒っぽく渋いシルバーの表情や武骨ながら味わい深いベンチメイドシルバービーズのクオリティ等からは、ビンテージジュエリー独特の趣が感じられる作品であり、トレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも良好でシルバーは全体に黒っぽくなっており、ビーズには多少の制作上のムラなどが見られますが特に目立ったダメージはありません。