ITEM CODE:
JRO013405

Vtg Navajo Split Shank Silver Ring w/Sq. Turquoise c.1940~

Vtg Navajo Split Shank Silver Ring w/Sq. Turquoise c.1940~
44,800 円(税込)
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Vtg Navajo Split Shank Silver Ring w/Sq. Turquoise  c.1940~
  • Vtg Navajo Split Shank Silver Ring w/Sq. Turquoise  c.1940~
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、オーセンティックなナバホスタイルのシルバーワークに美しいスクエアカットターコイズがセットされたピースで、素朴ながらクラシックで厳かな印象を持ったビンテージ/アンティークリングです。

1930年代末~1950年代頃の作品と思われ、フロントが3本にスプリットされた『スプリットシャンク』と呼ばれるオーセンティックな造形によって、サイドからスクエアターコイズで構成されたフェイスに自然な流れを作り出しています。そして、スクエアフェイスの両サイドにはスタンプワークの刻まれた半円型のコンチョと、2本のシルバーワイヤーを撚り合わせたツイステッドワイヤーのアップリケが施されています。
ほぼ正方形のフェイスを中心にしてとても美しいバランスに仕上がった作品で、残念ながら作者は不明となっていますが、トラディショナルで洗練されたデザイン/造形スタイルやサイドに刻まれたスタンプ(鏨)等のディテールからは、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)を想起させる作品です。

セットされたターコイズは古い作品の為、鉱山の特定が難しいですがとても深遠な表情をもつ石で、少しマットな質感になっていますが、現在も独特の煌めきを宿しています。濃く奥行きを感じさせるブルーグリーンにナチュラルなブラウンのマトリックスや細かなグラデーションが入り、複雑でナバホジュエリーの武骨な質感にとても良くフィットする印象を持っています。


【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイは1896年ニューメキシコ州との州境に近いアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、その後ナバホラグでも有名なクリスタルにおいて19人と言う大きな家族で育ちました。そして、ナバホジュエリーの歴史においてその創始者の一人とされる【Slender Maker of Silver】(Peshlakai Atsidi)(1840?-1916)は、Fred Peshlakaiの父親の兄弟で、Fred Peshlakaiにとっては叔父であるとされています。 そんな恵まれた環境にあったFred Peshlakaiは、幼少期からシルバースミスとしての技術を教え込まれ、とても若くして高い技術を身に付けていたと推測されます。
1920年代には父親がシルバースミスを辞めたことから、Fred Peshlakaiもナバホリザベーションを離れ、映画俳優等いくつかの仕事をしていたようですが、1927年にはシルバースミスとしての仕事を再開し、1931年からはフォートウィンゲートインディアンスクールでシルバーワークを教える講師として働く等、精力的に活動するようになります。1935年~37年にかけてはフェニックスにあったインディアンクラフトショップ【Vaugn's Indian Store】のためにジュエリーを制作しました。同時期のVaugn's Indian Storeには、ホピ族の初期に活躍した巨匠【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)等が在籍していました。
そして、1940年にはロサンゼルスのユニオンステーションから近いOlvera Streetでインディアンクラフトショップを開店します。Olvera Streetはリトル東京からも非常に近い場所で、ユニオンステーションを利用する観光客向けに現在でも小さな路面店が並ぶショッピングディストリクトになっています。そこでジュエリーの制作をつづけ、多くのショーでアワードを受賞するなど、さらにそのキャリアを積み重ねていきました。1972年に体調を崩し、73年に娘と共にナバホリザベーションに戻ります。そして1974年12月22日、ギャラップの病院で亡くなりました。
ナバホの古典技術を、第一人者である叔父と父親から学び、それらを守るだけでなく、新しい技術とスタイル、そして次世代の伝統そのものを作り上げたパイオニアであり、アーティストとしての才能も突出した作家です。やはりベースにはナバホのクラシックなスタイルがありますが、それらの技術を使いながらも全く新しい造形や実験的な作品を多く残し、それらは後進の作家や工房に大きな影響を与え、今日ではトラディッショナルな造形と呼ばれている物が多く存在します。 【Kenneth Begay】 ケネス・ビゲイ の師でもあり、現代作家の多くが尊敬するアーティストです。


ナバホの古典的な技術によって構成されたトラディショナルなスタイルの作品ですが、繊細でありながら力強い質感と味わい深いターコイズは長い年月を経ていまだそのその存在感と威厳を失っていません。

また、経年による迫力とスクエアシェイプにカットされたターコイズによってクラシックでエレガントな印象も併せ持つ作品であり、ビンテージスタイルとの相性はもちろん素晴らしいリングですが、ナチュラルで豊かな表情と普遍的な造形美は性別やスタイルを問わず馴染みやすいリングです。

