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JRO003088

【Leroy Thomas】 Vintage Navajo Tracks style Ring c.1975~

【Leroy Thomas】 Vintage Navajo Tracks style Ring c.1975~
44,000 円(税込)
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【Leroy Thomas】 Vintage Navajo Tracks style Ring  c.1975~
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【NAVAJO】ナバホの巨匠【Leroy/Turquoise Thomas】レロイ・トーマス(1946-)の作品で、ナバホジュエリー初期からみられるスタイルの一つであり、1960年代前後に【Johnny Mike Begay】ジョニー・マイク・ビゲイ(19??-1976)が完成させたとされている造形スタイルのビンテージリングです。

現代においては、【Tom Hawk】トム・ホークをはじめ、【Cody Sanderson】コディ・サンダーソンや【Francis Jones】フランシス・ジョーンズが同様のスタイルの作品を制作しており、『Tracks style』や『Railroad Tracks』、『Edge Plate』とも呼ばれています。それらのデザインソース/源流はナバホの古典期に近い時期まで遡ることが出来ますが、現在の完成された造形スタイルやディテールは、Johnny Mike Begayが作り上げたとされており、こちらのピースは同時期に【White Hogan】ホワイト ホーガンに在籍した後輩作家であるLeroy Thomasが受け継ぎ、さらに発展させた作品です。

非常に手間のかかるシルバーワークによって構成されており、Johnny Mike Begayのスプリットシャンクから派生した造形スタイルですが、こちらの作品はフロントの8枚のシルバープレートと、その間に構成された7枚の合計15枚ものシルバープレートを重ねてロウ付けし、そのサイド部分を美しい曲面に削り出すことで成形されており、これらの手の込んだシルバーワークによってフロント部分の迫力ある存在感とサイド~バックに向けての洗練されたシルエットを生み出しています。
1970年代後半~1980年代頃の作品と推測され、内側にはLeroy Thomasの『L』と『T』が一つに構成されたホールマーク(サイン)が刻まれています。White Hoganのショップマークなどは施されておらず、同ショップに在籍していた時期の作品かは不明ですがモダンナバホジュエリーを提案・展開していたWhite Hoganらしいエッジーでシンプルで完成された造形美を持ったリングです。


【Leroy Thomas】レロイ・トーマスは、1946年頃にアリゾナ州のユタ州境に近いビッターズプリング生まれ、いつ頃からシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたのか不明ですが、そのキャリアの多くはアリゾナ州スコッツデールにあったシルバーショップ【White Hogan】ホワイト ホーガンに在籍していたようです。『Turquoise Thomas』ターコイズ・トーマスの異名を持ち、日本ではあまり紹介されていませんが、アメリカ国内では有名作家の一人だと思います。
やはり、White Hoganの先人達から受け継いだスタイルの作品が代表的ですが、独自に生み出したオリジナリティーの強い作品も多く、共通してモダンでクリーンなシルバー/ゴールドワークが特徴的な作家です。残念ながら、現在はおそらくシルバーワークからは引退されていると思われます。


【White Hogan】ホワイト ホーガンは、1930年代後半に【Fred Wilson's】フレッド・ウィルソンズで働いていた【John Bonnell】がアリゾナ州フラッグスタッフで始めたインディアンクラフトショップで、創業当時から【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)と【Allen Kee】アレン・キー(1916-1972)の両名とはパートナーシップを持っていました。 1951年には、同州スコッツデールに移転し、有名ショップとなっていきます。 当時の二人が作り上げるジュエリーはシンプルでエレガント、ナバホの武骨で原始的な技術を継承していましたが、非常に新鮮で新しい価値観を持っており、なんと、1950年だけで66本ものアワード受賞リボンを獲得しています。 
そんなセンセーショナルな彼らの活躍によりWhite Hoganが批判の的になることもあったようですが、オーナーであるJohn Bonnellはインディアンシルバースミスをパートナーとして対等に接し、彼らの活躍の礎を築いたようです。
そしてKenneth BegayとAllen Keeは、当時日本に比べるとかなり発達していた書籍/メディアにも取り上げられ、全米で知名度のある作家となっていきます。
その後も二人の作り上げた世界観は、弟の【Johnny Mike Begay】、従兄にあたる【George Kee】・【Ivan Kee】、Allen Keeの甥【Anthony Kee】、さらにはこちらの作者であるLeroy Thomasや現代作家として今も活躍する【Edison Cummings】へと引き継がれてゆき、2006年に閉店するまで受け継がれていました。


こちらの作品もJohnny Mike Begay等White Hoganの先人達が完成させたデザイン/造形をベースにしていますが、それを独自に発展・昇華させた造形美を感じさせ、無機質な表情でありながら作者の技術や情念を宿すような迫力が伝わるピースです。
クリーンでエッジーな表情はエレガントでシックな印象ですが、シルバーを重ね合わせて削り出すという原始的な製作工程や手間暇のかかる手仕事は、力強くナバホ独特の骨太なイメージも与えているようです。

多くのスタイルによく馴染み、フォーマルなスタイルにもフィットする作品。現代においても新鮮な印象を与え、卓越した技術を持った巨匠Leroy Thomas/レロイ・トーマスの作品という高い史料価値も持ったリングです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。全体にシルバーのクスミが見られ、制作上のムラは確認できますが、使用感は少なく大変良い状態を保っています。


