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JBO002103

Antique 【UITA21/Ganscraft】 Ribbed Wide Cuff Bracelet c.1940~

Antique 【UITA21/Ganscraft】 Ribbed Wide Cuff Bracelet c.1940~
169,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、裏面にある『UITA21』の刻印により当時サンタフェに在った【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Ganscraft】で制作された作品であることが判るピース。丁寧なシルバーワークによってバンディット/ボーダー(帯状)の紋様を刻んだ非常にシンプルで根源的な造形の美しさを持つアンティーク/ビンテージワイドバングルです。

SOUTHWEST ARTS&CRAFTS社で制作されたピースであることから、全てがハンドメイドで仕上げられた作品であり、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されていると思われます。ワイヤーが5連になったようなデザインですが、5本のワイヤーを重ねて造形されたのではなく、ファイルワークと云う削り出す技術、そしてスタンプワーク等のハンマーワークによって成形されています。重量感のある作品でハンドメイド独特のムラや荒い部分は見られますが、非常に丁寧に作られており手首へのフィット感やなめらかなシルバーの肌は上質で高い完成度を誇ります。

同様のバンデットスタイルのバングルは、1920年代以前から作られていたスタイルで、インディアンジュエリー作家として記録の残る最古の人物の一人であるホピ族の【Grant Jenkins】グラント・ジェンキンス(1909-1933)や【The Navajo Arts & Crafts Guild】通称ナバホギルドの作品、その代表を務めた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)による作品、さらに、【Indian Arts & Crafts Board】(U.S.NAVAJO 2)= 【C. G. Wallace Indian Trader】にも残されています。また、もう少し新しい年代のメキシカンシルバージュエリーでも同様のスタイルは見つけることができ、【TIFFANY & CO】ティファニーでも制作されたデザインです。
1940年代~1950年代のツーリストジュエリーにおいても前述の作品を模倣したと推測されるピースが散見され、おそらく【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズインディアントレーディングポストや【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストによって作られています。こちらの作品も、それらの【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるツーリストアイテムとして量産されたバングルのデザインソースになった作品の一つであると推測されます。
インディアンジュエリーに限らず、伝統的で長く受け継がれていたスタイルの為、その発祥は未確認ですが、1900年代以前のインディアンジュエリー初期には生まれていた造形/デザインと推測されます。 


『UITA』の刻印が表している【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は、1931年にC. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめとする75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーにより組織されました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。

当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるArrow NoveltyやMaisel's等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian StoreやこちらのJulius Gans Southwestern Arts and Craftsの作品等は多くの模倣品が作られています。

こちらの作品も1940年代~50年代前半に作られたピースで、内側のホールマーク【UITA21】の末尾に施された数字『21』から【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】/【Ganscraft】製であることを特定することができます。 UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、UITAに関する資料はそのほとんどが消失しており、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。また、SOUTHWEST ARTS&CRAFTSのUITA参加は1946年頃とされていますが明確ではありません。


【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】/【Ganscraft】(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。多い時には20名以上の職人を雇っていたようですので、その作家を特定することはできませんが、後の有名作家の手による作品の可能性を大いに持ったピースです。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。

SWACでは、現在フレッド・ハービースタイルと呼ばれるBELLやMaisel's等のメーカーとは異なり、一人の作家がすべての工程を担い、材料の加工から仕上げまでを行っていましたが、いち早くシルバーシート/ゲージ(銀板)材料の導入を行いました。そのため、政府(米国公正取引委員会)の介入を受けることになり、Maisel's等と同様に扱われることになってしまいます。そして、1930年代中ごろには国立公園内等での販売が出来なくなってしまいました。
そこで、復権のために導入されたのが『S』の刻印を持つ【Slug Silver】です。 Slug Silverは、それまでのインゴットに比べると小さなコインシルバーの塊で、大きく扱いにくいインゴットよりも効率がよく、制作しやすかったようです。前述の【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナもSWCA在籍時にはこの『S』の刻印を使用していたと証言しています。

