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JRO003959

【Joe H. Quintana】 Vtg Cochiti Plain Silver Narrow Face Ring

【Joe H. Quintana】 Vtg Cochiti Plain Silver Narrow Face Ring
45,900 円(税込)
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【Cochiti】コチティの巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)による非常にシンプルな作品。 とてもソリッドな造形でモダンなシェイプとシルバーのなめらかな質感が印象的なビンテージリングです。

こちらの作品は、1970年代~1980年代頃に作られたピースでもともとホールマーク(作者のサイン)のないピースですが、これらの作品は【Irma Bailey】のコレクションから放出された物であり、Joe H. Quintanaによる作品に間違いありません。長期保管品ではありますが未使用のままコレクションされていたピースです。

ある程度キャストで成形されたシルバーをハンマーによるパウンティングとファイルワーク/エングレイビングと呼ばれる削る技法によって丁寧に造形され、外側は鏡面に近い仕上げとなっています。内側もなめらかなシルバーになっていますが、成形時にできる気泡などが見られます。そんなハンドメイドによる造形は、こちらのような無駄がなく、無機質なイメージを持つデザインの作品にも有機的な印象を与えています。
ナローなシャンクからそのままの幅でフェイスが構成され、高さを持たせることで独特な存在感と現代的でモダンな表情となっています。現在では珍しいデザイン/造形ではありませんが、こちらの作品が作られた当時のインディアンジュエリーにおいては、とても新しく実験的で作者の強いオリジナリティを感じさせるアイテムであったことが推測されます。


【Joe H. Quintana】(Jose Higineo Quintana)/ジョー・キンタナの功績はこちらで語りつくせるものではありませんが、多くの賞を獲得しただけでなく、革新的な造形を生み出し、技術的にも頂点に達したインディアンジュエリーにおける最高のシルバー・スミスの一人です。 現在、トップアーティストとして活躍する作家【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースの師であり、父親としても有名です。

1915年、Cochiti Puebloに生まれ、1932年頃からシルバースミスのキャリアをスタートさせたようです。1930年代後半頃には、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(ユリウス・ガンズ サウスウエスト アーツアンドクラフト)に所属し、シルバースミスの一人としてジュエリーの制作に従事しました。Southwestern Arts and Craftsには、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チーも在籍していた記録が残っており、優秀でクリエイティブな作家を生み育てるバックアップや技術の継承があったと推測されます。
第二次世界大戦中は造船の仕事に従事し、ブラック・スミス(金属(鉄)鍛冶)の技術を身に付け、戦後の1950年代頭頃にニューメキシコに戻り、ロスアラモスの【Turquoise Post】やアルバカーキに在った【Seligman's】、その他にもFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】やManny Goodmanの【Covered Wagon】等、多くのインディアンクラフトショップに所属していたと言われています。 その間、1960年代中頃までになんと22本ものアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得しました。
1960年代後半には、【Irma Bailey】の経営する【Irma's Indian Arts & Pawn】等のために作品を制作、70年代にIrma's Indian Arts & Pawnが閉店するとコチティ族の家に戻ってシルバースミスとして活動を継続しました。

また、長いキャリアの中で、特に影響を感じさせるのが【Frank Patania Sr】フランク・パタニアです。1927年にサンタフェに【Thunderbird Shop】をオープンし、自身もアーティストとして評価の高いイタリア人作家のFrank Patania Srは【Joe H. Quintana】だけでなく、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)や、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)にも技術やその美意識を教授した人物として知られています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

Joe H. Quintanaの作品はシンプルで洗練されたクリーンなデザインが特徴で、こちらの作品のような唯一無二のクオリティーを誇るシルバービーズや伝統的なスタンプワークを駆使し、非常にエレガントな作品を生み出すことを得意としています。
石の選別にも素晴らしい物があります。 またそのシルバーワークは多岐にわたり、銀食器や花器など様々な作品を残していますが、やはりジュエリーのクオリティーや美しさは特別なものです。
70年代頭に制作したコンチョベルトはDOORSの【Jim Morrison】が愛用したことでも有名になりました。

ほとんど作品が市場に出ない作家の一人であり、その技術やデザインはCippy CrazyHorse氏に継承されていますが、Joe H. Quintanaのオリジナルピースは、現在では発見するのがとても困難となっています。


ナローな造形ですが心地よい重量感があり、Joe H. Quintanaらしい究極にシンプルでクリーンなデザインは普遍的な造形美を持ち、長年にわたってご愛用いただけるリングです。
また、現代的な造形スタイルでありながら、作者の突出した造形センスとシルバーワークの完成度によって、練り上げられた伝統工芸品/アートピースとしての美しさも感じさせる作品です。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。【OLD NEW STOCK】(デットストック)で発見されたものですが、長く保管されていたため僅かな擦れやシルバーのクスミ等は見られます。ダメージやリペア跡はなく、大変良い状態を保っています。
【Cochiti】コチティの巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)による非常にシンプルな作品。 とてもソリッドな造形でモダンなシェイプとシルバーのなめらかな質感が印象的なビンテージリングです。

