【ZUNI】ズ二のチップインレイ技法で作られたミッキーマウスモチーフの作品で、ポップでキャッチーなで表情が可愛い印象のビンテージリングです。
※こちらは、画像にある
『JNZ032989』ネックレスと同デザイン/造形のピースであり、元々2つセットで発見されたビンテージジュエリーです。販売は2作品セットではなく、それぞれ単体での販売になっております。
1970年代末~90年代頃に作られた作品と思われ、1980年代らしいポップさとハンドクラフトの味わいが同居しており、独特なリラックス感が印象的なミッキーモチーフの作品です。シャンクはフロントが割り開かれた『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な技術によりセンターに向かって幅とボリューム感を持たせた造形となっています。また、同スタイルの作品では比較的控えめなボリューム感のフェイスとなっています。
チップインレイ技法は、破砕タイルの様に細かいターコイズやシェルなどのチップ/欠片を樹脂と使ってシルバーにピッタリとはめ込む象嵌細工に属する技術です。 こちらの作品もすシルバーのベースにターコイズやスパイニーオイスターの欠片が施されており、複雑で奥行きのある表情を生み出しています。1960年代後半にナバホの作家に生み出された技術とされており、1970年代後半以降のズニの作品などで非常に多くみられるようになりました。比較的新しい技法の為、当店では多く扱っていませんが現在では伝統的な技術として定着しています。
こちらの様なアイコニックなキャラクターモチーフのジュエリーは【Carol Kee】(インレイを使う珍しいナバホ出身作家)や【Veronica Poblano】等が有名で、ズニの作家によって多くの作品が制作されましたが、ディズニーの指摘などにより、1970年代後半以降はあまり制作されなくなりました。
また、日本ではほとんど紹介されていないアイテムですが、アメリカではコレクターが多く、個体が少ない希少なピースです。
可愛いミッキーモチーフが、当時のファニーな感性とインディアンジュエリー特有の感覚によって、味わい深く遊び心あふれるアイテムに仕上げられています。 その味わいやアイコニックなルックスは、あくまでも大人向けのアイテムではないかと思われ、スタイルにアクセントと奥行きをもたらすことが出来るビンテージリング。
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◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆
コンディションも良好です。多少の使用感が見られ細かなキズなどはありますが、特に目立ったダメージは無く良い状態だと思います。