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JBO014392

【Wolf-Robe】Acoma Vintage Thunderbird Clasp Bolo w/TQ c.1950~

【Wolf-Robe】Acoma Vintage Thunderbird Clasp Bolo w/TQ c.1950~
132,000 円(税込)
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【ACOMA】アコマプエブロの巨匠3兄弟【Hunt Brothers】の中でも最も秀逸な作品を残している次男【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー『ウルフ ローブ』ハント(c.1902-1977)の作品。非常に秀逸なデザインのサンダーバードシェイプに、美しいターコイズのマウントされたクラスプ/オーナメントが特徴的なアンティーク/ビンテージボロタイ(ループタイ)です。

1950年代~1960年代に作られた作品で、トラディショナルなナバホスタイルを踏襲しながらもWolf-Robeらしい独自性と突出したデザインセンスを感じさせる秀作です。とても丁寧なカッティングワークによってオーセンティックで端正なサンダーバードのシェイプが切り出されています。そこに、細かなスタンプワークによってサンダーバードの細部が描き出され、翼部分は巧みなハンマーワークによって立体的で柔らかいアール/曲面に仕上げられており、フラットなシェイプよりも美しく、奥行きと力強い存在感のある造形を作り上げています。また、センターにはカボションカットされた美しいジェムクオリティターコイズがセットされており、独特なノッチドベゼル(刻みの入る覆輪)も特徴的なディテールとなっています。さらに、レースの先端部分であるアグレット/チップパーツには菱形のダングルが備えられ、さり気なくも細部まで行き届いた作者の拘りが垣間見えるディテールとなっています。

キャッチーな印象を持つサンダーバードモチーフですが、ウルフ・ローブという作者らしさを感じさせるスタンプワークやそのスタンプ(ツール)の素晴らしいクオリティなど、オーセンティックな造形スタイルでありながら強いオリジナリティも持った作品です。
内側には『Wolf-Robe』のホールマーク(サイン)と、スターリングシルバー(925シルバー)製であることを表す『STERLING』の刻印が施されています。

また、こちらの作品にセットされた石は大変美しい【Old Blue Gem Turquoise】オールドブルージェムターコイズと思われます。ブルージェムらしい優しい水色~グリーンのグラデーションをベースとした石で、素晴らしい透明感と澄んだ深みのある石です。高さのあるカボションカットも贅沢な印象を作っており、グリーンやブラウンのグラデーションによって複雑な景色を形成しています。ブルージェムターコイズはもともと硬度の高いターコイズであり、こちらの石も長い年月を経てなお澄んだ水色と艶を保ち非常に高い硬度を感じさせるターコイズです。


【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー ”ウルフ ローブ” ハントは、アコマ プエブロの巨匠として知られ、インディアン自身で店を経営した初めての作家である【Clyde Hunt】(c.1900-1972)を兄に持ち、その兄を師として、とても若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートしたようです。 1930年代にはアルバカーキに在住し、多くのショーを受賞しながらハイスクールにも通っていた記録が残っています。その後、オクラホマ州タルサに近いカトゥーサにて【CATOOSA Indian Trading Post】を経営しました。
そして、BELL TRADING POSTでシルバースミスとして働きながらそのデザインにも携わった弟の【Wilbert Hunt】(c.1906-2007)と合わせた3兄弟は、『Hunt Brothers』と呼ばれました。彼ら兄弟の中でもホールマーク(作家のサイン)を使用し、多くの秀作を残したのがWolf-Robeであり、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)等と同時期に『作家』としてインディアンジュエリーを制作した最初期の人物の一人です。
また現在活躍しているベテラン作家の【Greg Lewis】グレッグ・ルイス、その息子である【Dyaami E Lewis】ディアミ・ルイスも同じアコマの作家として、その技術やスタイルを現代に受け継いでいます。

ツーリストスタイルの作品も多く残していますが、もちろん全てハンドメイドで制作され、こちらの様にオーセンティックでトラディショナルでありながら独自性を感じさせるデザイン/造形もウルフ ローブの特徴です。 


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


サンダーバードモチーフはキャッチーでポップな雰囲気ですが、アンティークインディアンジュエリー特有の質感と奥行きを持ち、作者の突出した造形センスによってエッジーでシックな印象も与えられているようです。

ボロタイは特殊なジュエリーであり、スタイリングしにくいイメージがありますが、ネックレスと同じようにお使いいただけ、こちらのようなアンティークの渋い質感と少しポップでナチュラルなイメージの作品は、とても馴染みの良い印象です。

また、伝統的な製法やモチーフによってビンテージインディアンジュエリー独特の魅力を備えていますが、非常に高い完成度と細部に宿る作者の拘りとオリジナリティは、無骨な雰囲気の中にも特別な造形美をもたらしています。
Wolf-Robe/ウルフ・ローブという偉大な作家のスペシャリティを持った作品であり、史料価値も高いアンティークジュエリーです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミやキズ等は見られますがターコイズを含め良好な状態を保っています。
【ACOMA】アコマプエブロの巨匠3兄弟【Hunt Brothers】の中でも最も秀逸な作品を残している次男【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー『ウルフ ローブ』ハント(c.1902-1977)の作品。非常に秀逸なデザインのサンダーバードシェイプに、美しいターコイズのマウントされたクラスプ/オーナメントが特徴的なアンティーク/ビンテージボロタイ(ループタイ)です。