こちらの作品は、1970年代~1980年代頃に作られたピースでもともとホールマーク(作者のサイン)のないピースですが、これらの作品は【Irma Bailey】のコレクションから放出された物であり、Joe H. Quintanaによる作品に間違いありません。長期保管品ではありますが未使用のままコレクションされていたピースです。

ある程度キャストで成形されたシルバーをハンマーによるパウンティングとファイルワーク/エングレイビングと呼ばれる削る技法によって丁寧に造形され、外側は鏡面に近い仕上げとなっています。内側もなめらかなシルバーになっていますが、成形時にできる気泡などが見られます。そんなハンドメイドによる造形は、こちらのような無駄がなく、無機質なイメージを持つデザインの作品にも有機的な印象を与えています。
ナローなシャンクからそのままの幅でフェイスが構成され、高さを持たせることで独特な存在感と現代的でモダンな表情となっています。現在では珍しいデザイン/造形ではありませんが、こちらの作品が作られた当時のインディアンジュエリーにおいては、とても新しく実験的で作者の強いオリジナリティを感じさせるアイテムであったことが推測されます。


【Joe H. Quintana】(Jose Higineo Quintana)/ジョー・キンタナの功績はこちらで語りつくせるものではありませんが、多くの賞を獲得しただけでなく、革新的な造形を生み出し、技術的にも頂点に達したインディアンジュエリーにおける最高のシルバー・スミスの一人です。 現在、トップアーティストとして活躍する作家【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースの師であり、父親としても有名です。

1915年、Cochiti Puebloに生まれ、1932年頃からシルバースミスのキャリアをスタートさせたようです。1930年代後半頃には、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(ユリウス・ガンズ サウスウエスト アーツアンドクラフト)に所属し、シルバースミスの一人としてジュエリーの制作に従事しました。Southwestern Arts and Craftsには、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チーも在籍していた記録が残っており、優秀でクリエイティブな作家を生み育てるバックアップや技術の継承があったと推測されます。
第二次世界大戦中は造船の仕事に従事し、ブラック・スミス(金属(鉄)鍛冶)の技術を身に付け、戦後の1950年代頭頃にニューメキシコに戻り、ロスアラモスの【Turquoise Post】やアルバカーキに在った【Seligman's】、その他にもFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】やManny Goodmanの【Covered Wagon】等、多くのインディアンクラフトショップに所属していたと言われています。 その間、1960年代中頃までになんと22本ものアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得しました。
1960年代後半には、【Irma Bailey】の経営する【Irma's Indian Arts & Pawn】等のために作品を制作、70年代にIrma's Indian Arts & Pawnが閉店するとコチティ族の家に戻ってシルバースミスとして活動を継続しました。

また、長いキャリアの中で、特に影響を感じさせるのが【Frank Patania Sr】フランク・パタニアです。1927年にサンタフェに【Thunderbird Shop】をオープンし、自身もアーティストとして評価の高いイタリア人作家のFrank Patania Srは【Joe H. Quintana】だけでなく、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)や、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)にも技術やその美意識を教授した人物として知られています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

Joe H. Quintanaの作品はシンプルで洗練されたクリーンなデザインが特徴で、こちらの作品のような唯一無二のクオリティーを誇るシルバービーズや伝統的なスタンプワークを駆使し、非常にエレガントな作品を生み出すことを得意としています。
石の選別にも素晴らしい物があります。 またそのシルバーワークは多岐にわたり、銀食器や花器など様々な作品を残していますが、やはりジュエリーのクオリティーや美しさは特別なものです。
70年代頭に制作したコンチョベルトはDOORSの【Jim Morrison】が愛用したことでも有名になりました。

ほとんど作品が市場に出ない作家の一人であり、その技術やデザインはCippy CrazyHorse氏に継承されていますが、Joe H. Quintanaのオリジナルピースは、現在では発見するのがとても困難となっています。


ナローな造形ですが心地よい重量感があり、Joe H. Quintanaらしい究極にシンプルでクリーンなデザインは普遍的な造形美を持ち、長年にわたってご愛用いただけるリングです。
また、現代的な造形スタイルでありながら、作者の突出した造形センスとシルバーワークの完成度によって、練り上げられた伝統工芸品/アートピースとしての美しさも感じさせる作品です。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。【OLD NEW STOCK】(デットストック)で発見されたものですが、長く保管されていたため僅かな擦れやシルバーのクスミ等は見られます。ダメージやリペア跡はなく、大変良い状態を保っています。
Size

日本規格 約 15号   円周 約 55.5㎜   us 8
正面幅 約 2.6㎜

Material

Silver