ビンテージインディアンジュエリーらしい武骨な表情も感じさせるシルバーワークですが、素晴らしい造形センスとアンティーク工芸品としての完成度も感じさせるコレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションは、全体に僅かな摩耗やシルバーのクスミ、細かなキズ等が見られますが、ターコイズを含め目立ったダメージはなく、使用にあたって不安の無い良好なコンディションです。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、オーセンティックなナバホスタイルのシルバーワークに美しいスクエアカットターコイズがセットされたピースで、素朴ながらクラシックで厳かな印象を持ったビンテージ/アンティークリングです。

1930年代末~1950年代頃の作品と思われ、フロントが3本にスプリットされた『スプリットシャンク』と呼ばれるオーセンティックな造形によって、サイドからスクエアターコイズで構成されたフェイスに自然な流れを作り出しています。そして、スクエアフェイスの両サイドにはスタンプワークの刻まれた半円型のコンチョと、2本のシルバーワイヤーを撚り合わせたツイステッドワイヤーのアップリケが施されています。
ほぼ正方形のフェイスを中心にしてとても美しいバランスに仕上がった作品で、残念ながら作者は不明となっていますが、トラディショナルで洗練されたデザイン/造形スタイルやサイドに刻まれたスタンプ(鏨)等のディテールからは、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)を想起させる作品です。

セットされたターコイズは古い作品の為、鉱山の特定が難しいですがとても深遠な表情をもつ石で、少しマットな質感になっていますが、現在も独特の煌めきを宿しています。濃く奥行きを感じさせるブルーグリーンにナチュラルなブラウンのマトリックスや細かなグラデーションが入り、複雑でナバホジュエリーの武骨な質感にとても良くフィットする印象を持っています。


【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイは1896年ニューメキシコ州との州境に近いアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、その後ナバホラグでも有名なクリスタルにおいて19人と言う大きな家族で育ちました。そして、ナバホジュエリーの歴史においてその創始者の一人とされる【Slender Maker of Silver】(Peshlakai Atsidi)(1840?-1916)は、Fred Peshlakaiの父親の兄弟で、Fred Peshlakaiにとっては叔父であるとされています。 そんな恵まれた環境にあったFred Peshlakaiは、幼少期からシルバースミスとしての技術を教え込まれ、とても若くして高い技術を身に付けていたと推測されます。
1920年代には父親がシルバースミスを辞めたことから、Fred Peshlakaiもナバホリザベーションを離れ、映画俳優等いくつかの仕事をしていたようですが、1927年にはシルバースミスとしての仕事を再開し、1931年からはフォートウィンゲートインディアンスクールでシルバーワークを教える講師として働く等、精力的に活動するようになります。1935年~37年にかけてはフェニックスにあったインディアンクラフトショップ【Vaugn's Indian Store】のためにジュエリーを制作しました。同時期のVaugn's Indian Storeには、ホピ族の初期に活躍した巨匠【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)等が在籍していました。
そして、1940年にはロサンゼルスのユニオンステーションから近いOlvera Streetでインディアンクラフトショップを開店します。Olvera Streetはリトル東京からも非常に近い場所で、ユニオンステーションを利用する観光客向けに現在でも小さな路面店が並ぶショッピングディストリクトになっています。そこでジュエリーの制作をつづけ、多くのショーでアワードを受賞するなど、さらにそのキャリアを積み重ねていきました。1972年に体調を崩し、73年に娘と共にナバホリザベーションに戻ります。そして1974年12月22日、ギャラップの病院で亡くなりました。
ナバホの古典技術を、第一人者である叔父と父親から学び、それらを守るだけでなく、新しい技術とスタイル、そして次世代の伝統そのものを作り上げたパイオニアであり、アーティストとしての才能も突出した作家です。やはりベースにはナバホのクラシックなスタイルがありますが、それらの技術を使いながらも全く新しい造形や実験的な作品を多く残し、それらは後進の作家や工房に大きな影響を与え、今日ではトラディッショナルな造形と呼ばれている物が多く存在します。 【Kenneth Begay】 ケネス・ビゲイ の師でもあり、現代作家の多くが尊敬するアーティストです。


ナバホの古典的な技術によって構成されたトラディショナルなスタイルの作品ですが、繊細でありながら力強い質感と味わい深いターコイズは長い年月を経ていまだそのその存在感と威厳を失っていません。

また、経年による迫力とスクエアシェイプにカットされたターコイズによってクラシックでエレガントな印象も併せ持つ作品であり、ビンテージスタイルとの相性はもちろん素晴らしいリングですが、ナチュラルで豊かな表情と普遍的な造形美は性別やスタイルを問わず馴染みやすいリングです。

ビンテージインディアンジュエリーらしい武骨な表情も感じさせるシルバーワークですが、素晴らしい造形センスとアンティーク工芸品としての完成度も感じさせるコレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションは、全体に僅かな摩耗やシルバーのクスミ、細かなキズ等が見られますが、ターコイズを含め目立ったダメージはなく、使用にあたって不安の無い良好なコンディションです。
Size

日本規格 約 15.5~17号  円周 約 57.5㎜    us 8.5
正面幅 約 15.0㎜
ターコイズサイズは 14.5㎜×14.0㎜ 程度

Material

Silver, Turquoise