現在、【Fred Harvey Style】は明確な定義がなく、Fred Harvey Companyもレストランやホテル等の観光施設経営でだけでなく、もともとはインディアンアートトレーダーとしての側面を持っていました。 そのため、こちらのSWACやSeligman's、GARDEN OF THE GODS TRADING POST等も旅行者に向けた「スーベニアビジネス」・「ツーリストジュエリー」と言う意味では量産化した工房のBELLやMaisel'sと同様です。
ただし、現代において多くのフレッド・ハービースタイルと呼ばれる作品の多くが、Arrow NoveltyやBELL、Maisel's、Silver Arrowの分業化や量産化を推し進めたメーカーのピースであることを踏まえると、こちらの様に全行程を一人の作家が担当し、ベンチメイドによりすべて手作業で仕上げられている作品はフレッド・ハービースタイルの作品群(マスプロ)とは一線を画しています。

また、もう一つのSWACの特徴としては半数以上の職人が在宅で仕事をし、定期的に作品を収めるスタイルをとっていたことです。そのため、SWACが供給する独特のコマーシャルスタンプ(量産化された鏨)も使用しながら、上質なターコイズや安定した質のコインシルバー(Slug Silver)も供給されたことで、それぞれがハイクオリティーで個性的な作品を残すことになったようです。
さらに、現代においてもチマヨ織物を用いたジャケット等で知名度を持つ【Ganscraft】ガンズクラフト社と同じカンパニーであり、パースと呼ばれるチマヨ織のポーチを最初に制作・販売した工房としても有名です。現代では日本の老舗アパレルである東洋エンタープライズ社が実名復刻をされておられます。


構築的な印象も受けるボーダーのパターンは、非常にシンプルでクリーンなデザインながら、古い技術を重視して作られており、ビンテージインディアンジュエリー独特の男っぽく骨太な印象を持った作品。 ワイドな幅のため存在感のある作品ですが、ミニマルで完成度の高いデザイン/造形はスタイルを問わず、長年にわたってご愛用いただけると思います。

また、明確な背景を確認することができる、インディアンジュエリーの歴史においても重要なピースの一つであり、高い完成度を含めハイエンドなアンティークジュエリーです。

練り上げられた工芸品としての美しさや悠然とした佇まいを持ち、コレクションとしても十分にその価値を感じることのできる作品だと思われます。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションはシルバーにクスミや細かなキズ等は見られますが、特に目立ったダメージなどは無く良好です。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、裏面にある『UITA21』の刻印により当時サンタフェに在った【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Ganscraft】で制作された作品であることが判るピース。丁寧なシルバーワークによってバンディット/ボーダー(帯状)の紋様を刻んだ非常にシンプルで根源的な造形の美しさを持つアンティーク/ビンテージワイドバングルです。

SOUTHWEST ARTS&CRAFTS社で制作されたピースであることから、全てがハンドメイドで仕上げられた作品であり、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されていると思われます。ワイヤーが5連になったようなデザインですが、5本のワイヤーを重ねて造形されたのではなく、ファイルワークと云う削り出す技術、そしてスタンプワーク等のハンマーワークによって成形されています。重量感のある作品でハンドメイド独特のムラや荒い部分は見られますが、非常に丁寧に作られており手首へのフィット感やなめらかなシルバーの肌は上質で高い完成度を誇ります。

同様のバンデットスタイルのバングルは、1920年代以前から作られていたスタイルで、インディアンジュエリー作家として記録の残る最古の人物の一人であるホピ族の【Grant Jenkins】グラント・ジェンキンス(1909-1933)や【The Navajo Arts & Crafts Guild】通称ナバホギルドの作品、その代表を務めた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)による作品、さらに、【Indian Arts & Crafts Board】(U.S.NAVAJO 2)= 【C. G. Wallace Indian Trader】にも残されています。また、もう少し新しい年代のメキシカンシルバージュエリーでも同様のスタイルは見つけることができ、【TIFFANY & CO】ティファニーでも制作されたデザインです。
1940年代~1950年代のツーリストジュエリーにおいても前述の作品を模倣したと推測されるピースが散見され、おそらく【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズインディアントレーディングポストや【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストによって作られています。こちらの作品も、それらの【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるツーリストアイテムとして量産されたバングルのデザインソースになった作品の一つであると推測されます。
インディアンジュエリーに限らず、伝統的で長く受け継がれていたスタイルの為、その発祥は未確認ですが、1900年代以前のインディアンジュエリー初期には生まれていた造形/デザインと推測されます。 


『UITA』の刻印が表している【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は、1931年にC. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめとする75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーにより組織されました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。