1950年代~1960年代に作られた作品で、トラディショナルなナバホスタイルを踏襲しながらもWolf-Robeらしい独自性と突出したデザインセンスを感じさせる秀作です。とても丁寧なカッティングワークによってオーセンティックで端正なサンダーバードのシェイプが切り出されています。そこに、細かなスタンプワークによってサンダーバードの細部が描き出され、翼部分は巧みなハンマーワークによって立体的で柔らかいアール/曲面に仕上げられており、フラットなシェイプよりも美しく、奥行きと力強い存在感のある造形を作り上げています。また、センターにはカボションカットされた美しいジェムクオリティターコイズがセットされており、独特なノッチドベゼル(刻みの入る覆輪)も特徴的なディテールとなっています。さらに、レースの先端部分であるアグレット/チップパーツには菱形のダングルが備えられ、さり気なくも細部まで行き届いた作者の拘りが垣間見えるディテールとなっています。

キャッチーな印象を持つサンダーバードモチーフですが、ウルフ・ローブという作者らしさを感じさせるスタンプワークやそのスタンプ(ツール)の素晴らしいクオリティなど、オーセンティックな造形スタイルでありながら強いオリジナリティも持った作品です。
内側には『Wolf-Robe』のホールマーク(サイン)と、スターリングシルバー(925シルバー)製であることを表す『STERLING』の刻印が施されています。

また、こちらの作品にセットされた石は大変美しい【Old Blue Gem Turquoise】オールドブルージェムターコイズと思われます。ブルージェムらしい優しい水色~グリーンのグラデーションをベースとした石で、素晴らしい透明感と澄んだ深みのある石です。高さのあるカボションカットも贅沢な印象を作っており、グリーンやブラウンのグラデーションによって複雑な景色を形成しています。ブルージェムターコイズはもともと硬度の高いターコイズであり、こちらの石も長い年月を経てなお澄んだ水色と艶を保ち非常に高い硬度を感じさせるターコイズです。


【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー ”ウルフ ローブ” ハントは、アコマ プエブロの巨匠として知られ、インディアン自身で店を経営した初めての作家である【Clyde Hunt】(c.1900-1972)を兄に持ち、その兄を師として、とても若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートしたようです。 1930年代にはアルバカーキに在住し、多くのショーを受賞しながらハイスクールにも通っていた記録が残っています。その後、オクラホマ州タルサに近いカトゥーサにて【CATOOSA Indian Trading Post】を経営しました。
そして、BELL TRADING POSTでシルバースミスとして働きながらそのデザインにも携わった弟の【Wilbert Hunt】(c.1906-2007)と合わせた3兄弟は、『Hunt Brothers』と呼ばれました。彼ら兄弟の中でもホールマーク(作家のサイン)を使用し、多くの秀作を残したのがWolf-Robeであり、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)等と同時期に『作家』としてインディアンジュエリーを制作した最初期の人物の一人です。
また現在活躍しているベテラン作家の【Greg Lewis】グレッグ・ルイス、その息子である【Dyaami E Lewis】ディアミ・ルイスも同じアコマの作家として、その技術やスタイルを現代に受け継いでいます。

ツーリストスタイルの作品も多く残していますが、もちろん全てハンドメイドで制作され、こちらの様にオーセンティックでトラディショナルでありながら独自性を感じさせるデザイン/造形もウルフ ローブの特徴です。 


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


サンダーバードモチーフはキャッチーでポップな雰囲気ですが、アンティークインディアンジュエリー特有の質感と奥行きを持ち、作者の突出した造形センスによってエッジーでシックな印象も与えられているようです。

ボロタイは特殊なジュエリーであり、スタイリングしにくいイメージがありますが、ネックレスと同じようにお使いいただけ、こちらのようなアンティークの渋い質感と少しポップでナチュラルなイメージの作品は、とても馴染みの良い印象です。

また、伝統的な製法やモチーフによってビンテージインディアンジュエリー独特の魅力を備えていますが、非常に高い完成度と細部に宿る作者の拘りとオリジナリティは、無骨な雰囲気の中にも特別な造形美をもたらしています。
Wolf-Robe/ウルフ・ローブという偉大な作家のスペシャリティを持った作品であり、史料価値も高いアンティークジュエリーです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミやキズ等は見られますがターコイズを含め良好な状態を保っています。
Size

Clasp/オーナメント部分  縦 約 40.4㎜   横 約 41.0㎜
全長 約 87.0㎝
ターコイズ 縦 約 11.3㎜  横 約 6.9㎜

Material

Silver, Turquoise