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JRH004074

【Bernard Dawahoya】 Hopi 『Rain Cloud』 Overlay Ring c.1965~

【Bernard Dawahoya】 Hopi 『Rain Cloud』 Overlay Ring c.1965~
49,600 円(税込)
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【Hopi】ホピの巨匠【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)によるレインクラウドをモチーフにオーバーレイで構成された作品。モチーフがアイコニックに表現され、どこか可愛くナチュラルな印象を持ったのビンテージリングです。

同作者の長いキャリアの中でいつ頃制作されたピースか正確に判断するのは困難ですが、作品のディテールやホールマークなどから1960年代後半~1990年代の作品と推測される作品。ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べ、カッティングされた厚いシルバープレートが薄いシルバープレートをベースにオーバーレイされています。特徴的なデザインは、レインクラウド/雨雲が図案化されたデザインがフェイスに構成されており、シャンクはしっかりとしたハーフラウンドワイヤーが用いられています。さらにフェイス部分には、ハンマーワークによって柔らかなアールがつけられ指に良く馴染み、ナチュラルな上質感を感じさせます。ホピのトラディショナルな技術とモチーフによって形作られた作品ですが、バーナード・ダワホヤという人間性と作家としての価値観がとても良く表れた愛嬌と高度な技術力による端正なシルバーワークが特徴的な作品となっています。
裏側には、同作者のホールマーク(Snow Cloud=雪雲)が両ターミナル(両端)裏面の2か所に刻まれています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。


【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤは1935年又は1936年生まれで、クラン(ホピ特有の氏族)は『Snow』、アリゾナ州北東部のションゴポーヴィで育ちました。1956年頃にシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたとされており、長いキャリアを持つ巨匠の一人です。10代のころは叔父である【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカククの元で牧畜の仕事をしながらシルバーワークを教わり、同じく同氏族(親戚)の【Washington Talayumptewa】ワシントン・タラユンプテワらをも師としてトラディショナルなシルバーワークを習得していきました。
1960年代前半頃には、創業したばかりのHopi Craftsにも協力していました。その時に同じく同ショップに在籍していた巨匠の一人であるHarry Sakyesvaにシルバーワークを教わり、当時新しいデザインを多く生み出していた【Peter Shelton】ピーター・シェルトンにも大きな影響を受けたようです。その後、1966年には【Dawa's Hopi Arts and Crafts】ダワズホピアーツアンドクラフツをオープンします。そして、1970年代以降にはションゴポーヴィにおいて多大な影響力を持ち、多くの後進をワークショップや自身の経営する店を通じて支援・教育しました。その教え子には自身の娘婿であり、現在も活躍するベテラン作家の【Anderson Koinva】アンダーソン・コインヴァ(1956-)等がいます。また、長いキャリアの中で多くのアワードを受賞し1989年には、Arizona Indian Living Treasure Award(アリゾナ州人間州宝)に認定されています。

トラディショナルなホピジュエリーの大家であり、Victor Coochwytewaや【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキー(1934-2011)と近い世代の為、並んで評価されることが多い作家ですが、よく見ていると正確で実直なオーバーレイ技術とは相反するデザインのヌケや可愛さ、愛嬌がBernard Dawahoyaの魅力であり、優しくおおらかな人柄が作品に表れていると思います。
ジュエリー以外のアート作品制作にも精力的で、特にキャリア後半ではジュエリーの制作は比較的少なかったこともあり、現在では希少でコレクタブルな作家となっています。2010年に惜しまれながらお亡くなりになられています。


【Hopi Crafts】ホピクラフツは、ホートビラ出身の【Emory & Wayne Sekaquaptewa】エモリー&ウェイン セカクアプテワ兄弟によって、1960年に創業されたホピのオーバーレイを用いた作品を専門的に扱った工房でありショップです。当時は、シルバーワーク技術指導に巨匠Harry Sakyesvaを招いていました。1962年にはホピネーション内であるカイコツムービービレッジに移り、1983年頃まで営業していました。こちらの作者以外にも【Eldon James】エルドン・ジェームス等多くの作家が在籍した工房です。


【Rain Cloud】雨雲は、砂漠地帯に住むインディアンにとって非常に重要であり、『吉兆』『良い展望』を表しています。特に農耕民族にとって重要な存在であり、狩猟民族であるナバホ/ディネの人々よりもホピやズニを含むプエブロの人たちの間でよく用いられたモチーフです。


前述のようにバーナード・ダワホヤの人柄がよく表れた優しさとリラックス感を持ったデザイン/造形の作品。さらに、同作者の質実剛健な彫金技術によって仕上げられることでチープな印象を持たず、ジュエリーとしての存在感も持ったリングです。
また、アイコニックなモチーフの構成は独特な雰囲気を持っていますが、性別やスタイルを問わず使いやすい落ち着いた表情となっています。

ホピを含むプエブロ作品独特の優しげで日本人にも共通する図案化された自然モチーフは素朴でナチュラルですが、グラフィカルでモダンな印象もあり、作家の個性である力強さやどこか可愛い表情も併せ持つ作品です。