当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるArrow NoveltyやMaisel's等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian StoreやこちらのJulius Gans Southwestern Arts and Craftsの作品等は多くの模倣品が作られています。

こちらの作品も1940年代~50年代前半に作られたピースで、内側のホールマーク【UITA21】の末尾に施された数字『21』から【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】/【Ganscraft】製であることを特定することができます。 UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、UITAに関する資料はそのほとんどが消失しており、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。また、SOUTHWEST ARTS&CRAFTSのUITA参加は1946年頃とされていますが明確ではありません。


【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】/【Ganscraft】(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。多い時には20名以上の職人を雇っていたようですので、その作家を特定することはできませんが、後の有名作家の手による作品の可能性を大いに持ったピースです。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。

SWACでは、現在フレッド・ハービースタイルと呼ばれるBELLやMaisel's等のメーカーとは異なり、一人の作家がすべての工程を担い、材料の加工から仕上げまでを行っていましたが、いち早くシルバーシート/ゲージ(銀板)材料の導入を行いました。そのため、政府(米国公正取引委員会)の介入を受けることになり、Maisel's等と同様に扱われることになってしまいます。そして、1930年代中ごろには国立公園内等での販売が出来なくなってしまいました。
そこで、復権のために導入されたのが『S』の刻印を持つ【Slug Silver】です。 Slug Silverは、それまでのインゴットに比べると小さなコインシルバーの塊で、大きく扱いにくいインゴットよりも効率がよく、制作しやすかったようです。前述の【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナもSWCA在籍時にはこの『S』の刻印を使用していたと証言しています。

現在、【Fred Harvey Style】は明確な定義がなく、Fred Harvey Companyもレストランやホテル等の観光施設経営でだけでなく、もともとはインディアンアートトレーダーとしての側面を持っていました。 そのため、こちらのSWACやSeligman's、GARDEN OF THE GODS TRADING POST等も旅行者に向けた「スーベニアビジネス」・「ツーリストジュエリー」と言う意味では量産化した工房のBELLやMaisel'sと同様です。
ただし、現代において多くのフレッド・ハービースタイルと呼ばれる作品の多くが、Arrow NoveltyやBELL、Maisel's、Silver Arrowの分業化や量産化を推し進めたメーカーのピースであることを踏まえると、こちらの様に全行程を一人の作家が担当し、ベンチメイドによりすべて手作業で仕上げられている作品はフレッド・ハービースタイルの作品群(マスプロ)とは一線を画しています。

また、もう一つのSWACの特徴としては半数以上の職人が在宅で仕事をし、定期的に作品を収めるスタイルをとっていたことです。そのため、SWACが供給する独特のコマーシャルスタンプ(量産化された鏨)も使用しながら、上質なターコイズや安定した質のコインシルバー(Slug Silver)も供給されたことで、それぞれがハイクオリティーで個性的な作品を残すことになったようです。
さらに、現代においてもチマヨ織物を用いたジャケット等で知名度を持つ【Ganscraft】ガンズクラフト社と同じカンパニーであり、パースと呼ばれるチマヨ織のポーチを最初に制作・販売した工房としても有名です。現代では日本の老舗アパレルである東洋エンタープライズ社が実名復刻をされておられます。


構築的な印象も受けるボーダーのパターンは、非常にシンプルでクリーンなデザインながら、古い技術を重視して作られており、ビンテージインディアンジュエリー独特の男っぽく骨太な印象を持った作品。 ワイドな幅のため存在感のある作品ですが、ミニマルで完成度の高いデザイン/造形はスタイルを問わず、長年にわたってご愛用いただけると思います。

また、明確な背景を確認することができる、インディアンジュエリーの歴史においても重要なピースの一つであり、高い完成度を含めハイエンドなアンティークジュエリーです。

練り上げられた工芸品としての美しさや悠然とした佇まいを持ち、コレクションとしても十分にその価値を感じることのできる作品だと思われます。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションはシルバーにクスミや細かなキズ等は見られますが、特に目立ったダメージなどは無く良好です。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度。

内径最大幅 約61.8㎜    正面幅(高さ) 約34.3㎜
内周 約142㎜    開口部 約29㎜
Inside Measurement 5 9/16inch   opening 1 1/8inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Sterling Silver (probably Ingot Silver)
        約67.0g