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JNO003746

Vtg Cornflower Shaped Silver Fob Necklace w/Beads c.1955~

【PUEBLO】プエブロか【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、コーンフラワーをモチーフとした造形のトップがセットされたシンプルなアンティーク/ビンテージネックレスです。
当店でディアスキンレザーレースにセットし、ビンテージシルバービーズと共に構成しております。

また、こちらの作品にはホールマーク(サイン)がなく正確な作者は不明ですが、デザインだけでなく製法や細かなディテールまで非常に極似したコーンフラワーモチーフのネックレスパーツを【Cochiti】コチティ族の巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)が制作しており、こちらの作品も氏が制作したパーツがペンダントトップとして流用されている可能性の高い作品です。

1950年代後半~1970年代に制作されたピースと思われ、とても程よいボリュームと高い造形センスを感じさせる作品。コーンフラワーモチーフのトップは、おそらくキャストで成形した中央のティアドロップシェイプのパーツに、左右のハーフラウンドワイヤーで作られた花弁がロウ付けされています。すべて既製のワイヤーやパーツではなくハンドメイドのシルバーワークによって形作られたパーツによって構成され、シンプルながら作者の高い技術力を伺わせる造形となっています。さらに、バチカンパーツ(レザーレースを通すパーツ)にはアンティーク作品にみられるような細かなカッティングが施されており、さりげないスタンプワークも刻まれることでインディアンジュエリーらしい味わいが与えられているようです。
また、当店でレザーレース(鹿革)にセットし、1960年代~1980年代製と思われるビンテージシルバービーズをあしらっています。(レザーレース・シルバービーズは付属) ベンチメイド(ハンドメイド)ビーズは、ナバホの伝統的な技術によって制作されており、シェルコンチョを2つ合わせることで形作られています。レザーレースの長さは自由に変更可能で、最大で90㎝程度のレザーレースにより他のネックレスとレイヤードにも向いた作品と思われます。


【Cornflower】コーンフラワーは、英訳であるヤグルマギクではなく『トウモロコシの花』を表すものと思われ、その発祥は明確になっていませんが、1920年代後半頃に伝説的なシルバースミスである【Eskiesose】エスキーソセが【C. G. Wallace Trading】C.G.ウォレス トレーディングで制作したいくつかのナジャネックレスで見られるモチーフであり、おそらくそれらの作品が発祥と推測されます。Eskiesoseは、スタンプ(鏨)を制作する職人としても有名な作家で、現在も詳細が明らかになっていませんが、1975年に開催されたThe C. G. Wallace Cllection of American Indian Artオークションのカタログに素晴らしい作品群が紹介されています。
また、1930年代以降はナバホの巨匠である【Austin Wilson】オースティン・ウィルソンなどの作者によって受け継がれますが、植物という自然モチーフの為、ナバホの作家よりも農耕民族の多いプエブロの作家に好まれたモチーフだと思います。


【Joe H. Quintana】(Jose Higineo Quintana)は、多くの賞を獲得しただけでなく、革新的な造形を生み出し、技術的にも頂点に達したインディアンジュエリーにおける最高のシルバー・スミスの一人。現代作家【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースの師であり、父親としても有名です。

1915年Cochiti Puebloに生まれ、1932年頃からシルバースミスのキャリアをスタートさせたようです。1930年代後半頃には、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(ユリウス・ガンズ サウスウエスト アーツアンドクラフト)に所属し、シルバースミスの一人としてジュエリーの制作に従事しました。Southwestern Arts and Craftsには、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チーも在籍していた記録が残っており、優秀でクリエイティブな作家を生み育てるバックアップや技術の継承があったと推測されます。第二次世界大戦中には、ブラック・スミス(金属(鉄)鍛冶)の技術を身に付け、戦後の1950年代頭頃にニューメキシコに戻り、ロスアラモスの【Turquoise Post】やアルバカーキに在った【Seligman's】、その他にもFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】やManny Goodmanの【Covered Wagon】等、多くのインディアンクラフトショップに所属していたと言われています。 その間、1960年代中頃までになんと22本ものアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得しました。1960年代後半には、【Irma's Indian Arts & Pawn】等のために作品を制作、70年代に同店が閉店するとコチティ族の家に戻ってシルバースミスとして活動を継続しました。
長いキャリアの中で、特に影響を感じさせるのが【Frank Patania Sr】フランク・パタニアです。1927年にサンタフェに【Thunderbird Shop】をオープンし、自身もアーティストとして評価の高いイタリア人作家のFrank Patania Srは【Joe H. Quintana】だけでなく、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)や、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)にも技術やその美意識を教授した人物として知られています。彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

ジョー・キンタナの作品はシンプルで洗練されたクリーンなデザインが特徴で、唯一無二のクオリティーを誇るシルバービーズや伝統的なスタンプワークを駆使し、非常にエレガントな作品を生み出すことを得意としています。
またそのシルバーワークは多岐にわたり、銀食器や花器など様々な作品を残していますが、やはりジュエリーのクオリティーや美しさは特別なものです。1970年代頭に制作したコンチョベルトはDOORSの【Jim Morrison】が愛用したことでも有名になりました。


こちらの作品もシンプルで素朴な表情を持ったネックレスですが、洗練されたシルバーワークが感じられ、作者の技術力とデザインセンスを感じることのできるピースです。

とても使いやすいボリューム感のトップであり、レザーレースは長さの調整幅が大きく、レースの長さを変えることでその印象も大きく変化させることが可能です。また、ビンテージインディアンジュエリー独特のナチュラルで素朴な雰囲気も感じられ、 多くのスタイルによく馴染み性別やスタイルを問わず長年にわたってご愛用いただけるネックレスとなっています。

◆着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


コンディションもシルバーのクスミが多少見られる程度で、特にダメージは見られず良好な状態です。
PRICE:
28,900 円(税込)
SIZE:
縦 約5.6㎝(バチカンを含む)   横 約3.1㎝   
レザーレースは最大で90.0㎝程度
MATERIAL:
Silver, Leather Lace (Deer Skin)
SOLD OUT
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