ITEM CODE:
JRO003452

【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring

【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
36,700 円(税込)
36,700 円(税込)
【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
  • 【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
  • 【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
  • 【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
  • 【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
  • 【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
  • 【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
  • 【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
  • 【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
  • 【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
  • 【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
  • 【Thomas Curtis】 Navajo 『Tire Tracks』 Heavy Gauge Silver Ring
【NAVAJO】ナバホの巨匠【Thomas Curtis Sr.】トーマス・カーティス(1945-2013)の作品で、同作者を代表するリングの一つである『Tire Tracks/タイヤトラックス』デザインのピース。厚く重厚なシルバーをベースにタイヤ跡をモチーフとしたスタンプワークの施された名作リングです。

10ゲージ(2.59㎜)というリングとしては非常に厚いシルバーをベースに構成された作品で、1960年代のピックアップトラックのタイヤ跡/タイヤ痕をモチーフにしたと云われる編み目の様なスタンプが全面に刻まれており、ロウ付けされた繋ぎ目がほとんど確認できない事もこちらの作品の特徴となっています。さらに、正面だけでなく上下の断面/エッジにもファイルワークと呼ばれるヤスリで削る技術により、スタンプから自然な流れを作る紋様が刻まれています。
内側には、作者のホールマーク『T.Curtis』と、Sterling Silver=925シルバー製であることを表す『Sterling』の文字が刻まれています。

トーマス・カーティスの代表的な作品の一つであり、それなりの数が制作されたリングですが、それらの中でも細かなシルバーワークや仕上げの美しい個体だと思われます。小さなサイズですが、丁寧なシルバーワークで仕上げられており、少しエッジを丸く鞣していることで無機質な造形に柔らかな質感を与えているようです。

この様な連続したスタンプによって編み目の様なデザイン/造形と構成する作品は、現在ではThomas Curtisの代表的なシリーズとしてタイヤトラックが認知されていますが、Basket Weave Pattern/バスケットウィーブパターンとも呼ばれ、1940年代頃に制作された【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』のピースでも散見される造形スタイルとなっています。
ナバホギルドには、代表を務めたナバホの偉大な作家【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)をはじめ、【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック、さらにホピの【Louis Lomay】ルイス・ロメイ等も参加しており、彼らな偉大な作家達が残した伝統的なスタイルを現代を代表する職人でありアーティストであるトーマス・カーティスが受け継ぎ、独自の造形へと昇華させた素晴らしいクオリティーを持つ作品です。また、同作者の作品ではこちらのリング以外にもナバホギルドの影響を感じさせるピースが多く残されています。


【Thomas Curtis Sr.】トーマス・カーティスは、1943年にアリゾナ州北東部の町キームズ・キャニオンに生まれ、父方母方の両方の祖母がシルバースミスであった影響で12歳のころにはそのキャリアをスタートさせていたようです。その後、ロデオカウボーイとしてもチャンピオンに輝き、シルバースミスとロデオカウボーイを並行してキャリアを重ねてゆき、ジュエリー作品でも1980年代の後半から2000年頃にかけて多くのアートショーにおいてアワードを受賞しています。
その作品群は、ナバホのトラディショナルなスタイルや技術を踏襲しながらも唯一無二といえる深く正確なスタンプワークや細かなファイルワークを駆使し、武骨ながら繊細で特別な完成度を持った作品を多く残しています。トーマス・カーティスの作品のようなほとんどズレやムラが見つけられないスタンプワークは、氏の作品を見ていると非常に簡単に作られているように感じられますが、実際にはとてつもなく高い技術力と集中力を必要とし、ナバホのベテラン作家でも真似することのできないクオリティーを持っています。
大変残念ながら、2013年6月にお亡くなりになり、現在は娘である【Jennifer Curtis】ジェニファー・カーティスがその技術やツールを受け継ぎ、父親に負けない高い完成度を持った作品を生み出しています。


伝統的なスタイルを踏襲しながらも完成されたシルバーワークにより洗練された印象と独自性をも付加し、ナバホらしい武骨さと共にジュエリーとしての美しさも兼ねそろえたリングに仕上がっています。
11号~11.5号と、女性に向いたサイズとなりますが、男性のピンキーとしても素晴らしい存在感を示してくれるリングです。

