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JNC003870

【Clendon Pete】 NAVAJO GUILD Style Dragonfly Cross Necklace

【NAVAJO】ナバホの作家【Clendon Pete】クレンドン・ピートの作品で、インディアンジュエリーの歴史の中でも大変古くから見られるモチーフであるドラゴンフライクロスのトップを、同作者の洗練された彫金技術で現代的に作り上げた素晴らしいクオリティーのペンダントトップ/ネックレスです。
当店にてディアスキンレザーレースにセットし、ビンテージシルバービーズと共に構成しており、これらは付属となります。

またこちらの作品は、1940年代~1960年代にかけて多くの名作を残した組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品をデザインソースに、独自にブラッシュアップ/アレンジして、Clendon Peteに制作依頼した当店オリジナルオーダーのピースです。

同作者らしい厚いシルバーをベースにし、少し大きめに造形されたドラゴンフライクロスです。そこに、『チェイシング/Chasing』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術によって立体的な凹凸によるラインを構成しています。そのラインの外側部分であるエッジにはチゼルワーク/スタンプワークが大変細かく規則的に施され、シンプルな造形ながら秀逸なデザイン。 ハンドメイドとは思えないほどに正確で緻密なスタンプワークが施されることで、アンティークジュエリーの造形スタイルを踏襲した作品でありながら、無駄のない現代的な印象と非常に高い完成度が与えられています。

また、当店でレザーレース(鹿革)にセットし、1950年代~1970年代製と思われるビンテージシルバービーズをあしらっています。長さは自由に変更可能で、最大で90㎝程度のレザーレースとなっています。また、ビーズとクロスの色合いも良く馴染んでおり、違和感なく組みあがっています。
シルバービーズは無骨で素晴らしいクオリティーのベンチメイド(ハンドメイド)ビーズ。現在では限られた作家しか作らないこちらのような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。


【Dragonfly Cross】ドラゴンフライクロス=蜻蛉(トンボ) は、プエブロの大変古いモチーフの一つです。 水の中に住むヤゴから脱皮し、生まれ変わる様子から『革新』・『チェンジ』や『新しく生まれ変わる』と言う意味、そして『水』を表す象徴として用いられ、 蛇にも近い意味合いを持つモチーフです。また、Isleta CrossやPueblo Crossとも呼ばれ1500年代頃にムーア人とスペイン人によりデザインされたものとされていますが、それよりも以前からプエブロの人々の間ではトンボの象徴として用いられていたようです。
目標や夢を達成するための守り神や、何事も可能であると思い出させる象徴としても使われるドラゴンフライクロスはインディアンにとって大変重要なモチーフの一つであり、通常のクロスよりもインディアンの伝統的な印象を強く受ける造形です。


【Clendon Pete】クレンドン・ピートは、1977年生まれでナバホのジュエラーとしてはまだまだ若手と言われますが、そのキャリアは休止期間も含めるとすでに30年に至り、年齢にそぐわない成熟した技術と経験を身に付けたシルバースミスです。師を持たず、ほとんど独学でシルバーワークを学びましたが、従弟である【Wilson Jim】ウィルソン・ジム(1949-)と【Thomas Jim】トーマス・ジム(1955-)の兄弟や、元義弟である【Norman Bia】ノーマン・バイア(1972-)の影響を受けており、現在でもジュエリー制作の技術や製法について相談することがあるそうです。
インゴットシルバー(銀塊)ではなくシルバープレート/ゲージを使用して制作していますが、スタンプなどのツールはほぼすべて自身が制作したオリジナルツールを用いており、現代作家の中でもスタンプ(鏨)のクオリティーが高く、繊細な力加減が必要なハンマーワークにおいても突出した技術を持つ作家です。
また、アンティーク作品にも造詣が深く、ナバホのトラディショナルなスタイルをベースとしており、近年まではナバホのベテランアーティスト【Thomas Curtis】トーマス・カーティスや【Ernie Lister】アーニー・リスター、McKee Platero、Perry Shorty等の影響を感じさせるピースを多く制作していましたが、現在はナバホの伝統的スタイルを守りながらオリジナリティーの強い作品も制作しています。
物静かで職人らしい人物であり、スタンプワークやハンマーワークを極めんとする姿勢等、日米双方で将来がとても期待されるアーティストでもあります。当店で取扱いを始めてからは日が浅いですが、長くお付き合いいただいている作家の一人です。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース/地金に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、Jack Adakai、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、【NAVAJO】の文字と【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。 サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。


当店では数少ないコンテンポラリー(現代作家)のトップをメインにした作品ですが、古典期のインディアンジュエリーが持つ素朴でミニマルなスタイルを踏襲しており、同作者の高い技術との組み合わせによって、非常にソリッドで完成された印象に仕上がっています。
しかしながら、前述の様に一般的なクロスモチーフに比べドラゴンフライクロス(ダブルクロス)は、インディアンジュエリー特有のアーシーでナチュラルな表情も持っており、クロスモチーフのクラシックな雰囲気はありますが、宗教的な背景を感じさせず仰々しい印象も与えないので、性別やスタイルを問わずお使いいただけるネックレスです。また、レザーレースは長さの調整幅が大きく、レザーレースの長さを変えることでその印象も大きく変化させることが可能となっています。

こちらは、ナバホのヒストリックな作品をベースにしたペンダントトップですが、シンプルで現代的な印象になっており、Clendon Peteらしいハイポリッシュの仕上げ工程によって独特の上質感やジュエリーとしての品格も備わっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


新品・未使用品。 ハンドメイドによる造形ですので、僅かな制作上のムラ等が見られます。
PRICE:
59,000 円(税込)
SIZE:
クロストップ(バチカン含む)  縦 約7.65㎝   横 約4.1㎝   
レザーレースは最大で90.0㎝程度
MATERIAL:
Sterling Silver
SOLD OUT
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