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JBF004271

Vintage Navajo Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet c.1945~

Vintage Navajo Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet c.1945~
55,000 円(税込)
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Vintage Navajo Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1945~
  • Vintage Navajo Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1945~
  • Vintage Navajo Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1945~
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、伝統的で非常に古い作品を踏襲したトラディショナルなナバホジュエリーの一つ。全体に力強くスタンプワークが施され、シンプルで素朴ながら力のあるアンティーク/ビンテージバングルです。

20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作された【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアアイテム(土産物)の一つ。しかしながら全ての工程がハンドメイドによって仕上げられており、センターに刻まれたバーストデザインのスタンプ(鏨)デザイン等によって、当時サンタフェに在った【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Ganscraft】で制作された可能性が高い作品です。

1940年代後半~1950年代製と思われる作品で、ある程度キャストで成形されたインゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、25gを超えるしっかりとした造りとなっています。またその造形は、日本で『平打ち』と呼ばれるスタイルに近いシェイプに造形されていますが、センター部分が少し広くターミナル(両端)にかけて細くなるシェイプとなっています。そのようなバンドをベースに、全体に刻印されたスタンプワークの表情によって複雑でクラシックな表情となっており、経年により全体に少し摩耗が見られますが、アンティーク作品特有の高いクオリティを持ったスタンプ/鏨ツールも特筆すべき魅力的なディテールとなっています。

また、裏側には『STERLING』の刻印が刻まれています。これは、銀含有率92.5%の地金「スターリングシルバー」であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代後半以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記もほぼ同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー≒925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。こちらの作品において、内側の一部に見られるような表面の気泡は、ある程度キャストで成形したインゴットシルバー特有の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】/【Ganscraft】(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業。その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。多い時には20名以上の職人を雇っていたようですので、その作家の全てを特定することはできませんが、同工房で制作されたピースは、後に名を馳せる有望なシルバースミスの手による作品の可能性を大いに含んでいます。そのためか、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 
また、現代においてもチマヨ織物を用いたジャケット等で知名度を持つ【Ganscraft】ガンズクラフト社と同じカンパニーであり、パースと呼ばれるチマヨ織のポーチを最初に制作・販売した工房としても有名です。現代では日本の老舗アパレルである東洋エンタープライズ社が実名復刻をされておられます。


シルバーのみで構成され、ビンテージインディアンジュエリーらしいワイルドな表情と質感を持った作品ですが、長い着用や経年により表j面が摩耗し、クリーンな表情になっています。また、そんな質感は派手さはありませんが、独特の味わいと量産品にはない雰囲気を作り上げているようです。

アンティークインディアンジュエリーの創造性とインゴットから成形されたシルバーの質感は、工芸品としての良質感も漂わせ、粗暴な印象もありますがクラシックで普遍的な造形美は多くのスタイルに馴染みやすく、長くご愛用いただけると思われます。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、経年の使用による摩耗が全体に見られますが、特にダメージは見られず良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、伝統的で非常に古い作品を踏襲したトラディショナルなナバホジュエリーの一つ。全体に力強くスタンプワークが施され、シンプルで素朴ながら力のあるアンティーク/ビンテージバングルです。

20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作された【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアアイテム(土産物)の一つ。しかしながら全ての工程がハンドメイドによって仕上げられており、センターに刻まれたバーストデザインのスタンプ(鏨)デザイン等によって、当時サンタフェに在った【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Ganscraft】で制作された可能性が高い作品です。

1940年代後半~1950年代製と思われる作品で、ある程度キャストで成形されたインゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、25gを超えるしっかりとした造りとなっています。またその造形は、日本で『平打ち』と呼ばれるスタイルに近いシェイプに造形されていますが、センター部分が少し広くターミナル(両端)にかけて細くなるシェイプとなっています。そのようなバンドをベースに、全体に刻印されたスタンプワークの表情によって複雑でクラシックな表情となっており、経年により全体に少し摩耗が見られますが、アンティーク作品特有の高いクオリティを持ったスタンプ/鏨ツールも特筆すべき魅力的なディテールとなっています。

また、裏側には『STERLING』の刻印が刻まれています。これは、銀含有率92.5%の地金「スターリングシルバー」であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代後半以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記もほぼ同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー≒925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。こちらの作品において、内側の一部に見られるような表面の気泡は、ある程度キャストで成形したインゴットシルバー特有の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】/【Ganscraft】(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業。その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。多い時には20名以上の職人を雇っていたようですので、その作家の全てを特定することはできませんが、同工房で制作されたピースは、後に名を馳せる有望なシルバースミスの手による作品の可能性を大いに含んでいます。そのためか、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 
また、現代においてもチマヨ織物を用いたジャケット等で知名度を持つ【Ganscraft】ガンズクラフト社と同じカンパニーであり、パースと呼ばれるチマヨ織のポーチを最初に制作・販売した工房としても有名です。現代では日本の老舗アパレルである東洋エンタープライズ社が実名復刻をされておられます。


シルバーのみで構成され、ビンテージインディアンジュエリーらしいワイルドな表情と質感を持った作品ですが、長い着用や経年により表j面が摩耗し、クリーンな表情になっています。また、そんな質感は派手さはありませんが、独特の味わいと量産品にはない雰囲気を作り上げているようです。

アンティークインディアンジュエリーの創造性とインゴットから成形されたシルバーの質感は、工芸品としての良質感も漂わせ、粗暴な印象もありますがクラシックで普遍的な造形美は多くのスタイルに馴染みやすく、長くご愛用いただけると思われます。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、経年の使用による摩耗が全体に見られますが、特にダメージは見られず良好な状態を保っています。
Size

メンズサイズ SM - L 程度。
レディースサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約57.8㎜    正面幅(高さ) 約18.2㎜
内周 約135㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 5/16inch   opening 1inch  

※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、XLサイズ以下の男性、Lサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約25.1g