同作者の代表作の一つであり、計算され尽くされたバランスによる構築的な造形は、完成された工芸品としての美しさも宿しているようです。また、アメリカ国内でもThomas Curtisの作品は高く評価されており、現在では出会うことが少ない貴重な作家の遺作の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクスミや僅かな擦れなどが見られますが目立ったキズやダメージは無く素晴らしい状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホの巨匠【Thomas Curtis Sr.】トーマス・カーティス(1945-2013)の作品で、同作者を代表するリングの一つである『Tire Tracks/タイヤトラックス』デザインのピース。厚く重厚なシルバーをベースにタイヤ跡をモチーフとしたスタンプワークの施された名作リングです。

10ゲージ(2.59㎜)というリングとしては非常に厚いシルバーをベースに構成された作品で、1960年代のピックアップトラックのタイヤ跡/タイヤ痕をモチーフにしたと云われる編み目の様なスタンプが全面に刻まれており、ロウ付けされた繋ぎ目がほとんど確認できない事もこちらの作品の特徴となっています。さらに、正面だけでなく上下の断面/エッジにもファイルワークと呼ばれるヤスリで削る技術により、スタンプから自然な流れを作る紋様が刻まれています。
内側には、作者のホールマーク『T.Curtis』と、Sterling Silver=925シルバー製であることを表す『Sterling』の文字が刻まれています。

トーマス・カーティスの代表的な作品の一つであり、それなりの数が制作されたリングですが、それらの中でも細かなシルバーワークや仕上げの美しい個体だと思われます。小さなサイズですが、丁寧なシルバーワークで仕上げられており、少しエッジを丸く鞣していることで無機質な造形に柔らかな質感を与えているようです。

この様な連続したスタンプによって編み目の様なデザイン/造形と構成する作品は、現在ではThomas Curtisの代表的なシリーズとしてタイヤトラックが認知されていますが、Basket Weave Pattern/バスケットウィーブパターンとも呼ばれ、1940年代頃に制作された【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』のピースでも散見される造形スタイルとなっています。
ナバホギルドには、代表を務めたナバホの偉大な作家【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)をはじめ、【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック、さらにホピの【Louis Lomay】ルイス・ロメイ等も参加しており、彼らな偉大な作家達が残した伝統的なスタイルを現代を代表する職人でありアーティストであるトーマス・カーティスが受け継ぎ、独自の造形へと昇華させた素晴らしいクオリティーを持つ作品です。また、同作者の作品ではこちらのリング以外にもナバホギルドの影響を感じさせるピースが多く残されています。


【Thomas Curtis Sr.】トーマス・カーティスは、1943年にアリゾナ州北東部の町キームズ・キャニオンに生まれ、父方母方の両方の祖母がシルバースミスであった影響で12歳のころにはそのキャリアをスタートさせていたようです。その後、ロデオカウボーイとしてもチャンピオンに輝き、シルバースミスとロデオカウボーイを並行してキャリアを重ねてゆき、ジュエリー作品でも1980年代の後半から2000年頃にかけて多くのアートショーにおいてアワードを受賞しています。
その作品群は、ナバホのトラディショナルなスタイルや技術を踏襲しながらも唯一無二といえる深く正確なスタンプワークや細かなファイルワークを駆使し、武骨ながら繊細で特別な完成度を持った作品を多く残しています。トーマス・カーティスの作品のようなほとんどズレやムラが見つけられないスタンプワークは、氏の作品を見ていると非常に簡単に作られているように感じられますが、実際にはとてつもなく高い技術力と集中力を必要とし、ナバホのベテラン作家でも真似することのできないクオリティーを持っています。
大変残念ながら、2013年6月にお亡くなりになり、現在は娘である【Jennifer Curtis】ジェニファー・カーティスがその技術やツールを受け継ぎ、父親に負けない高い完成度を持った作品を生み出しています。


伝統的なスタイルを踏襲しながらも完成されたシルバーワークにより洗練された印象と独自性をも付加し、ナバホらしい武骨さと共にジュエリーとしての美しさも兼ねそろえたリングに仕上がっています。
11号~11.5号と、女性に向いたサイズとなりますが、男性のピンキーとしても素晴らしい存在感を示してくれるリングです。

同作者の代表作の一つであり、計算され尽くされたバランスによる構築的な造形は、完成された工芸品としての美しさも宿しているようです。また、アメリカ国内でもThomas Curtisの作品は高く評価されており、現在では出会うことが少ない貴重な作家の遺作の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクスミや僅かな擦れなどが見られますが目立ったキズやダメージは無く素晴らしい状態を保っています。
Size

日本規格 約 11~11.5号   円周 約 51.5㎜   us 6
正面幅 約 9.7㎜

Material

Sterling Silver