※こちらの品物はすでに【SOLD】となっております。 大変申し訳ありませんが、ご購入いただけませんのでご注意ください。
【NAVAJO】ナバホの巨匠【Leroy/Turquoise Thomas】レロイ・トーマス(1946-)の作品で、ナバホジュエリー初期からみられるスタイルの一つであり、1960年代前後に【Johnny Mike Begay】ジョニー・マイク・ビゲイ(19??-1976)が完成させたとされている造形スタイルのビンテージリングです。

現代においては、【Tom Hawk】トム・ホークをはじめ、【Cody Sanderson】コディ・サンダーソンや【Francis Jones】フランシス・ジョーンズが同様のスタイルの作品を制作しており、『Tracks style』や『Railroad Tracks』、『Edge Plate』とも呼ばれています。それらのデザインソース/源流はナバホの古典期に近い時期まで遡ることが出来ますが、現在の完成された造形スタイルやディテールは、Johnny Mike Begayが作り上げたとされており、こちらのピースは同時期に【White Hogan】ホワイト ホーガンに在籍した後輩作家であるLeroy Thomasが受け継ぎ、さらに発展させた作品です。

非常に手間のかかるシルバーワークによって構成されており、Johnny Mike Begayのスプリットシャンクから派生した造形スタイルですが、こちらの作品はフロントの8枚のシルバープレートと、その間に構成された7枚の合計15枚ものシルバープレートを重ねてロウ付けし、そのサイド部分を美しい曲面に削り出すことで成形されており、これらの手の込んだシルバーワークによってフロント部分の迫力ある存在感とサイド~バックに向けての洗練されたシルエットを生み出しています。
1970年代後半~1980年代頃の作品と推測され、内側にはLeroy Thomasの『L』と『T』が一つに構成されたホールマーク(サイン)が刻まれています。White Hoganのショップマークなどは施されておらず、同ショップに在籍していた時期の作品かは不明ですがモダンナバホジュエリーを提案・展開していたWhite Hoganらしいエッジーでシンプルで完成された造形美を持ったリングです。


【Leroy Thomas】レロイ・トーマスは、1946年頃にアリゾナ州のユタ州境に近いビッターズプリング生まれ、いつ頃からシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたのか不明ですが、そのキャリアの多くはアリゾナ州スコッツデールにあったシルバーショップ【White Hogan】ホワイト ホーガンに在籍していたようです。『Turquoise Thomas』ターコイズ・トーマスの異名を持ち、日本ではあまり紹介されていませんが、アメリカ国内では有名作家の一人だと思います。
やはり、White Hoganの先人達から受け継いだスタイルの作品が代表的ですが、独自に生み出したオリジナリティーの強い作品も多く、共通してモダンでクリーンなシルバー/ゴールドワークが特徴的な作家です。残念ながら、現在はおそらくシルバーワークからは引退されていると思われます。


【White Hogan】ホワイト ホーガンは、1930年代後半に【Fred Wilson's】フレッド・ウィルソンズで働いていた【John Bonnell】がアリゾナ州フラッグスタッフで始めたインディアンクラフトショップで、創業当時から【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)と【Allen Kee】アレン・キー(1916-1972)の両名とはパートナーシップを持っていました。 1951年には、同州スコッツデールに移転し、有名ショップとなっていきます。 当時の二人が作り上げるジュエリーはシンプルでエレガント、ナバホの武骨で原始的な技術を継承していましたが、非常に新鮮で新しい価値観を持っており、なんと、1950年だけで66本ものアワード受賞リボンを獲得しています。 
そんなセンセーショナルな彼らの活躍によりWhite Hoganが批判の的になることもあったようですが、オーナーであるJohn Bonnellはインディアンシルバースミスをパートナーとして対等に接し、彼らの活躍の礎を築いたようです。
そしてKenneth BegayとAllen Keeは、当時日本に比べるとかなり発達していた書籍/メディアにも取り上げられ、全米で知名度のある作家となっていきます。
その後も二人の作り上げた世界観は、弟の【Johnny Mike Begay】、従兄にあたる【George Kee】・【Ivan Kee】、Allen Keeの甥【Anthony Kee】、さらにはこちらの作者であるLeroy Thomasや現代作家として今も活躍する【Edison Cummings】へと引き継がれてゆき、2006年に閉店するまで受け継がれていました。


こちらの作品もJohnny Mike Begay等White Hoganの先人達が完成させたデザイン/造形をベースにしていますが、それを独自に発展・昇華させた造形美を感じさせ、無機質な表情でありながら作者の技術や情念を宿すような迫力が伝わるピースです。
クリーンでエッジーな表情はエレガントでシックな印象ですが、シルバーを重ね合わせて削り出すという原始的な製作工程や手間暇のかかる手仕事は、力強くナバホ独特の骨太なイメージも与えているようです。

多くのスタイルによく馴染み、フォーマルなスタイルにもフィットする作品。現代においても新鮮な印象を与え、卓越した技術を持った巨匠Leroy Thomas/レロイ・トーマスの作品という高い史料価値も持ったリングです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。全体にシルバーのクスミが見られ、制作上のムラは確認できますが、使用感は少なく大変良い状態を保っています。


※こちらの品物はすでに【SOLD】となっております。 大変申し訳ありませんが、ご購入いただけませんのでご注意ください。
Size

日本規格 約 20~20.5号   円周 約 60.9㎜   us 10
正面幅 約 15.2㎜

Material

Silver