ITEM CODE:
JRF003316

Antique Navajo Crossed Arrows Applique Silver Ring c.1930~

Antique Navajo Crossed Arrows Applique Silver Ring c.1930~
37,800HOLD 円(税込)
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Antique Navajo Crossed Arrows Applique Silver Ring  c.1930~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、オーセンティックなシガーバンドシェイプにクロスアローズや小さなシェルコンチョのアップリケ/パッチワークが施されたピース。大変古い作品ながら秀逸なシルバーワークと突出したデザインセンスを感じさせるアンティーク/ビンテージリングです。

またこちらの作品は【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルとも呼ばれる、1900年代以降のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つと思われますが、そんなスーベニアアイテムの中でも量産されたピースではなく、全ての工程を一人の職人が担当し、全てハンドメイドで丁寧に仕上げられており、現在フレッド・ハービースタイルと呼ばれる分業化や量産化されたものとは一線を画すクオリティーを持ち、一点物に近い制作数の作品と思われます。

1920年代末頃~1940年代製と思われ、比較的希少なメンズサイズのリング。シガーバンド(葉巻に巻かれている帯のこと。現在は、ブランドが確認できるデザインが描かれているが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯)のシェイプに成形されたシャンクのフェイスに2つのクロスアローズをアップリケ/パッチワークし、センターには縦に3つのシェルコンチョがア施されており、これらは裏から叩き出したリポウズ/バンプアウトではなく、アップリケ/パッチワークで構成されています。さらに全体にスタンプワークによる紋様が刻まれ、複雑な表情とアンティークインディアンジュエリーらしい奥行きが与えられているようです。

こちらの作品のような時期に制作され、類似したスタイルを持つピースについては、観光客向けに作られたツーリストジュエリーやフレッド・ハービースタイルとして認識されていますが、この作品については、【Manufacturers】メーカーによって量産されたものではなくそれらのデザインソースとなった『オリジナル』作品であり、その希少性と価値を高めています。
1910年代~1940年代当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れる【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストや、【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポスト等も創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストに所属した【Awa Tsireh】アワ・ツィレー(1898-1955)のデザインを作品をはじめ、【NAVAJO GUILD】ナバホギルドの作品や【C. G. Wallace Trading Post】チャールズ・ガレット・ウォレス トレーディングポストの工房で作られたなどの作品等は多くの模倣品が作られています。そのため当時、模倣品との明確な区別を促すため、UITA【United Indian Trader's Association】などが組織され、上記のような量産化された作品と差別化が図られた歴史もあります。
こちらの作品も、類似するデザインのものが量産化されたピースにおいて流通しており、それらのデザインソースとなった作品の一つです。


【Crossed Arrows】クロストエアローズは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。


ナバホジュエリーの古典期に近い時期からみられるアローをモチーフに、伝統的な技術によって構成されたオーセンティックな作品であり、プリミティブな印象と共に洗練されたシルバーワークによる造形は風格も感じさせます。それはツーリストジュエリーながらチープな印象を与えず、アンティーク工芸品としての高い完成度と威厳も感じさせます。

また、シガーバンドリングと呼ばれる手に馴染みの良いシェイプや石のセットされないシルバーのみによる構成は仰々しい印象が無く、ナチュラルに多くのスタイルに溶け込みます。クラシックなデザインと程よいボリューム感も長くご愛用いただける普遍的な造形美を持ったリングであり、貴重なメンズサイズで武骨でクラシックな雰囲気と共に品格も備えています。

こちらのようなアンティークの良作は大変希少であり、多くツーリストアイテム/フレッド・ハービースタイルジュエリーのデザインソースとなった史料価値も高いピースです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも大変良好でシルバーは黒い肌になっていますが、使用感は非常に少なく良いコンディションを保っています。ハンドメイドによる造形ですので、ロウ付けの跡等が確認でき少し制作上のムラは見られます。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、オーセンティックなシガーバンドシェイプにクロスアローズや小さなシェルコンチョのアップリケ/パッチワークが施されたピース。大変古い作品ながら秀逸なシルバーワークと突出したデザインセンスを感じさせるアンティーク/ビンテージリングです。

またこちらの作品は【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルとも呼ばれる、1900年代以降のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つと思われますが、そんなスーベニアアイテムの中でも量産されたピースではなく、全ての工程を一人の職人が担当し、全てハンドメイドで丁寧に仕上げられており、現在フレッド・ハービースタイルと呼ばれる分業化や量産化されたものとは一線を画すクオリティーを持ち、一点物に近い制作数の作品と思われます。

1920年代末頃~1940年代製と思われ、比較的希少なメンズサイズのリング。シガーバンド(葉巻に巻かれている帯のこと。現在は、ブランドが確認できるデザインが描かれているが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯)のシェイプに成形されたシャンクのフェイスに2つのクロスアローズをアップリケ/パッチワークし、センターには縦に3つのシェルコンチョがア施されており、これらは裏から叩き出したリポウズ/バンプアウトではなく、アップリケ/パッチワークで構成されています。さらに全体にスタンプワークによる紋様が刻まれ、複雑な表情とアンティークインディアンジュエリーらしい奥行きが与えられているようです。

こちらの作品のような時期に制作され、類似したスタイルを持つピースについては、観光客向けに作られたツーリストジュエリーやフレッド・ハービースタイルとして認識されていますが、この作品については、【Manufacturers】メーカーによって量産されたものではなくそれらのデザインソースとなった『オリジナル』作品であり、その希少性と価値を高めています。
1910年代~1940年代当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れる【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストや、【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポスト等も創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストに所属した【Awa Tsireh】アワ・ツィレー(1898-1955)のデザインを作品をはじめ、【NAVAJO GUILD】ナバホギルドの作品や【C. G. Wallace Trading Post】チャールズ・ガレット・ウォレス トレーディングポストの工房で作られたなどの作品等は多くの模倣品が作られています。そのため当時、模倣品との明確な区別を促すため、UITA【United Indian Trader's Association】などが組織され、上記のような量産化された作品と差別化が図られた歴史もあります。
こちらの作品も、類似するデザインのものが量産化されたピースにおいて流通しており、それらのデザインソースとなった作品の一つです。


【Crossed Arrows】クロストエアローズは、 『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。


ナバホジュエリーの古典期に近い時期からみられるアローをモチーフに、伝統的な技術によって構成されたオーセンティックな作品であり、プリミティブな印象と共に洗練されたシルバーワークによる造形は風格も感じさせます。それはツーリストジュエリーながらチープな印象を与えず、アンティーク工芸品としての高い完成度と威厳も感じさせます。

また、シガーバンドリングと呼ばれる手に馴染みの良いシェイプや石のセットされないシルバーのみによる構成は仰々しい印象が無く、ナチュラルに多くのスタイルに溶け込みます。クラシックなデザインと程よいボリューム感も長くご愛用いただける普遍的な造形美を持ったリングであり、貴重なメンズサイズで武骨でクラシックな雰囲気と共に品格も備えています。

こちらのようなアンティークの良作は大変希少であり、多くツーリストアイテム/フレッド・ハービースタイルジュエリーのデザインソースとなった史料価値も高いピースです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも大変良好でシルバーは黒い肌になっていますが、使用感は非常に少なく良いコンディションを保っています。ハンドメイドによる造形ですので、ロウ付けの跡等が確認でき少し制作上のムラは見られます。
Size

日本規格 約 19号   円周 約 59.8㎜   us 9.5
正面幅 約 20.4㎜

Material

Silver