【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤという作者やデザイン/造形を含め、大変貴重でコレクタブルなキラーピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは多少の使用感と細かなキズは見られますが、目立ったダメージやリペアの跡などはなく良好な状態を保っています。
【Hopi】ホピの巨匠【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)によるレインクラウドをモチーフにオーバーレイで構成された作品。モチーフがアイコニックに表現され、どこか可愛くナチュラルな印象を持ったのビンテージリングです。

同作者の長いキャリアの中でいつ頃制作されたピースか正確に判断するのは困難ですが、作品のディテールやホールマークなどから1960年代後半~1990年代の作品と推測される作品。ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べ、カッティングされた厚いシルバープレートが薄いシルバープレートをベースにオーバーレイされています。特徴的なデザインは、レインクラウド/雨雲が図案化されたデザインがフェイスに構成されており、シャンクはしっかりとしたハーフラウンドワイヤーが用いられています。さらにフェイス部分には、ハンマーワークによって柔らかなアールがつけられ指に良く馴染み、ナチュラルな上質感を感じさせます。ホピのトラディショナルな技術とモチーフによって形作られた作品ですが、バーナード・ダワホヤという人間性と作家としての価値観がとても良く表れた愛嬌と高度な技術力による端正なシルバーワークが特徴的な作品となっています。
裏側には、同作者のホールマーク(Snow Cloud=雪雲)が両ターミナル(両端)裏面の2か所に刻まれています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。


【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤは1935年又は1936年生まれで、クラン(ホピ特有の氏族)は『Snow』、アリゾナ州北東部のションゴポーヴィで育ちました。1956年頃にシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたとされており、長いキャリアを持つ巨匠の一人です。10代のころは叔父である【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカククの元で牧畜の仕事をしながらシルバーワークを教わり、同じく同氏族(親戚)の【Washington Talayumptewa】ワシントン・タラユンプテワらをも師としてトラディショナルなシルバーワークを習得していきました。
1960年代前半頃には、創業したばかりのHopi Craftsにも協力していました。その時に同じく同ショップに在籍していた巨匠の一人であるHarry Sakyesvaにシルバーワークを教わり、当時新しいデザインを多く生み出していた【Peter Shelton】ピーター・シェルトンにも大きな影響を受けたようです。その後、1966年には【Dawa's Hopi Arts and Crafts】ダワズホピアーツアンドクラフツをオープンします。そして、1970年代以降にはションゴポーヴィにおいて多大な影響力を持ち、多くの後進をワークショップや自身の経営する店を通じて支援・教育しました。その教え子には自身の娘婿であり、現在も活躍するベテラン作家の【Anderson Koinva】アンダーソン・コインヴァ(1956-)等がいます。また、長いキャリアの中で多くのアワードを受賞し1989年には、Arizona Indian Living Treasure Award(アリゾナ州人間州宝)に認定されています。

トラディショナルなホピジュエリーの大家であり、Victor Coochwytewaや【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキー(1934-2011)と近い世代の為、並んで評価されることが多い作家ですが、よく見ていると正確で実直なオーバーレイ技術とは相反するデザインのヌケや可愛さ、愛嬌がBernard Dawahoyaの魅力であり、優しくおおらかな人柄が作品に表れていると思います。
ジュエリー以外のアート作品制作にも精力的で、特にキャリア後半ではジュエリーの制作は比較的少なかったこともあり、現在では希少でコレクタブルな作家となっています。2010年に惜しまれながらお亡くなりになられています。


【Hopi Crafts】ホピクラフツは、ホートビラ出身の【Emory & Wayne Sekaquaptewa】エモリー&ウェイン セカクアプテワ兄弟によって、1960年に創業されたホピのオーバーレイを用いた作品を専門的に扱った工房でありショップです。当時は、シルバーワーク技術指導に巨匠Harry Sakyesvaを招いていました。1962年にはホピネーション内であるカイコツムービービレッジに移り、1983年頃まで営業していました。こちらの作者以外にも【Eldon James】エルドン・ジェームス等多くの作家が在籍した工房です。


【Rain Cloud】雨雲は、砂漠地帯に住むインディアンにとって非常に重要であり、『吉兆』『良い展望』を表しています。特に農耕民族にとって重要な存在であり、狩猟民族であるナバホ/ディネの人々よりもホピやズニを含むプエブロの人たちの間でよく用いられたモチーフです。


前述のようにバーナード・ダワホヤの人柄がよく表れた優しさとリラックス感を持ったデザイン/造形の作品。さらに、同作者の質実剛健な彫金技術によって仕上げられることでチープな印象を持たず、ジュエリーとしての存在感も持ったリングです。
また、アイコニックなモチーフの構成は独特な雰囲気を持っていますが、性別やスタイルを問わず使いやすい落ち着いた表情となっています。

ホピを含むプエブロ作品独特の優しげで日本人にも共通する図案化された自然モチーフは素朴でナチュラルですが、グラフィカルでモダンな印象もあり、作家の個性である力強さやどこか可愛い表情も併せ持つ作品です。

【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤという作者やデザイン/造形を含め、大変貴重でコレクタブルなキラーピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは多少の使用感と細かなキズは見られますが、目立ったダメージやリペアの跡などはなく良好な状態を保っています。
Size

日本規格 約 12号   円周 約 52.4㎜   us 6.5
正面幅 約 25.8㎜

Material

Silver