ナバホの1940年代頃に作られたと思われる作品で、素晴らしいデザインのピースです。インゴットシルバーから成形され、エングレイビングと言う削るだけの技法で仕上げられたとてもクリーンで美しい作品です。
大変洗練された造形です。 こちらの様な秀逸なデザインの古いピースは史料価値が高く、コレクターの手を離れることは非常に稀です。
現在では、Cochitiの【Cippy CrazyHorse】氏やOhkay Owingehの【Mike Bird Romero】氏などがこちらの様な作品を作っていますが、ナバホ族による伝統的な造形の一つでもあります。
ただ、ほとんど市場に出ているものを見かけないピースでもあり、その希少価値をたかめており、一期一会な作品だと思います。
エングレイビンによるシンプルな構成ながらアシンメトリーにデザインされ、大変バランスの良い美しさです。
重量感もあり、インゴットならではの重厚で威厳ある装着感も堪能できるピースです。
コンディションも大変古いピースながら良好です。